au向けスマホ「Galaxy S7 edge SCV33」が発表! |
KDDIおよび沖縄セルラーは10日、今夏に発売するau向け「2016年夏モデル」としてサムスン電子製Android 6.0(開発コード名:Marshmallow)スマートフォン(スマホ)「Galaxy S7 edge SCV33」を発表しています。
発売時期は2016年5月19日(木)を予定し、明後日5月12日(木)より事前予約開始。価格(税込)は本体価格が98,280円(分割4,095円/月×24回)で新規契約および機種変更、他社から乗り換え(MNP)ともに毎月割が2,070円/×24回(総額49,680円)割り引かれて実質負担額は48,600円(分割2,025円/月×24回)となります。
合わせて、2016年5月12日(木)から5月18日(水)までの期間に予約して2016年6月30日(木)までに購入した場合にもれなく「Gear VR」をプレゼントするキャンペーン( http://au-s7edge.galaxy-cp.jp/ )を実施します。また、旗艦店「au SHINJUKU」および「au NAGOYA」、「au OSAKA」、「au FUKUOKA」、「au HAKATA」にて2016年5月11日(水)より先行展示し、これらの拠点ではGear VRを利用した360°映像も体験できるということです。
サムスン電子が今年2月に発表した新しいフラッグシップ「Galaxy S7」シリーズの上位モデルとして発表され約5.5インチWQHD(1440×2560ドット)Super AMOLEDディスプレイや64bit対応クアッドコアCPU、4GB LPDDR4内蔵メモリー(RAM)などを搭載したハイスペックモデルとなっています。
au向けでは機能的にはワンセグやフルセグ、おサイフケータイ(Felica)に対応しているほか、auの各サービスのアプリなどがプリインストールされ、外観ではグローバル版とは異なって「SAMSUNG」ロゴがなく、背面の中央は「Galaxy」ロゴ、背面下部に「au」ロゴと型番「SCV33」が記載されています。
また、3つの周波数帯をキャリアアグリゲーション(CA)で束ねる「3CC CA」対応し、LTE UE Category 9によって4G LTEとWiMAX 2+を束ねて下り最大370Mbpsおよび上り最大50Mbpsの高速データ通信が利用可能です。なお、下り最大370Mbpsは東京都渋谷駅周辺から順次提供予定。
Galaxy S7 edge SCV33は、Galaxy S6 edgeと同様に両左右湾曲有機ELディスプレイ「エッジスクリーン」を搭載し、Galaxy Sシリーズでは最大の約5.5インチの約534ppiと高精細な有機ELディスプレイを搭載したハイエンドスマホです。
また、背面も左右が湾曲しており、上または下から見るとラグビーボールのような形状になりました。カラーバリエーションは、ブラックオニキスおよびホワイトパール、ピンクゴールドの3色がラインナップされ、サイズは約151×73×7.7mm、質量は約158g。Galaxy S6 edgeとの主な比較は「Samsung、新フラッグシップスマホ「Galaxy S7」と「Galaxy S7 edge」の紹介動画を多数公開!既存モデル「Galaxy S6」シリーズとのカメラやスペックの比較も - S-MAX」を参照してください。
外観は通常のアルミ素材よりも約1.5倍の強度がある「アルミニウム 6013」を採用したメタルボディーとガラスによる高い質感となっており、新たに防水(IPX5およびIPX8準拠)および防塵(IP5X準拠)に対応し、microUSB端子および3.5mmイヤホンマイク端子はともにキャップレス防水になっています。また、背面にあるリアカメラ部分がGalaxy S6シリーズと比べて出っ張りが少なくなっています。
ディスプレイの下には、中央に指紋センサーを内蔵したホームキー、その左右にはタスクキーと戻るキーの静電タッチキーが搭載されているのもGalaxy S6シリーズと同様。画面はCorning製の強化ガラス「Gorilla Glass 4」を採用して傷が付きにくいだけでなく、割れにくくなっています。
また、新しくディスプレイをピクセル単位で光らせることで時計などを部分的に表示して常時点灯させてもバッテリー減りが非常に少ない「Always-On Display」機能に対応。これにより、1日100回以上画面を付けて時間を確認したりする場合には、Always-On Display対応機種のほうが1時間以上電池が持つとのことです。
さらに、画面の横側に表示される「エッジパネル」が2列になり、アプリやスケジュール、タスクなどを簡単に利用できるようになっているほか、新たにゲーム向けの機能を強化しており、ゲームのプレイ時にパフォーマンス制限や通知制限、バックボタンの一時無効化、プレイ動画の録画などの機能のほか、ゲーム向けの専用ランチャーやフローティングアイコンなどのUIを導入しています。
カメラは光学手ブレ補正(Smart OIS)対応でF1.7レンズの約1200万画素CMOSリアカメラ(4:3)およびF1.7レンズの約500万画素CMOSフロントカメラを搭載。従来よりもセンサーの1画素当たりのサイズを大きくすることによってGalaxy S6シリーズと比べて面積比で56%大きくなり、キヤノンに続いてデュアルピクセルを採用したことで位相差オートフォーカス(AF)にも対応し、コントラストオートAFとともにハイブリッドAFとなったため特に暗い場所での撮影に強くなっています。
チップセットは64bit対応のQualcomm製クアッドコアCPU「Snapdragon 820(MSM8996)」(2.15GHz×2コア+1.6GHz×2コア)を搭載し、性能がGalaxy S6シリーズと比べてCPUで約30%、GPUで約60%向上し、発熱を抑えるための水冷ヒートパイプも内蔵しているとのこと。新たに「Vulkan」という3D CG描写APIに対応。
内蔵ストレージは32GB(UFS 2.0)で、Galaxy S6シリーズでは省かれていたmicroSDカードスロットも復活し、XC規格に対応した最大200GBまで利用可能。バッテリー容量は3600mAhで、WPC(Qi)およびPMAといった規格と互換性のあるワイヤレス充電に対応。また、有線(Quick Charge 2.0)および無線(最大9W)ともに充電は急速充電に対応。なお、電池パックは取外不可。
その他の仕様は最大620Mbpsまでの2.4および5.xGHzデュアルバンド対応IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LAN(Wi-Fi)、Bluetooth 4.2、NFC Type A/B、MST(磁気テープ)、ANT+、microUSB 2.0、位置情報取得(GPSなど)、加速度センサー、環境光センサー、ジャイロスコープ、近接センサー、電子コンパス、気圧センサー、指紋センサー、磁気センサー、心拍センサー(HRM)など。
携帯電話ネットワークは4G(LTE方式)および3G(W-CDMA方式)、2G(GSM方式)に対応し、LTE UE Category 9によるCAによって下り最大370Mbpsおよび上り最大25Mbpsでデータ通信が利用可能。なお、370Mbpsは東京都渋谷駅周辺エリアから開始し、愛知県名古屋駅周辺、大阪府梅田駅周辺、山手線主要駅周辺などへ拡大予定で、駅構内などは利用できない場合があります。
対応周波数帯は、FDD-LTE方式の700MHz(Band 28)および800MHz(Band 18)、2GHz(Bank 1)、WiMAX 2+方式(TD-LTE互換方式)の2.5GHz(Band 41)に対応。この他、海外では3G(W-CDMA方式)や2G(GSM方式)もグローバルパスポートにて利用可能。SIMカードはnanoSIMカードサイズ(4FF)。
◯主な仕様
機種名 | Galaxy S7 edge SCV33 |
寸法(高さ×幅×厚さ:mm) | 約151×73×7.7 |
質量(g) | 約158 |
OS | Android 6.0 |
CPU (チップ名、クロック) | Snapdragon 820 MSM8996 64bit対応クアッドコア(2.2GHzデュアル+1.6GHzデュアル) |
内蔵メモリー (ROM/RAM) | 32GB/4GB |
外部メモリー (最大対応容量) | microSDXC(200GB) |
バッテリー容量 | 3600mAh |
連続待受時間(静止時[自動]) (4G LTE・WiMAX 2+:時間) | 約530 |
連続通話時間 (VoLTE:分) | 約1480 |
充電時間(分) | 約110 |
ディスプレイ (サイズ:インチ、解像度:ドット、 方式、発色数) | 約5.5インチ WQHD 1440×2560 Super AMOLED(有機EL) 1677万色 |
4G(LTE、受信時最大/送信時最大) | 370Mbps/25Mbps |
VoLTE | ○ |
4G対応周波数帯 (3.5GHz/2.5GHz/2GHz/ 1.5GHz/800MHz/700MHz) | ー/○/○/ー/○/○ |
外側カメラ機能 (撮像素子種類、有効画素数/記録画素数) | 裏面照射積層型CMOS 約1220万/約1220万 |
内側カメラ機能 (撮像素子種類、有効画素数/記録画素数) | 裏面照射型CMOS 約500万/約500万 |
防水/防塵 | ○/○(IPX5、8/IP6X) |
Bluetooth | ○(4.2) |
ワンセグ/フルセグ (◎は録画対応) | ◎/◎ |
ハイレゾオーディオ対応 | ○ |
LTE/Wi-Fi同時接続による 高速ダウンロード | ー |
LTE/Wi-Fi同時接続による スムーズな通信 | ー |
UIMカード | au Nano IC Card 04(VoLTE) |
色 | White Pearl Black Onyx Pink Gold |
製造メーカー | サムスン電子 |
※2 仕様は発表時点のもので、製品版は変更になる場合があります。
記事執筆:memn0ck
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