MWC 2016にて新スマホ「Blade V7」や「Blade V7 Lite」などが展示!

既報通り、ZTEがスペイン・バルセロナにて2016年2月22日(月)から25日(木)に開催された「Mobile World Congress 2016(MWC 2016)」に合わせて最新スマートフォン(スマホ)「Blade V7」および「Blade V7 Lite」、プロジェクター内蔵スマートデバイス「Spro Plus」を発表しました。

そこで今回は少し遅くなりましたが、MWC 2016でのZTEブースにて実際にBlade V7やBlade V7 Lite、Spro Plusの実機を試した模様を写真を交えて紹介したいと思います。

【Blade V7】

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Blade V7の前面。ディスプレイの下には静電式のホームキーなどナビゲーションボタンが搭載

Blade V7はZTEのミドルレンジからミドルハイレンジ向け「Blade」シリーズの最新モデルで、日本でも販売されている「Blade V6」の後継機種です。

約5.2インチフルHD(1080×1920ドット)IPS液晶を搭載し、画面占有率が約78.2%と狭額縁デザインで、最薄部は約3.5mmと薄くなっています。また、デザインは流行りのディスプレイの端が湾曲した2.5D強化ガラスとフルメタルボディーを採用し、高級感が増しています。

主な仕様は64bit対応MediaTek製1.3GHzオクタコアCPU「MT6753」や2GB内蔵メモリー(RAM)、16GB内蔵ストレージ、microSDXCカードスロット、2500mAhバッテリー、IEEE802.11b/g/n準拠の無線LAN(Wi-Fi)、Bluetooth 4.0、A-GPS、FMラジオ、microUSB 2.0端子(OTG対応)、加速度センサー、ジャイロセンサー、電子コンパス、近接センサーなど。

位相差オートフォーカス(PDAF)やデュアルLEDフラッシュライトに対応した約1300万画素リアカメラと約500万画素フロントカメラを搭載。その他、スマートインテリジェンスジェスチャーコントロール機能などに対応し、OSはAndroid 6.0(開発コード名:Marshmallow)を採用しています。

サイズは約146×72.5×7.5mm、カラーバリエーションはGoldおよびGrayの2色展開。デュアルSIM対応で、片方はmicroSDカードと共用。両方とも3G・4Gに対応しているものの、3G・4Gは同時には使えない仕様となっています。

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Blade V7の背面。メタルボディーを採用。Blade V7 Liteと異なり、指紋センサーは非搭載


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Blade V7の右側面。電源キーやmicroSDカード・SIMカードスロットが配置


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Blade V7の左側面。音量上下キーが配置


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Blade V7の上側面。3.5mmイヤホンマイク端子やサブマイクが配置


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Blade V7の下側面。microUSB端子やスピーカー、マイクが配置


【Blade V7 Lite】

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Blade V7 Liteの前面。ディスプレイの下にはホームキーなどの静電式ナビゲーションキーがあり、中央のホームキーは着信など用の通知LEDも兼ねている模様

一方、Blade V7 LiteはBlade V7の廉価版で背面に丸い指紋センサーが搭載され、約5インチHD(720×1280ドット)IPS液晶とサイズが小さくなっています。なお、指紋センサーは0.3秒で認証できるとしています。

画面サイズも含めてどちらかというと、Blade V6の後継機種はこちらのBlade V7 Liteと言っても良いかもしれません。また、Blade V7と同じくメタルフレームと2.5D強化ガラスでより高級感を演出し、強力なリアカメラとスマートインテリジェンスジェスチャーコントロール機能などに対応しているということです。

主な仕様は64bit対応MediaTek製1.0GHzオクタコアCPU「MT6735P」や2GB内蔵メモリー(RAM)、16GB内蔵ストレージ、microSDXCカードスロット、2500mAhバッテリー、約1300万画素リアカメラ、約800万画素フロントカメラ、IEEE802.11b/g/n準拠の無線LAN(Wi-Fi)、Bluetooth 4.0、A-GPS、FMラジオ、microUSB 2.0端子、加速度センサー、電子コンパス、近接センサーなど。

サイズは約143.8×70.2×7.9mm、質量は約135g、カラーバリエーションはSilverの1色展開。Blade V7と同様にデュアルSIM対応で、片方はmicroSDカードと共用、ともに3G・4Gに対応ながら3G・4Gは同時には使えません。OSはAndroid 6.0を採用。

すでに販売開始されており、海外のスマートフォンなどを販売するWebストア「EXPANSYS Japan」でも取り扱いが開始されていて13,785円とかなり低価格になっています。

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Blade V7 Liteの背面。リアカメラの下に指紋センサーが配置。ZTEでは日本でも販売されている「AXON mini」などでも同様に背面に指紋センサーを搭載


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Blade V7 Liteの右側面。電源キーやmicroSDカード・SIMカードスロットが配置


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Blade V7 Liteの上側面。3.5mmイヤホンマイク端子が配置


【Spro Plus】

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Spro Plusは8.4インチで分厚くでかい

Spro Plusは日本でも販売されているプロジェクター搭載スマートデバイス「Spro 2」(日本ではSoftBank向け「モバイルシアター 502ZT」として販売)の上位モデルで、プロジェクター機能に対応し、4G LTEやWi-Fiに対応した通信ができるAndroid搭載製品です。

スペック面では強化され、まず驚きなのが約8.4インチWQHD(1440×2560ドット)Super AMOLED(有機EL)ディスプレイというサイズがかなり大きくなりました。これにより、バッテリーも12100mAhという大容量を搭載。

さらに新たに外付けのUSBカメラが用意され、Skypeのようなアプリを用いて多人数のグループビデオ通話などに対応しています。これにより、プライベートでは離れた家族や友だちとワイワイと、ビジネスでも多人数ビデオ会議などが行なえ、プロジェクター機能だけでなく、よりさまざまな利用方法に活用できるようになりました。

また、音響面でも2つの2.4WステレオスピーカーとHARMANの超小型マイクを搭載し、高品質なJBLオーディオシステムに対応。5m以上離れた場所からでもきちんと声を検出し、グループビデオ会議を開催することも可能です。

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Spro Plusの前面


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記事執筆:S-MAX編集部
写真撮影:佐野 正弘


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