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輝くメタルボディーと妥協のないハイエンド性能が魅力のau向けスマホ「HTC 10 HTV32」を購入!さっそく開封してみた

auから6月10日に発売された「2016年夏モデル」の最新ハイスペックスマートフォン(スマホ)「HTC 10 HTV32」(HTC製)。前機種で昨夏モデルの「HTC J butterfly HTV31」とはうって変わり、日本市場向けのおサイフケータイ(Felica)やテレビ(ワンセグ・フルセグ)などの機能にあえて対応せず、グローバル向けのフラッグシップモデル「HTC 10」をそのままにした製品となっています。

こういった方向性がiPhone以外でも日本で受け入れられるのかという問題に加えて、グローバル向けのHTC 10にはない限定カラー「カメリアレッド」がラインアップされており、赤色製品が大好物な筆者も大興奮な今夏スマホの中でもかなり尖った製品かと思われます。

そういったこともあり、さっそく当然のようにHTC 10 HTV32のカメリアレッドを自腹購入したので、恒例行事でもある"開封の儀"を実施しました。今回は製品版の個装箱と、HTCが"お買い得"と自信を見せる同梱物について写真を交えて紹介したいと思います。

◯まずは個装箱を確認する
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HTV 10 HTV32の個装箱正面(写真=左)と背面(写真=右)

すでに示したように購入のポイントはずばり"赤"がラインナップされていたからです。とはいえ、赤系ならなんでもいいわけでもなく、HTC 10 HTV32のカメリアレッドはまさに筆者が望んでいる色味でした。

また元からHTC J butterfly HTV31も購入しているなど、HTCは比較的好きなメーカーだったこともあり、発表されたときから購入を決めていました。

一方で、最近ではどうやって(どこで)購入するかも悩みどころです。当初は一括払いで購入することでポイントが付くヨドバシカメラを予定していましたが、筆者宅の近くの店舗で複数のコンテンツ(20個)を翌月までは契約継続することを条件に大幅な20,800円の割引を受けて購入しています。

店舗で購入して持ち帰り、すぐに開封したいところでしたが、仕事もあったので持ち越していました。日曜夜にようやく時間が取れたので開封し、そのままこの記事を書いています。HTC 10 HTV32の詳細な製品情報は以下の記事で確認してください。

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さて、まずはHTV 10 HTV32のパッケージ(個装箱)を見ていきましょう。パッケージの前面はエンボス加工の細かい水玉模様が特徴です。これは前機種のHTC J butterfly HTV31を購入した人なら気付くかもしれませんが、箱の大きさや形状が同じになっています。

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HTV 10 HTV32のパッケージ(左側)とHTV31のパッケージ(右側)

パッケージの左側面には対応するSIMカード(au ICカード)のサイズ(nanoSIMカードサイズ)が表記されているほか、端末識別番号(IMEI)やバーコードなどの印刷されたシールが貼られています。他に底面にもバーコードが印刷されています。なお、右側面や天面には特に何もなかったので省略します。

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パッケージ左側面(写真=左)と底面(写真=右)



◯開封して中身を見てみよう!
それでは、続いて箱を開いて中身を確認してみましょう。

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まずは内箱から箱をずらして内箱を取り出し


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内箱のふたを開くと本体登場

フタを開くとHTV 10 HTV32の本体が登場。ここまでは他の製品と比べてもほとんど同じではないかと思われます。HTV 10 HTV32を箱から取り出すと、その下に「htc」のロゴの入った金属製のものがありましたが、こちらはSIMカードスロット開放用ピン(いわゆる「SIMピン」)でした。

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デザイン性が高くカッコイイSIMカードスロット開放用ピン

またSIMピンのはめられていた箱にはマニュアル類が入っていました。

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保証書などもこちらに入っていました

保証書の入っていた箱を取り出してさらに中底を外すと、残りの同梱物が姿を現します。

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パッケージの一番下の中底を外したところ

残りの同梱物としては順番にUSB AC充電器、充電および通信用USB Type-Cケーブル、ハイレゾ音源対応イヤホンおよびイヤホンのサイズ違いのイヤーピースが入っていました。

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Quick Charge 3.0対応のUSB AC充電器(写真=左)とUSB Type-Cケーブル


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ハイレゾイヤホン(写真=左)とその交換用イヤーピース(写真=右)


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パッケージ内の内容物をすべて並べたところ

HTV 10 HTV32の同梱品の注目としては、やはり国内向けスマホとして初めてハイレゾイヤホン(ヘッドセット機能付き)と急速充電規格「Quick Charge 3.0」に対応したUSB AC充電器が付属しているところになるかと思います。

特にハイレゾイヤホンはヘッドセット機能のついたものの場合、数千円(性能によってバラつきはあるものの、定価の場合はおよそ5千円以上)するものであり、HTV 10 HTV32を購入したユーザーは追加の費用を出す必要がなく高音質な視聴環境を手にすることができます。

また、付属の充電器はQuick Charge 3.0対応で、残量0の状態からでも30分で約半分ほどのチャージが可能で、対応充電器もまだ種類が少なく、価格も多少するのでありがたいところ。

このQuick Charge 3.0対応スマホとしても国内向けでは第1号となり、おサイフケータイなどの特定の人しか使わない機能に対して万人が気にする電池持ちに対してHTV 10 HTV32の使い勝手をさらに向上させてくれる機能となっています。

なお、グローバルモデルではサムスン電子製「Galaxy S7 edge」もQuick Charge 3.0に対応しているモデルが存在しますが、日本国内向けのNTTドコモやauから販売されているGalaxy S7 edgeはQuick Charge 2.0までの対応です。

といったわけで、HTV 10 HTV32の開封レポートを紹介してきましたが、最近ではスマホやタブレットなどを買うというのは(特に大手携帯電話会社が販売する製品)安い買い物ではなく、全額一括購入というのはなかなか難しいとは思います。

しかし、一括で購入できてしまえば、利用料金からの割引(auの場合は「毎月割」)が適用され、月額の維持費を抑えることが可能です。もちろん、分割購入でも毎月割は適用されますが、購入時に一括で買ってしまったほうが店舗によっては割引やポイントカードでの還元が得られるのでトータルで考えると無視のできない金額で得になります。

また、携帯電話の専門店によっては今回のように有料コンテンツを契約する代わりに一括の本体価格を割引してくれる店舗も多くはありませんが、存在します(おおむね1つにつき1,000円引き)。

解除の手間はかかるので誰にでもオススメできる方法ではありませんが、少しでも購入価格を抑えて買うことができるので、携帯電話専門店での購入を考えようという人は参考にしてみてください。

店舗によってはもっと割引のあるケースもあると思いますが、今回は近場で今後も購入したりすることも考えて決めました。総務省の施策などで大きなキャッシュバックなどの割引が減ってきている昨今、なかなかすごくお得に購入するのは難しくはなってきていますが、店舗で買うのも悪くないと思っています。

ただし、安いお店を探したりというのも時間がかかりますし、有料コンテンツを解除するのも面倒ではあるので、そういった手間を惜しむならサクサクっと公式Webストア「au Online Shop」で購入したほうが良いという人もいるでしょう。自分のスタイルに合った買い方を是非しましょう!

今回は、必要な物は高性能なものがひと通り揃っているといった印象を受けたHTV 10 HTV32のパッケージや同梱物を紹介しました。次回は内蔵アプリや気になる機能などを紹介していきます。



記事執筆:河童丸


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