![]() |
HTCが東京ゲームショウに初出展!VR HMD「HTC Vive」で新機軸へ |
HTC NIPPONは12日、都内にて「東京ゲームショウ出展に関する事前記者説明会」を開催し、HTCがスマートフォン(スマホ)に加えた新しい軸として展開するVR HMD(バーチャルリアリティー・ヘッドマウントディスプレイ)「HTC Vive」の試遊できるブースを「東京ゲームショウ2016」に出展すると発表しました。
これは千葉・幕張メッセにて2016年9月15日(木)から18日(日)まで開催される東京ゲームショウ2016(一般公開は17・18日のみ)に初出展することを記念して行われたもの。
HTC本社から北アジア統括代表取締役のJack Tong(ジャック・トン)氏のスピーチをはじめ、日本AMDや講談社、KDDI、ドスパラ、スクエア・エニックス、グリーなどパートナー企業の祝辞が披露されました。今回はHTC NIPPONが東京ゲームショウ2016でどうった展示を行うのか紹介します。
今回の試遊ブースではスクエア・エニックス(以下、スクエニ)のVive用ゲーム「乖離性ミリオンアーサー」やKDDIが提供する国内通信事業者初となる複数人数参加型VRマルチコミュニケーション「Linked-door lovers Space Channel 5」が体験できる予定となっています。
乖離性ミリオンアーサーは、スクエニのオンラインカードバトルのソーシャルゲーム。100万人のアーサー王と100万本のエクスカリバーが存在するブリテンを舞台に、プレイヤーがアーサー王の一人となって戦うファンタジーRPGで、スマホでのサービス開始以降、その他のプラットフォームにも提供されています。
兄弟作の「拡散性ミリオンアーサー」の続編的立ち位置で、ブリテンから遠く離れた訓練城ヘヴリティーズを舞台に、隣国コナハトやアルスター、そして、ブリテンより来訪したアーサー一行との戦いを描いています。
ジャック・トン氏は「Viveのエコシステムはかなり進化した。私も驚いている。そして今回、東京ゲームショウに初出展できることを嬉しく思っている。私たちはパートナーの協力を受けて総合的なVRサービスを提供できる。素晴らしい東京ゲームショウになることを願っている」と豊富を語りました。
今回の出展でメインとなる「乖離性ミリオンアーサー」は、全国のVive体験ブースでも体験版を試遊する予定です。
さらにHTCとMSIは、最新PCとのバンドルセールを行うことも発表しました。MSI製のゲーミングノートパソコン(PC)とのバンドルで、IntelおよびMSI、AMD、そして、NVDIAの最新のPCと最新のプロセッサー、グラフィックボードのPCを利用してViveを体験できます。バンドル対象製品と販売予定は以下のとおりです。
●バンドル対象製品
・MSI GS63VR 6RF-004JP(オープン価格)10月上旬販売予定
・MSI GS63VR 6RF-003JP(オープン価格)10月上旬販売予定
・MSI GE62VR 6RF-006JP(オープン価格)10月上旬販売予定
・MSI GE62VR 6RF-002JP(オープン価格)10月上旬販売予定
●販売予定店舗(9月12日現在)
・ビックカメラ池袋本店パソコン館
・ビックカメラ秋葉原本館
・ビッグカメラ新宿西口店
・ビッグカメラ有楽町店
・ビッグカメラ川崎店
・ビッグカメラ広島駅店
・ビッグカメラ春日井店
・ビッグカメラ松山店
・ビッグカメラ小倉店
・パソコンSHOPアーク(東京)
・PCワンズ(大阪)
※Tukumoなどでも販売を検討中
東京ゲームショウ2016はビジネスデイが9月15・16日、一般公開が9月17・18日となっており、HTC以外にも多くのゲーム関連会社が出展します。
まだ発売・提供開始されていないゲームや展示会でしか体験できないイベントなどもありますので、是非足を運んでみてはいかがでしょうか。
なお、一般公開は一般(中学生以上)の当日券が1,200円、前売り券が1,000円、子ども(小学生以下)は無料。前売り券は9月16日(金)まで販売されています。
記事執筆:甲斐 寿憲(かい ひさのり)
■関連リンク
・エスマックス(S-MAX)
・エスマックス(S-MAX) smaxjp on Twitter
・S-MAX - Facebookページ
・東京ゲームショウ 関連記事一覧 - S-MAX