着せ替えファッションショーも行われたロボホンを紹介! |
今年も2016年10月4日(火)から7日(金)まで千葉県・幕張メッセでIoT(Internet of Things)の総合展示会「CEATEC JAPAN 2016」が開催された。
今年のCEATEC JAPANは、IoTを中心としたデバイスやパーツ、素材などの展示が展示され、タカラトミーなど玩具メーカーの出展もあり、これまでとは変わった一面も垣間見ることができた。
当ブログメディアでは、既にシャープブースの最新のディスプレイ装置などを中心にレポートを行っているが、今回は法人向け活用のデモンストレーションも行われていたモバイル型ロボット電話「RoBoHoN(ロボホン)」の展示を写真と動画で紹介していく。
ロボホンの展示コーナーには、新機能の会話や輪唱機能のデモンストレーションステージが行われていたほか、耳と前掛け部分の着せ替えパーツ「ロボホンウェア」の展示も。このロボホンウェアに関しても、デモンストレーションステージが行われていた。
「RoBoHoN 着せ替えコレクション 2016」と題したステージでは、ロボホンウェアを身につけたロボホンが中央から登場し、ウォーキングからのポージングなど見事なステージこなす。
ステージ集結したロボホンは撮影タイムなども自ら仕切っていた
爽やかな花柄のロボホンウェアを身にまとったロボホンの奥には、三越柄のロボホンウェアでアーティスティックに。
手前のメカ風デザインのロボホンウェアは、今回のために用意されたモデルであるのか、初めて見るタイプ。その奥にはゼブラ柄と伊勢丹柄のロボホン。
ロボホン着せ替えコレクションを動画で紹介
動画リンク:https://youtu.be/GchtEqEBBfM
こうしたロボホンの可愛さを訴求した展示のほかに、法人向けの「お仕事パック」の一例を紹介していた。写真はロボホンがテーブルでお相手してくれる「ロボホンカフェ」。
ロボホンがオススメのメニューや注文、お会計の案内などを行う。ロボホンが、店員が席まで来るまでの待ち時間を会話で繋いでくれるというところが面白い。受けた注文をメールで送信することができるため、受注システム作りがシンプルで良さそうだ。
ロボホンの得意とする会話とプロジェクターによる映像を使った観光案内のデモンストレーションでは、日本語だけではなく英語、中国でコミュニケーションができるロボホンの展示があった。英語を話すロボホンは海外メディアの取材で多忙なようすだ。
中国語でコミュニケーションができるロボホンは思ったよりも声のトーンが低かったのが印象的。こちらは動画の方で確認してみて欲しい。
ロボホンお仕事パックを動画で紹介
動画リンク:https://youtu.be/1p6slmbvdaE
ロボホンとBluetooth接続された血圧計によるデモンストレーションでは、測った血圧をサーバーに送って医師による健康管理や、遠隔地から家族の見守りに役立つことを紹介。
血圧の測定には多少時間が掛かるのだが、その間にロボホンが血圧や健康管理についておしゃべりをしてくれる。これによって間が寂しくなるひとりでの計測も、ロボホンが居ることで続けてできるようにすることが狙いだ。
動いたり会話したり、様々な機器との連携ができるロボホンとは対照的に、トヨタ自動車ブースにはコミュニケーションだけに特化したロボット「KIROBO mini」が展示されていた。
前述の通り、KIROBO miniはセンサーによる平衡感覚をもった自立など、ロボットとしての機能を省いたことで、価格を抑えることでき39,800円(税別)で購入可能だ。スマートフォンを介してサーバーと通信するIoT機器なので、機能としては最小限にとどめてあるがサーバーに蓄積された経験で、どんどん進化していくところがポイントとなる。なお、コミュニケーションを行うためには月額300円の利用料が必要とのことだった。
記事執筆:mi2_303
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