AlcatelのSIMフリースマホ「IDOL 4」と「SHINE LITE」が日本で11月下旬以降に順次発売! |
TCLコミュニケーションは12日、都内にて新製品発表会を開催し、"フランス発"としてモバイル製品を展開している「Alcatel」ブランドにおいてSIMフリーのスマートフォン(スマホ)「IDOL 4」および「SHINE LITE」を日本にて発売すると発表しています。
発売時期および価格は、IDOL 4が2016年11月下旬予定および34,800円(税別)、SHINE LITEが2016年12月予定および21,800円(税別)。公式Webストアのほか、家電量販店や仮想移動体通信事業者(MVNO)の各社から販売予定。
【IDOL 4】
IDOL 4にはVRゴーグルが付属
IDOL 4の側面
フレームの色は2色あり、左がゴールド、右がメタリックシルバー
IDOL 4は今年2月にスペイン・バルセロナで開催された通信関連展示会「Mobile World Congress 2016」にて発表されたAlcatelの最新フラッグシップモデルで、日本でも昨年発売された「ALCATEL ONETOUCH IDOL 3」の後継機種です。
なお、TCL CommunicationではIDOL 4の発表と同時にそれまで使っていた「ALCATEL ONETOUCH」ブランドを刷新し、新たにONETOUCHを取った「Alcatel」ブランドに変更されています(ロゴでは小文字の「alcatel」)。
IDOL 4はIDOL 3に引き続いて上下を逆さまにしても使えるリバーシブルデザインを採用し、すでに海外モデルについては「MWC 2016:TCL、新スマホ「IDOL 4」シリーズや「POP 4」シリーズ、タブレット「PLUS 10」を展示!ブランド名は新たに「ALCATEL」と短くシンプルに【レポート】 - S-MAX」にて紹介していました。
新たにディスプレイサイズが約5.5インチから少し小さくなった10点マルチタッチ対応約5.2インチフルHD(1080×1920ドット)IPS LTPS液晶(最大16万色表示)を採用してより持ちやすくなっています。サイズは約147×72.5×7.1mm、質量は約135g、フレーム色はゴールドおよびメタリックシルバーの2色が販売。
また特長としては側面に搭載された「Boom Key」と呼ばれる各種機能を利用できるショートカットキーを搭載した点。また、パッケージがVRゴーグルとなっており、購入後そのままVRヘッドセットとして使えます。OSにはAndroid 6.0(開発コード名:Marshmallow)を採用。
リバーシブルデザインは健在
側面に新たに搭載されたBoom Key
左側面には音量上下キーやSIMカードおよびmicroSDカードのスロット、右側面には電源キー、上側面に3.5mmイヤホンマイク端子と集音など用のサブマイク、下側面にはmicroUSB端子と通話など用のメインマイクが配置されています。
カメラ機能は、超高速0.1秒以下のオートフォーカス(PDAF)や 動画撮影手ブレ補正(EIS)、インスタントショット(0.6秒)に対応した約1300万画素リアカメラ(デュアルトーンLEDフラッシュ)。また、フロントカメラはLEDフラッシュや広角84°レンズに対応した約800万画素。
主な仕様はQualcomm製64bit対応オクタコアCPU「MSM8952(Snapdragon 617)」(1.7GHz×4コア+1.2GHz×4コア)、3GB内蔵メモリー(RAM)、16GB内臓ストレージ、microSDXCカード(最大512GB)、2.4および5.xGHzデュアルバンド対応でIEEE802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LAN(Wi-Fi)、Bluetooth 4.2、NFC、A-GPS、加速度センサー、FMラジオ、デュアルマイク、ステレオデュアルスピーカー(3.6W×2)、microUSB 2.0(OTG対応)、2610mAhバッテリー(取外不可)など。
対応携帯電話ネットワークは、4G(FDD-LTE方式)がBand 1および3、7、18、19、20、3G(W-CDMA方式)がBand 1および2、5、6、8、19、2G(GSM方式)が850および900、1800、1900MHz。
日本向けにau VoLTEにも対応し、NTTドコモやソフトバンク、それらのMVNOだけでなく、auやau系のMVNOでも利用可能となっています。LTE UE Category 6による下り最大150Mbpsおよび上り最大50Mbpsに対応。SIMカードはnanoSIMカード(4FF)サイズでデュアルSIMながら片方は2G専用かつmicroSDカードと共用となっています。
VRゴーグルや付属品
【SHINE LITE】
SHINE LITEは今年10月にドイツ・ベルリンで開催された総合家電展示会「IFA 2016」にて発表されたAlcatelブランドの新しいスマホシリーズで、低価格ながら前面および背面の2.5D強化ガラスと金属素材によるフレームによる質感の高いプレミアムデザインとなっています。
こちらも海外モデルについては「IFA 2016:TCL、Alcatelブランドの新スマホ「SHINE LITE」や「POP 4」の6・7・10インチモデルなどを展示!ざっくりと写真で紹介【レポート】 - S-MAX」にて紹介していましたが、約5.0インチHD(720×1280ドット)IPS液晶を搭載し、IDOL 4よりもさらに小型で持ちやすいシンプルなデザインを採用しています。
2.5D強化ガラスの多くはCorning製「Gorilla Glass」シリーズですが、SHINE LITEでは旭硝子製「Dragontrail」となっており、マルチタッチは5点まで対応したフルラミネーションディスプレイを搭載。表面にはディスプレイの下に左からアプリ履歴ボタンおよびホームボタン、戻るボタンの静電式タッチキーが配置し、ディスプレイの上には約500万画素フロントカメラやLEDフラッシュ、各種センサーなどが搭載されています。
サイズは約141.5×71.2×7.45mm、質量は約156g。カラーバリエーションはピュア・ホワイト、サテン・ゴールド、プライム・ブラックの3色展開。背面には約1300万画素リアカメラやデュアルトーンフラッシュ、指紋センサーを搭載。バッテリーは2460mAhで取外不可。指紋センサーの下には「alcatel」ロゴ、背面下部には「SHINE」ロゴがあります。
主な仕様は、MediaTek製1.3GHzクアッドコアCPU「MT6737」および2GB内蔵メモリー(RAM)、16GB内蔵ストレージ、microSDカードスロット、IEEE802.11b/g/n準拠の無線LAN(Wi-Fi)、Bluetooth 4.2、microUSB 2.0端子、FMラジオ、A-GPS、加速度センサー、光センサー、近接センサー、P/Lセンサーなど。OSはAndroid 6.0(開発コード名:Marshmallow)を採用。
携帯電話ネットワークは4G(FDD-LTE方式)および3G(W-CDMA方式)、2G(GSM方式)に対応し、LTE UE Categor 4による下り最大150Mbpsおよび上り最大50Mbpsに対応。対応周波数帯はFDD-LTE方式のBand 1および3、7、19、26、W-CDMA方式のBand 1および5、6、8、19、GSM方式の850および900、1800、1900MHzに対応。IDOL 4と同様に日本向けにau VoLTEにも対応。SIMカードはnanoSIMカード(4FF)サイズでデュアルSIMながら片方は2G専用かつmicroSDカードと共用となっています。
記事執筆:memn0ck
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