au向けスマホ「Xperia XZ SOV34」が発表! |
KDDIおよび沖縄セルラーは18日、au向け「2016年冬モデル」としてソニーブランドの最新フラッグシップスマートフォン(スマホ)「Xperia XZ SOV34」(ソニーモバイルコミュニケーションズ製)を発表しています。発売時期は2016年11月上旬以降を予定。
また、旗艦店「au SHINJUKU」および「auみなとみらい」、「au SAPPORO」、「au NAGOYA」、「au OSAKA」、「au FUKUOKA」、「au HAKATA」にて2016年10月19日(水)より、全国のauショップにて順次先行展示し、さらに「au × Xperia オーナーズパーティー Vol.4」を2016年11月以降順次実施するとお知らせしています。
今年9月にドイツ・ベルリンで開催された家電展示会「IFA 2016」にて発表された「Xperia XZ」はすでに日本でも発売することが明らかにされていました。そして、先日10月12日にまずはSoftBank向け「Xperia XZ(型番:601SO)」が発売されることが発表されていましたが、新たにauからも発売されます。
au向けでは機能的にはワンセグやフルセグ、おサイフケータイ(Felica)に対応しているほか、auの各サービスのアプリなどがプリインストールされ、外観では背面の中央はグローバル版と同様に「XPERIA」ロゴですが、下部に「au」ロゴと型番「SOV34」が記載されています。
通信面ではSoftBankが256QAMなどに対応していましたが、Xperia XZ SOV34では夏モデル「Xperia X Performance SOV33」と同じ3CC CAによる下り最大370Mbpsおよび上り最大25Mbpsとなっています。
発売に併せて、2016年10月19日から発売日前日までの期間にXperia XZ SOV34を予約して2016年11月30日までに購入した場合にもれなく「au WALLETプリペイドカード」へ3,240円キャッシュバック(チャージ)するキャンペーンを実施します。
Xperia XZは、ソニーブランドの最新フラッグシップスマホで、今夏に発売された「Xperia X Performance」は5インチサイズでしたが、従来までの昨年10月に発売したフラッグシップモデル「Xperia Z5」と同じ5.2インチサイズになっています。
そのため、Xperia Z5の後継機種と言って良いでしょう。ソニーモバイルでもXperia X PerfomanceがXperia Xのプレミアムモデルであるのに対し、今回のXperia XZが真のXperia Zシリーズを継承するフラッグシップモデルだとしています。
ディスプレイは約5.2インチフルHD(1080×1920ドット)IPS液晶「トリルミナスディスプレイ for mobile」を搭載。防水(IPX5およびIPX8準拠)や防塵(IP6X準拠)に対応し、キー配置は右側面に指紋センサーを内蔵した電源キーや音量上下キー、カメラ/シャッターキーを搭載するなどと同じですが、本体下部にある充電・データ通信端子がUSB Type-C規格に変更されました。
新たに外装に神戸製鋼のアルミニウム純度・輝度が高い金属素材「アルカレイド」を採用し、デザインはXperia Xシリーズから採用しているつぎ目のない「Unified Design」を継承しつつ、持ったときのフィット感をより強くするために側面に丸みを持たせて断面が上下左右対称のループのように見える「Loop Surface」デザインを導入しています。
ただし、Xperia X Performanceの日本向け製品にあったような背面下部のアンテナラインが存在します。またディスプレイを覆うのは、Xperia X Performanceと同様に端が湾曲した2.5Dガラス「Gorilla Glass」(Corning製)を採用。本体色はフォレストブルーおよびミネラルブラック、プラチナ、ディープピンクの4色展開。サイズは約146×72×8.1mm、質量は約161g。
バッテリーは容量が2900mAhで、Qnovo Adaptive Chargingやスタミナモード、急速充電に対応。さらに新しく利用者の日常の充電サイクルを学習し、充電完了までの時間を調整する「Battery Care」にも対応。充電時のバッテリーへの負荷を減らし、Qnovo Adaptive Chargingとともに電池パックを長寿命化します。
連続通話時間および連続待受時間は、VoLTEで約1630分および4G LTE・WiMAX 2+網で約660時間、GSM網で約760分および745時間。電池持ち時間は約90時間、連続視聴時間はフルセグで約7.8時間、ワンセグで約9.3時間。
カメラはXperia X Performanceと同様にF2.0で24mmワイド撮影に対応したGレンズと1/2.3型の約2300万画素積層型CMOS「Exmor RS for mobile」のリアカメラおよびF2.0で22mmワイド撮影に対応したレンズと1/3.06型の約1300万画素積層型CMOS「Exmor RS for mobile」のフロントカメラを搭載。
新たに色を識別するための「RGBC-IRセンサー」を搭載し、光源環境を正確に測定することよって撮影した写真の色再現性を高めています。また、動画撮影の手ぶれ補正も従来までの3軸からスマホでははじめて5軸に向上しています。
オートフォーカス(AF)はコントラストと位相差を合わせたハイブリッドAFで、さらに高速になるように機能を刷新し、レーザーオートフォーカスとなりました。Xperia X Performanceとは異なって4K動画撮影に対応。またXperia X Performanceで省かれていた4K動画撮影にも対応。
その他の仕様は64bit対応Qualcomm製クアッドコアCPU「Snapdragon 820(MSM8996)」(2.2GHz×2コア+1.6GHz×2コア)や3GB LPDDR4内蔵メモリー(RAM)、32GB内蔵ストレージ、microSDXCカードスロット(最大256GBまで)、無線LAN(Wi-Fi)、Bluetooth 4.2、NFC Type A/B/F、位置情報取得(A-GPS・GLONASS)、VoLTE、緊急速報メール、Miracast、Google Cast、DLNA、ハイレゾ音源対応、DSEE HX、LDAC、Clear Audio+、S-Force Front Surround、ステレオ録音、デジタルノイズキャンセリング、PS4リモートプレイなどに対応。OSはAndroid 6.0.1(開発コード名:Marshmallow)を採用。
この他、au公式アクセサリー「au +1 collection」から耳に装着して自然な音声でコミュニケーションをサポートするスマートプロダクト「Xperia Ear XEA10」などが発売されます。
◯主な仕様
機種名 | Xperia XZ SOV34 |
寸法(高さ×幅×厚さ:mm) | 約146×72×8.1 |
質量(g) | 約161 |
OS | Android 6.0 |
CPU (チップ名、クロック) | Snapdragon 820 MSM8996 64bit対応クアッドコア(2.2GHzデュアル+1.6GHzデュアル) |
内蔵メモリー(RAM) | 3GB |
内蔵ストレージ | 32GB |
外部ストレージ (最大対応容量) | microSDXC(256GB) |
バッテリー容量 | 2900mAh |
連続待受時間(静止時[自動]) (4G LTE・WiMAX 2+:時間) | 約660 |
連続通話時間 (VoLTE:分) | 約1630 |
電池持ち時間(時間) | 約90 |
充電時間(分) | 約160 |
ディスプレイ (サイズ:インチ、解像度:ドット、 方式、発色数) | 約5.2インチ フルHD 1080×1920 TFT液晶 トリルミナス ディスプレイ for mobile 1677万色 |
4G(LTE、受信時最大/送信時最大) | 370Mbps/25Mbps |
VoLTE | ○ |
4G対応周波数帯 (3.5GHz/2.5GHz/2GHz/ 1.5GHz/800MHz/700MHz) | ー/○/○/ー/○/○ |
外側カメラ機能 (撮像素子種類、有効画素数/記録画素数) | 裏面照射積層型CMOS 約2300万/約2290万 |
内側カメラ機能 (撮像素子種類、有効画素数/記録画素数) | 裏面照射型CMOS 約1320万/約1310万 |
防水/防塵 | ○/○(IPX5、8/IP6X) |
Bluetooth | ○(4.2) |
ワンセグ/フルセグ (◎は録画対応) | ◎/◎ |
ハイレゾオーディオ対応 | ○ |
LTE/Wi-Fi同時接続による 高速ダウンロード | ー |
LTE/Wi-Fi同時接続による スムーズな通信 | ー |
UIMカード | au Nano IC Card 04(VoLTE) |
色 | ミネラルブラック プラチナ フォレストブルー ディープピンク |
製造メーカー | ソニーモバイル コミュニケーションズ |
※2 仕様は発表時点のもので、製品版は変更になる場合があります。
記事執筆:memn0ck
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