レノボが初のTango対応スマホ「PHAB2 Pro」を12月2日を発売! |
レノボ・ジャパンは2日、Googleが開発を進める奥行きを含めた3Dセンシング(測定)できるカメラを搭載することで3Dマッピングが可能な「Project Tango」に対応する世界初のスマートフォン(スマホ)「PHAB2 Pro」を2016年12月2日(金)に発売すると発表しています。
SIMフリーで、価格はオープンながら直販販売価格が49,800円(税抜)。今年9月に日本で発売することが発表されたときには、11月下旬に予約販売開始予定とされていましたが、若干遅れた12月2日に正式に決定しました。
PHAB2 Proは、Google ATAPのプロジェクトであるProject Tangoに対応した世界初のスマホです。海外にて今年6月に正式発表され、9月にアメリカなどから順次発売予定とされていました。6.4インチサイズで、大きさは約88.57×179.83×6.96~10.7mm、重さは約259g、カラーバリエーションはガンメタルグレーおよびシャンパンゴールドの2色展開。
Project Tangoは、奥行きを測定できる3Dセンシングセンサーと複数のカメラを内蔵し、空間を3次元データとして記録する“3Dマッピング”を行なうことが可能で、PHAB2 Proでは背面側に約1600万画素リアカメラに加え、モーショントラッキングカメラ(DFOV 166°)と深度カメラ(TOF方式)を搭載し、約800万画素フロントカメラも含めた4つのカメラを内蔵しています。また、PHAB2 Proは、1秒間に25万回以上の画像を捉えるセンサーを通して、周囲の物体および環境を視覚化することで3Dキャプチャーを可能としています。
音響面は「Dolby Atoms」やAndroidでは初となる「Dolby Audio Capture 5.1」を搭載し、映像視聴時などで立体感のある音源を実現したほか、3つのマイクを使って5.1chで周囲の音を録音できます。無線LAN(Wi-Fi)は2.4および5.xGHzデュアルバンドのIEEE802.11a/b/g/n/ac準拠、Bluetooth 4.0もサポート。携帯電話ネットワークはLTE UE Category 4による下り最大150Mbpsおよび上り最大50Mbpsに対応し、対応周波数帯は4GのFDD-LTE方式でBand 1および3、5、7、8、TD-LTE方式でBand 38および40、3GのW-CDMA方式でBand 1および5、8、2GのGSM方式で850および900、1800、1900Mhzに対応。SIMカードはnanoSIMカード(4FF)サイズが2つのデュアルSIM対応。
動画リンク:https://youtu.be/BjlPbqgBSuc
記事執筆:memn0ck
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