SoftBank SELECTIONの極薄クリアハードケースはどうなの?

スマートフォン(スマホ)のカメラは、今や静止画だけではなく本格的な動画撮影にも活用できるようになった。その動画撮影をアシストするアイテムとしてDJIの電動スタビライザー「OSMO Mobile」がある。

このOSMO Mobileと、異なる2つの画角で撮影できるカメラを搭載する「iPhone 7 Plus」を組み合わせればバリエーション豊富な4K動画撮影が可能となるのだが、重さ188gもあるiPhone 7 Plusは、OSMO Mobileでバランスを保てるギリギリのサイズなので保護ケースを付けるととたんにバランスを取れなくなってしまうのだ。

そこで今回は、SoftBank SELECTIONの極薄・軽量を特徴とする「極薄クリアハードケースfor iPhone 7 Plus」を試してみたいと思う。

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透明パッケージの中に収められた極薄クリアハードケースを開封すると、ケースがどちら面に付いているのかわからないほど薄くて透明だ。

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ケースの厚さは約0.45mm、一般的なケースは保護目的から0.9mm以上あるものがほとんどだ。

薄いのはもちろんだが、ボリュームキー付近や、下部のLightningコネクター付近は大きくカットされている。こうした部分も9gという軽さにつながっているのだろう。

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ケースは多少の硬度はあるものの薄いためiPhone 7 Plusへの装着は比較的簡単。取り外しもケースの下面が大きく開いているため、ここから簡単に外すことができた。

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背面はジェットブラックの貼り付き対策のためか細かいドットが見える。カメラ部分は余裕を持って大きくカットされている。

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ボリュームキー、サウンドオン・オフスイッチ部分はこのように大きくカットされている。

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電源キーはギリギリケースの内側に収まっている。一方で薄型故にカメラは写真のように飛び出してしまっている。

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ケースとしては、あくまで背面の傷防止程度で下面やボリュームキー付近はむき出しの部分が多いのでこの部分は傷つきやすいように思う。

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このようにLightningコネクター部分だけが開いているものであれば、側面も傷つく心配はないのでケース選びにはこうした部分もチェックしておこう。

では、極薄クリアハードケースの使用感はどうだろうか?結論としては、一般的なクリアケースを使用していたときと比較してiPhone 7 Plusがここまで薄かったのかと実感できるほど持ちやすくなった。下部の露出は気になるところだが、根元が広いLightningケーブルがそのまま使えるというメリットもある。

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さて、本題のOSMO Mobileでバランスが取れるのかチェックしてみた。こまで使用してきたクリアケースでは、電源を入れる前にまず行うバランス調整において、右側一杯までアームを引き出しても必ず左側に傾いてしまっていたのだ。この極薄クリアハードケースなら、写真のように水平のバランスが取れるようになった。

OSMO Mobileでも使える薄さ・軽さは、持ちやすさにも繋がりそれはメリットだが、傷保護の面では露出部分が多いことやカメラが飛び出しているのでケースなしより良い程度で、ケースの薄さはプロテクションとしては弱そうなところがデメリットだ。

ただ、この薄さに慣れてしまうと普通のケースには戻れない良さがあるのでメリットデメリットを理解した上で選んでみて欲しい。



記事執筆:mi2_303


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