docomoが5.3インチスマホ「AQUOS R SH-03J」を発表!

NTTドコモは24日、今夏以降に発売する新モデルや提供開始する新サービスを披露する「2017夏 新サービス・新商品発表会(docomo Collection 2017)」」を開催し、ハイスペックなAndroid 7.1(開発コード名:Nougat)採用のスマートフォン(スマホ)「AQUOS R SH-03J」(シャープ製)を発表しています。

発売時期は2017年7月を予定しており、本日5月24日(水)11時15分からドコモショップ店頭や公式Webストア「ドコモオンラインショップ」などにて事前予約が開始されています。価格(税込)は本体価格が93,960円(分割3,915円/月×24回)、実質負担額が新規契約/機種変更で3万円台、他社から乗り換え(MNP)で1万円台半ばの見込み。

AQUOS Rはすでにシャープから今年4月に発表されている最新フラッグシップモデルで、新たにシャープではこれまでNTTドコモやauとはシリーズ名を変えていましたが、またキャリア中心から脱却するかのごとく心機一転で今回から統一して「AQUOS R」とするとしています。

SoftBank向け「AQUOS R 604SH」が発表されていましたが、新たにNTTドコモからも発売されます。なお、本体色はマーキュリーブラックとジルコニアホワイトの2色は同じですが、SoftBank向けに

仕様的にも約5.3インチWQHD(1440×2560ドット)ハイスピードIGZO液晶やQualcomm製チップセット(SoC)「Snapdragon 835(MSM8998)」、4GB内蔵メモリー(RAM)、64GB内蔵ストレージ(UFS)などを搭載したまさにハイエンドモデルとなっています。

もちろん防水・防塵やフルセグ・ワンセグ、おサイフケータイ(FeliCa)にも対応。さらにNTTドコモ版では2017年8月以降に提供されるソフトウェア更新によって国内最速下り最大788Mbpsに対応します。

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AQUOS Rの“R”は「Reality(臨場感のある映像美)」および「Response(なめらかで俊敏なレスポンス)」、「Robotics(人工知能がかしこくサポート)」、「Reliability(長く使える信頼性)」の4つを意味しています。

これらは具体的には、それぞれリアルに表現する高画質技術「HDR(ハイダイナミックレンジ)」(HDR 10)対応、倍速120Hzに対応したハイスピードIGZO、人工知能(AI)を使った「エモパー」、Androidの最新OSへのバージョンアップ提供などとなります。

またRealityについては「バーチャルHDR」や「DCI(Digital Cinema Initiatives)」で90%の高色域に対応し、Responseについてもさらに高速なメモリー(LPDDR4)やストレージ(UFS)の規格、そして、2016年夏モデルのシャープ製フラッグシップスマホ(例えば、NTTドコモ向け「AQUOS ZETA SH-04H」など)と比べて液晶の応答速度を約1.5倍を実現しているとのこと。

さらに安定した高い性能をキープするための機能として「サーモマネージメントシステム」を新たに搭載し、同じく従来機種よりも平均温度が約4℃も低くなり、温度上昇に伴う性能低下への対策を行っているということです。

外観はシンプルで飽きの来ないデザインとなっており、持ちやすさを追求したラウンドフォルムと光沢感のある美しい質感が特長となっています。背面は光沢感のあるガラス素材で、光が当たる角度によって反射する色が変化する多層膜構造を採用。また側面は鏡面仕上げのアルミフレームに、前面だけでなく背面もエッジ部分がラウンドした2.5Dガラスに。また新たに指紋センサーがディスプレイ側の下中央に配置されました。

各部品は右側面に電源キーおよび音量上下キー、左側面にはnanoSIMカード(4FF)およびmicroSDXCカード(最大256GBまで)のスロット、上側面に3.5mmイヤホンマイク端子、下側面にUSB Type-C端子およびスピーカーが配置。電池容量は3160mAhで、急速充電「Quick Charge 3.0(QC3.0)」に対応。

連続通話時間および連続待受時間などは測定中。下り最大788Mbpsおよび上り最大50Mbpsで利用可能。通信面については基地局と端末のそれぞれに4本ずつのアンテナを搭載する「4x4 MIMO」や複数の周波数帯を束ねる「キャリアアグリゲーション」、多値変調方式「256QAM」などのさまざまな技術により実現。

カメラにも注力しており、リアカメラは広角22mm・F1.9レンズの約2260万画素リアカメラ、広角23mmレンズの約1630万画素フロントカメラなどを搭載。ハイスピードAFおよび光学式手ブレ補正、電子式手ブレ補正(動画のみ)に対応。

その他の仕様では2.4および5.xGHzによるMIMOに対応したIEEE802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LAN(Wi-Fi)、Bluetooth 5.0など。サイズは約153×74×8.7mm、質量は169g。OSはAndroid 7.1.1(開発コード名:Nougat)を搭載。

エモパーはバージョン6.0となり、利用者の予定や普段の行動パターンから利用者に応じたTo Doリストを自動で作成してくれるようになっているとのこと。さらに新たにエモパーと連動して利用者のほうを向いて話しかけることが可能な充電台「ロボクル」も同梱されます。ロボクルはサイズが約102×85×102mm、質量が約209g。

◯主な仕様
機種名AQUOS R SH-03J
寸法(高さ×幅×厚さ:mm)約153×74×8.7
質量(g)約169
OSAndroid 7.1
ディスプレイ
(サイズ:インチ、解像度:ドット、方式、発色数)
約5.3インチ
WQHD 1440×2560
TFT液晶 IGZO
1677万色
CPU
(チップ名、クロック)
Snapdragon 835 MSM8998
64bit対応オクタコア
(2.2GHz×4+1.9GHz×4)
内蔵メモリー
(ROM/RAM)
64GB/4GB
外部メモリー
(最大対応容量)
microSDXC(256GB)
バッテリー容量3160mAh
接続端子USB Type-C
連続待受時間(静止時[自動])
(LTE/3G/GSM:時間)
未定
連続通話時間
(LTE/3G/GSM:分)
未定
充電時間(ACアダプター 04/05:分)未定
電池持ち時間(時間)※1未定
背面カメラ
(画素数、F値、動画最大撮影サイズ)
約2260万画素裏面照射型、F1.9、4K
手ブレ補正(動画/静止画)光学式+電子式/光学式
前面カメラ(画素数、F値)約1630万画素裏面照射型、F2.0
防水/防塵○(IPX5、8)/○(IP6X)
ワンセグ/フルセグ○/○※2
HDR動画再生
生体認証○(指紋)
PREMIUM 4G
(LTE、受信時最大/送信時最大)
788Mbps※3/50Mbps
LTE対応周波数帯
(3.5GHz/2GHz/1.7GHz/1.5GHz/800MHz/700MHz)
○/○/○/○/○/○
対応方式
(FDD-LTE/TD-LTE)
○/○
VoLTE/VoLTE(HD+)○/○
FOMAハイスピード
(HSDPA/HSUPA)
14Mbps/5.7Mbps
Wi-Fi
(対応規格:IEEE802.11a/b/g/n/ac)
○/○/○/○/○
Bluetooth(対応バージョン)○(5.0)
赤外線
シンプルメニュー
非常用節電機能
UIMカードnanoUIM
Zirconia White
Mercury Black
Crystal Lavender
メーカーシャープ
※1 電池持ち時間とは平均的なスマートフォン利用(インテージの2015年6月調査データを基に算出)した場合の各機種における電池の持ち時間です。2016年夏の新商品以降、より公平でよりわかりやすい電池の持ち時間訴求をめざし、インテージが提供するデータを活用し、KDDIと共同で設定した基準で測定しています。なお、各機種の実使用時間については、 順次ドコモのホームページで公表される予定です。
※2 外付けのアンテナケーブル(同梱)が必要です。
※3 2017年8月以降提供予定で、ソフトウェア更新により対応します。
※4 仕様は発表時点のもので、製品版は変更になる場合があります。



記事執筆:memn0ck


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docomo AQUOS R SH-03J | 製品 | NTTドコモ
主な特長|AQUOS R SH-03J|製品ラインアップ|AQUOS:シャープ