ソースネクストブースで世界50言語を双方向通訳する「POCKETALK(ポケトーク)」を展示! |
千葉県・幕張メッセにて11月8日から10日まで開催されていたIT関連展示会の総合イベント「2017 Japan IT Week 秋」にソースネクストが出展し、世界50言語を双方向通訳するモバイルデバイス「POCKETALK(ポケトーク)」を展示しました。
12月14日からの発売を予定しており、価格は主に個人向けとなる売り切り価格で24,800円(税抜、以下同)、専用グローバルSIM同梱モデルの「POCKETALK+」が29,800円、主に法人向けとなるレンタルは月額3,000円もしくは日額300円、専用グローバルSIM同梱モデルの「POCKETALK+」が月額3,600円もしくは日額360円となっています。またSIM単体での販売価格は10,000円となっています。
すでにソースネクスト直販サイトで予約が開始されていますが、好評につき現在はブラックが2018年1月18日以降、ホワイトが2017年3月30日以降の発送予定となっています。また直販サイトでの予約特典として専用のシリコンケースが付属します。
展示会場ではタッチ&トライコーナーを設け、来場者にスタッフが丁寧に使い方や仕様を説明していました。今回は本製品の仕様や使い方などを写真や動画でご紹介します。なお、本製品の詳細な仕様などについてはこちらの記事をご覧ください。
■急増するインバウンド需要を見据えた戦略的製品
POCKETALKの最大の特徴はクラウド処理を利用した高度なリアルタイム通訳性能です。本体にW-CDMA方式に対応した3G通信モジュールを内蔵しており、無線LAN(Wi-Fi)が届かないような地域や場所でも精度の高い翻訳結果が得られます。
通信用SIMカードには専用の「グローバルSIM」(nanoSIMカードサイズ)が利用され、それ以外のSIMカードでの動作は保証対象外とのこと。日本国内ではNTTドコモの2100MHz帯が利用されます(通信モジュールは850/1900/2100MHz帯に対応)。グローバルSIMによって世界61カ国で利用でき、面倒な設定なども一切不要です。
本体正面には320×320ピクセルの正方形ディスプレイが搭載されており、ここに翻訳言語を意味する国旗マークや通訳結果などが表示されます。使い方としては翻訳元となる言語側のカーソルを押し、その言語で話すと自動的に目的の言語に翻訳されて本体上部のスピーカーから発音されるというものです。
翻訳結果はディスプレイにも表示され、雑踏の中など周囲の騒音で聞き取れないような状況でも翻訳結果を文字で確認できるのはとても便利です。また本体のマイクは2基仕様のデュアルマイクとなっており、ノイズキャンセル機能によって多少の騒音でも人の声をしっかりと掴めるようになっています。
クラウド処理による翻訳では常にその言語に最適なエンジンが選択されるとのことで、本体のみで翻訳を行うスタンドアローン型デバイスに対する大きなメリットだと担当者は解説します。
2020年の東京オリンピックを見据え、旅行会社や航空会社、ホテル、飲食店など、海外からのインバウンド需要が大きく見込める業種や業界からは既に多くの問い合わせをもらっているとのことです。
本製品の使用方法やクラウド処理についての解説は以下の動画からもご覧いただけます。
S-MAX:ソースネクスト「ポケトーク」・ファーストインプレッション
動画リンク:https://youtu.be/IEs5WDdPvOo
記事執筆:あるかでぃあ
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