docomoスマホ「AQUOS R SH-03J」のAndroid 8.0 OreoへのOSバージョンアップが一時中断!

NTTドコモは17日、昨年7月に「2017年夏モデル」として発売したシャープ製フラッグシップスマートフォン(スマホ)「AQUOS R SH-03J」に対して2017年12月7日より提供していた最新プラットフォーム「Android 8.0(開発コード名:Oreo)」へのOSバージョンアップを含めたソフトウェア更新を一時中断するとお知らせしています。

理由は、OSバージョンアップを実施した後、まれに一部端末において通信不安定や圏外表示となる不具合が確認されたためとしています。同社ではこの不具合が発生した場合は近くの故障取扱窓口(ドコモショップ)へ来店するよう案内しています。

また同じくソフトバンクはSoftBank向け「AQUOS R(型番:605SH)」について1月12日より、KDDIはau向け「AQUOS R(型番:SHV39)」について1月18日よりそれぞれAndroid 8.0 OreoへのOSバージョンアップを含めたソフトウェア更新を一時中断しています。SoftBank向けは昨年12月21日よりau向けは昨年12月5日より提供していたもの。不具合の原因は3社とも同じ。

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AQUOS RはNTTドコモおよびau、SoftBank向けに販売されているシャープ製フラッグシップスマホで、約5.3インチWQHD(1440×2560ドット)ハイスピードIGZO液晶やQualcomm製オクタコアCPU「Snapdragon 835(MSM8998)」、4GB内蔵メモリー(RAM)などを搭載したハイエンドモデルです。

発売当初はAndroid 7.1(開発コード名:Nougat)でしたが、日本国内では「AQUOS R」はいち早くAndroid 8.x OreoへのOSバージョンアップが開始され、NTTドコモ向けのAQUOS R SH-03Jについてもau向けAQUOS R SHV39に続いて提供開始され、SoftBank向けにAQUOS R 605SHについても提供されていました。

ソフトウェア更新開始からすでに1ヶ月以上経っており、特に問題はなさそうだと思われていましたが、今回、NTTドコモおよびau、SoftBankからOSバージョンアップを行なった一部製品においてまれに通信不安定や圏外表示となる事象が確認されたとのことで、ソフトウェア更新が一時中断されました。なお、問題を解決した対処版の準備が整い次第、再度、各社の公式Webサイトにて案内するとしています。

特にNTTドコモ向けのAQUOS R SH-03JにおけるAnroid 8.0 OreoへのOSバージョンアップを含むソフトウェア更新では4波のキャリアアグリゲーション(CA)への対応も行われており、このあたりの通信機能の変更が影響しているのかもしれませんね。早く解決して欲しいところです。



追記(2018/01/18 21:25:32)
記事初出でNTTドコモ向け「AQUOS R SH-03J」のみについてAndroid 8.0 OreoへのOSバージョンアップを含むソフトウェア更新の一時中断を記載していましたが、その後、SoftBankやauでも同様に一時中断していたため、その旨を追記しています。

記事執筆:memn0ck


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