エイスースの次期フラッグシップスマホ「ZenFone 6」と見られる製品が認証取得!正式発表は5月16日に |
ASUSTeK Computer(以下、ASUS)が開発する未発表のスマートフォン(スマホ)「ASUS_I01WD」が台湾の国家通訊伝播委員会(National Communications Commission;NCC)にて2019年3月15日付けで認証を取得しています。認証番号は「CCAI194G0050T1」。
このASUS_I01WDは、Wi-Fi Allianceの認証も2019年3月29日付けで取得しており、OSにAndroid 9.0(開発コード名:Pie)を搭載していることなどから次期フラッグシップスマホ「ZenFone 6」ではないかと予想されています。
なお、Certification IDは「WFA81928」および「WFA81926」。ZenFone 6については上位モデル「ZenFone 6 Pro」(仮称)も存在すると噂されており、ASUS公式Twitterアカウント( @ASUS )ではZenFone 6シリーズを2019年5月16日(木)にスペイン・バレンシアにて発表することを予告しています。
Meet the incredible #ZenFone 6 soon! #DefyOrdinary pic.twitter.com/BrmqCAvX4g
— ASUS (@ASUS) 2019年2月25日
ZenFone 6はASUSの次期フラッグシップスマホで、一昨年および昨年発売された「ZenFone 4」シリーズや「ZenFone 5」シリーズと同様にすでに初代「ZenFone」にはZenFone 4やZenFone 5、ZenFone 6が存在していますが、それらとは別にZenFone 6シリーズとなる予定です。
認証情報からASUS_I01WDはGSMおよびW-CDMA、LTEに対応しており、対応周波数帯はFDD-LTE方式のBand 1および3、7、8、28、TD-LTE方式のBand 38および41、W-CDMA方式のBand IおよびIII、VIII、GSM方式の900MHzで認証されています。
なお、これ以外にも対応する周波数帯はある可能性もある上、投入する国・地域によって対応周波数帯が異なる場合もあります。電池パックは型番「C11P1806」で、外部接続・充電端子はUSB Type-Cを採用しているとのこと。
無線LAN(Wi-Fi)は2.4および5GHzデュアルバンド対応でIEE802.11a/b/g/n/ac準拠となっており、チップセット(SoC)がQualcomm製「WCN3998」となっているため、恐らくWCN3998を統合している「Snapdragon 855」を搭載していると見られます。
また暗号化方式はWPA2までで認証されていますが、WCN3998はWPA3もサポートしているため、OS標準でサポートする予定の次期バージョン「Android Q」になれば利用できる可能性もありそうです。BluetoothはVersion 5.0で、NFCも搭載しています。
一方、ZenFone 6シリーズはすでにいくつかの外観写真がリークされていますが、ZenFone 6 Proが存在すると言われており、写真からは背面にトリプルカメラを搭載しているようで、背面に指紋センサーがないことから画面内指紋認証となっている可能性がありそうです。
また本体カラーも定番のブラックの他にレッドやブルーも存在しているようで、ファーウェイやオッポなどが採用するグラデーションもしくは光の当たりかたによって見え方が違うようなカラーリングとなっているようです。
噂ではアスペクト比9:18.7の約6.2インチFHD+(2246×1080ドット)IPS液晶や4000mAhバッテリー、最大8GB内蔵メモリー(RAM)、約2400万画素CMOSフロントカメラなどを搭載し、同社初の防水・防塵(IP68準拠)に対応しているとも言われています。どちらにしても正式発表を待ちたいところです。
記事執筆:memn0ck
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