SIMフリースマホ「moto g7」と「moto g7 plus」がAndroid 10に!

Lenovo傘下のMotorola Mobilityが日本向けのSIMフリースマートフォン(スマホ)「moto g7(型番:XT1962-5)」および「moto g7 plus(型番:XT1965-3)」に対して最新プラットフォーム「Android 10」へのOSバージョンアップを含むソフトウェア更新を提供開始しています。

現時点でモトローラ・モビリティ・ジャパンからの正式な案内はありませんが、公式Twitterアカウント( @MotorolaJP )にて「Android 10のアップデート配信を順次開始しております」と投稿しており、製品名は明記されていませんが、他の利用者の投稿を見る限りはmoto 7およびmoto g7 plusへの配信が開始されているようです。

なお、moto g7 plusについては今年3月頃より配信されているケースもあるようで、@MotorolaJPでは3月26日時点で「moto g7 plus以外の機種のAndroid 10へのアップデートに関しましては最新情報が入り次第、Twitterでお知らせさせていただきます」と案内していました。

ただし、これまでは配信の通知はあるものの、更新ができないといったこともあるようでした。更新後のビルド番号はmoto g7では「QPU30.52-16-2」、moto g7 plusでは「QPU30.41-21」とのこと。その他、同社ではAndroid 10の新機能として「取扱説明書(PDF)」にて以下のような内容を案内しています。

1)音量の制御:画面を表示したまま音量を調整します。
2)ナビゲーション:新しいジェスチャーでアプリと画面の切り替えがさらに簡単になりました。
3)システムワイドダークモード:目(と電池)を休めることができます。
4)通知機能の改善:自動で整理が行われるようにし、集中の妨げが最小限に抑えられるようにしました。
5)QR コードによる簡単な Wi-Fi 接続:パスワードを入力する代わりに QR コードをスキャンして、新しい Wi-Fi ネットワークに接続できるようになりま
した。
6)セキュリティ機能強化:プライバシー、場所、プロジェクトメインラインにて実施されています。
7)その他の改良点
 ・アプリ情報ページ
 ・Bluetooth
 ・ディスプレイ設定
 ・電源ボタンメニュー
 ・共有オプション


g7_02
moto g7


g7plus_02
moto g7 plus

moto g7およびmoto g7 plusは日本では昨年6月に発売された価格を抑えたミッドレンジスマホで、どちらも約6.24インチFHD+(1080×2270ドット)液晶や4GB内蔵メモリー(RAM)、64GB内蔵ストレージ、microSDXCカードスロット、3000mAhバッテリーなどを搭載しています。

違いはチップセット(SoC)やカメラとなっており、moto g7がSnapdragon 632および約1200万画素CMOS(1画素1.25μm)/広角レンズ(F1.8)と奥行き測位用の約500万画素CMOSのデュアル構成、moto g7 plusがSnapdragon 636および約1600万画素CMOS(1画素1.22μm)/広角レンズ(F1.7)と奥行き測位用の約500万画素CMOSのデュアル構成となっています。

またフロントカメラもmoto g7は約800万画素CMOS(1画素1.12μm)/広角レンズ(F2.2)ですが、moto g7 plusは約1200万画素CMOS(1画素1.25μm)/広角レンズ(F2.0)とTOFカメラです。その他の詳細な製品情報は以下の記事をご覧ください。両機種ともに発売時はAndroid 9.0(開発コード名:Pie)を搭載していましたが、今回、最新のAndroid 10がリリースされました。

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記事執筆:memn0ck


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