iPhone 12 Pro MaxでIIJmio eSIMサービス データプランゼロを申し込んでみた!初期費用1円キャンペーン実施中

インターネットイニシアティブ(以下、IIJ)が移動体通信事業者(MNO)から回線を借り入れて仮想移動体通信事業者(MVNO)として提供している個人向け携帯電話サービス「IIJmio」( https://www.iijmio.jp )において「初期1円!eSIMお試しキャンペーン」を延長して2021年1月12日(火)まで実施しています。

キャンペーンでは「IIJmio eSIMサービス データプランゼロ」および「IIJmioモバイルサービス eSIMプラン(ベータ版)」の初期費用3,000円(金額はすべて税抜)が1円となり、IIJmio eSIMサービス データプランゼロであれば、使わない月は利用料が月額150円に抑えられます。

今回は同社による動作確認済みのApple製スマートフォン(スマホ)「iPhone 12 Pro Max」でIIJmio eSIMサービス データプランゼロを試してみましたので、iPhoneシリーズによる申込方法や設定方法などを紹介したいと思います。

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IIJによる動作確認機種は上記のようにiPhone XS以降のiPhoneシリーズやPixel 4以降のPixelシリーズ、HUAWEI P40 Pro 5G、Rakuten Mini、OPPO A73、11インチiPad ProやiPad(第7世代)、iPad Air(第3世代)、iPad mini(第5世代)などとなっています。

特にiPhoneシリーズやPixelシリーズは利用者も多く、日本向け製品は物理SIMとなるnanoSIMカード(4FF)スロットは1つで、デュアルSIMで利用するにはeSIMを利用するしかないため、IIJmioや楽天モバイルのeSIMは有効活用したいところです。

例えば、nanoSIMカードにメインで利用するNTTドコモやau、SoftBankなどの通信事業者を装着して音声通話などを利用し、データ通信(パケット)はeSIMでIIJmioや楽天モバイルのRakuten UN-LIMIT Vを利用することで、トータルの月額利用料金を安く抑えることが可能となります。

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IIJmioのトップページから右上のメニューボタンをタップして「SIM/eSIM」を押し、申し込みたいプラン(ここでは「eSIM(データプラン ゼロ)」)を選びます。画像ではスマホ向けページですが、パソコン(PC)向けページでも同様に画面上部にあるメニューバーの「SIM/eSIM」から申し込むプランを選びます

また物理SIMとなるnanoSIMカードは差し替えなければなりませんが、iPhoneシリーズやiPadシリーズではeSIMは使わないときはオフにしておけば良く、複数のサービスを追加しておけるのでIIJmio eSIMサービス データプランゼロは楽天モバイルの補助として何かあったときに緊急用に契約しておくのには最適です。

というわけで、さっそくIIJmio eSIMサービス データプランゼロを申し込んでみます。申し込みはIIJmioの公式Webサイトの「トップページ」からなら「SIM/eSIM」から「IIJmio eSIMサービス データプランゼロ」のページに行き、スマホ向けページなら右上のメニューボタンから、PC向けページなら上部にあるメニューバーから「お申し込み」を選んで、オプションなどを選んだり、規約に同意したりして申し込みます。なお、申し込みにはクレジットカードとメールアドレス(GmailなどのフリーメールでOK)が必要となります。

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IIJmio eSIMサービス データプランゼロのページから申し込みを行います


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申し込みはオプションを選んだり、規約に同意したりしていき、mioIDがない場合には新規登録して行います


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設定だけしてまったく利用しない場合には最低利用期間が契約日から翌月末まで(最大2ヵ月)なので月額利用料が2ヶ月分と初期費用1円、SIMカード発行手数料(eSIMプロファイル)1つで200円の合計501円(税込では551円)で済みます


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最後に申込内容を確認し、確認項目にチェックをして申し込みます

申し込みが完了したらメールが届くので、メールに記載されているeSIM電話番号およびパスコードを「アクティベーションコードの確認」( https://www.iijmio.jp/esim/try/qr/ )にて入力するか、IIJmioの「会員専用ページ」( https://www.iijmio.jp/member/ )にmioIDでログインして「アクティベーションコードの確認」からアクティベーションコードを表示します。

なお、このアクティベーションコードをeSIMを追加する製品(今回はiPhone 12 Pro Max)で読み取らなければならないため、できればアクティベーションコードの確認は他のスマホやPCで行った方が良いでしょう。もしアクティベーションコードの確認をeSIMを追加する製品で行ってもスクリーンショットを撮影して他の製品で表示させたり、最悪、手入力も可能なので大丈夫ではありますが。

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アクティベーションコードを確認。表示されたQRコードをeSIMを追加するiPhone 12 Pro Maxで読み取ります。なお、QRコードの読み取りはカメラアプリではなく「設定」→「モバイル通信」→「モバイル通信プランを追加」から行います

表示したアクティベーションコードをiPhone 12 Pro Maxの「設定」→「モバイル通信」→「モバイル通信プランを追加」にて読み取ります。読み取ったら回線名などを決めていき、音声通話をどちらで利用するか、データ通信をどちらで利用するかなどを決めていきます。なお、これらは後でも変更できるのでざっくりとでOKです。

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アクティベーションコードを読み取ってeSIMを設定していきます

データ通信を今回追加したeSIMの方(画像では「副回線」)にすれば、すぐにアンテナマークのところに「IIJ LTE」と表示され、利用できるようになります。なお、IIJでは設定不要でデータ通信が可能になる「APN自動選択機能」があり、iPhoneシリーズでは対応しているため、通常は何もしなくてもデータ通信が利用できるようになります。

ただし、しばらく経ってもどうしてもデータ通信ができない場合は「eSIMの接続先(APN)を教えてください。」に従って「設定」→「モバイル通信」にてIIJmioのeSIM(画像では「副回線」)における「モバイルデータ通信ネットワーク」に以下の内容を入力します。なお、IIJmioのeSIMはデータ通信のみが利用でき、音声通話やSMSは利用できないのでご注意ください。

APN:ijmio.jp
ユーザ名:mio@iij
パスワード:iij


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IIJmio eSIMサービス データプランゼロが設定完了。「設定」→「モバイル通信」にて各種設定は変更可能


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iPhoneシリーズではAPN自動選択機能が利用できるので自動的にAPNが設定されてデータ通信ができるようになりますが、どうしてもデータ通信ができない場合は手動でAPNを設定してみましょう




記事執筆:memn0ck


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