楽天モバイルのエリアマップが更新!2021年3月末・夏以降の拡大予定が案内

楽天モバイルは20日、同社が移動体通信事業者(MNO)として自社回線(以下、楽天回線)を構築して提供している携帯電話サービスの正式プラン「Rakuten UN-LIMIT V」( https://network.mobile.rakuten.co.jp/ )において新たに北海道や青森県、秋田県、宮城県、福島県、新潟県、茨城県における11地域が楽天回線エリアに追加されたとお知らせしています。

合わせて同社では公式Webサイトにて公開しているサービスエリア( https://network.mobile.rakuten.co.jp/area/ )を更新し、これまでは対応予定エリアについては「2021年2月末」と「2021年春以降」となっていましたが、新たに「2021年3月末」と「2021年夏以降」に変更されています。

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今回追加された2021年夏以降における拡大予定エリア(首都圏)

楽天モバイルでは基地局の開設を5年前倒しして2021年3月末で人口カバー率80%以上、2021年夏までに人口カバー率96%をエリア化する計画で今秋より急ピッチでエリアを拡大しており、すでに12月時点で73.8%に達していることが明らかにされています。そんな楽天モバイルがエリアマップを更新し、2021年1月時点に加え、2021年3月末と2021年夏以降の拡大予定を確認できるようになっています。

なお、楽天回線エリアとなっていない地域についてはパートナー(au)回線のローミングサービスで提供されており、2026年3月31日(火)までは「東京23区、名古屋市、大阪市および局所的なトラヒック混雑エリアを除く全国エリア」および「地下鉄、地下街、トンネル、屋内施設や観光名所等の一部」にてau回線が利用できます。

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今回追加された2021年3月末時点における拡大予定エリア(首都圏)


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これまで案内されていた2021年2月末時点における拡大予定エリア(首都圏)


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今回追加された2021年1月時点における対応予定エリア(首都圏)


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以前に案内されていた2021年1月末時点における拡大予定エリア(首都圏)

一方、このローミングは「都道府県毎に楽天モバイル株式会社の自前エリアの人口カバー率70%を上回った時点で両社の協議を以て、各都道府県のローミング提供の継続・終了を決定」するとしており、すでに紹介しているように昨年10月22日時点で東京都(23区除く)の一部や大阪府(大阪市除く)の一部、奈良県の一部にて順次、au回線のローミングを終了し、さらに東京都では2021年3月末に原則ローミングサービスを終了すると案内されています。

そのため、少なくとも2021年3月末までには東京都については基本的にエリア化していないと利用できなくなってしまうこともありえますが、どうなるでしょうか。なお、東京都の人口カバー率は10月時点では87.4%となっていました。今回公開された2021年3月末時点でのエリアマップでは東京都はかなりカバーされているように見えますが(いくつか穴のようなところもありますが)、エリアマップ通りに使えていないのが悩ましいところ。今回新たに追加された地域は以下の通り。

・北海道札幌市中央区
・北海道札幌市厚別区
・青森県青森市
・宮城県仙台市青葉区
・宮城県仙台市宮城野区
・宮城県仙台市太白区
・秋田県秋田市
・福島県福島市
・茨城県取手市
・茨城県ひたちなか市
・埼玉県川越市
・埼玉県東松山市
・埼玉県鴻巣市
・埼玉県日高市
・東京都小平市
・神奈川県厚木市
・新潟県新潟市北区
・静岡県三島市
・静岡県富士市
・愛知県半田市
・愛知県稲沢市
・愛知県東海市
・愛知県愛西市
・三重県津市
・滋賀県野洲市
・大阪府堺市東区
・兵庫県姫路市
・兵庫県尼崎市
・奈良県大和郡山市
・奈良県桜井市
・山口県宇部市
・愛媛県松山市
・福岡県北九州市若松区
・福岡県福岡市博多区
・福岡県福岡市早良区
・大分県大分市
・鹿児島県鹿児島市





記事執筆:memn0ck


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