auスマホ「Galaxy S10 SCV41」と「Galaxy S10+ SCV42」、「Galaxy Note10+ SCV45」がAndroid 11に! |
KDDIおよび沖縄セルラー電話は2日、携帯電話サービス「au」向けスマートフォン(スマホ)「Galaxy S10 SCV41」および「Galaxy S10+ SCV42」、「Galaxy Note10+ SCV45」(ともにサムスン電子製)に対して最新プラットフォーム「Android 11」へのOSバージョンアップを含むソフトウェア更新を2021年2月3日(水)10時より提供するとお知らせしています。
更新はスマホ本体のみで無線LAN(Wi-Fi)および4G(LTE/WiMAX 2+)によるネットワーク経由(OTA)のほか、スマホをUSBケーブルでパソコン(PC)に接続して実施する方法が用意されており、更新ファイルサイズが大きいため、更新ファイルのダウンロードは無線LAN(Wi-Fi)の利用が推奨されています。
更新ファイルサイズはGalaxy S10 SCV41およびGalaxy S10+ SCV42の本体のみで約2.6GB、PCを使って約5.2GB、Galaxy Note10+ SCV45の本体のみで約2.8GB、PCを使って約5.7GBとなっています。なお、更新を実施するには内蔵ストレージにGalaxy S10 SCV41およびGalaxy S10+ SCV42では約2.6GB以上、Galaxy Note10+ SCV45では約2.8GB以上の空きが必要です。
更新にかかる時間はGalaxy S10 SCV41およびGalaxy S10+ SCV42の本体のみのWi-Fiで約20分、4Gで約30分、PCを使って約110分、Galaxy Note10+ SCV45の本体のみのWi-Fiで約20分、4Gで約30分、PCを使って約120分。主な更新内容は以下の通り。なお、更新するとAndroidセキュリティパッチレベルが「2021年2月1日」となるとのこと。
■Android 11による機能・操作性の向上
○主な機能追加・変更内容
1)不在着信通知を個別表示
2)ロック画面の時計エリアからウィジェット表示
3)エッジパネルのアプリの表示が最近利用したアプリとおすすめアプリに変更
○主な削除項目
4)OSアップデート後、機能が削除される主な項目は以下の通りです。ご注意ください。
・クイックパネルから電源ボタンが削除されます。拡張クイック設定画面を開くことで表示されます。
○その他OSアップデートにおける改善内容・初期化/削除項目の詳細は以下よりご確認ください。
OSアップデートにおける機能追加・変更/削除/初期化項目について(1.1MB)
※ 更新されるソフトウエアには、上記以外により快適にSCV41およびSCV42、SCV45をご利用いただくための改善内容が含まれております。
○Android 11共通の特徴について、詳細は下記よりご確認ください。
OSアップデートとは?
Galaxy S10 SCV41およびGalaxy S10+ SCV42はともに2019年5月に発売されたフラッグシップスマホで、画面右上にパンチ式の穴が開けられた「Infinity-O Display」や超音波式画面内指紋センサー、Snapdragon 855などの新要素を取り入れつつ、大画面ながら持ちやすい全画面デザインや光学ズームに対応したトリプルカメラなどを搭載した高性能モデルとなっています。
一方、Galaxy Note10+ SCV45は2019年10月に発売された専用スタイラスペン「Sペン」に対応したプレミアムスマホで、同様にInfinity-O Displayや超音波式画面内指紋センサーを搭載し、“全画面デザイン”が採用され、4Gスマホの集大成とされていました。各製品ともに発売時はAndroid 9.0(開発コード名:Pie)を搭載し、その後、Android 10が提供されていましたが、今回、最新のAndroid 11が配信開始されます。
更新方法は本体のみで手動で行うにはアプリ一覧から「設定」アプリを起動して「ソフトウエア更新」から実施します。更新後のビルド番号はGalaxy S10 SCV41が「RP1A.200720.012.SCV41KDU1CUA9」、Galaxy S10+ SCV42が「RP1A.200720.012.SCV42KDU1CUA9」、Galaxy Note10+ SCV45が「RP1A.200720.012.SCV45KDU1CUA9」。
ビルド番号は「設定」から「端末情報」→「ソフトウエア情報」→「ビルド番号」で確認可能。更新に際する注意事項は以下の通り。なお、更新を実施するには電池残量が十分な状態(フル充電)で行うように案内されているほか、更新前にソフトウェア更新によってビルド番号をGalaxy S10 SCV41は「QP1A.190711.020.SCV41KDS1BTJ1」に、Galaxy S10+ SCV42は「QP1A.190711.020.SCV42KDS1BTJ1」、Galaxy Note10+ SCV45は「QP1A.190711.020.SCV45KDS1BTK1」にしておく必要があります。その他、更新に際しての注意事項は以下の通り。
・OSアップデートはお客さまの責任において実施してください。
・OSアップデートを行うとAndroid 10に戻すことはできません。
・OSアップデートにより、お客さまのauスマートフォンはAndroid 11に変更され、画面操作や機能が変更されます。
・OSアップデートは更新のための通知が表示されOKを押すと更新が始まりますが、更新前に必ずauホームページ記載の更新内容と注意事項をご確認の上実施してください。
・再起動中は110番、119番、118番への電話も含め、メール送受信などすべての機能は操作できません。
・OSアップデートは所要時間が最大約25分または約30分となりますので、本体を充電しながら、または電池残量が十分な状態(フル充電)で実施してください。万一OSアップデート中に電池切れとなった場合は、充電の後、再度電源を投入いただけると更新処理を再開致します。
・データ通信(以下au通信)を利用したソフトウエア更新を実施した場合のパケット通信料は有料となります。
・このため、パケット通信料が高額になるためパケット通信料割引サービス/データ定額サービスへのご加入をご確認の上実施してください。
・au通信を利用した場合、データ通信量が月間データ容量を超えると、当月末までの通信速度が送受信最大128kbpsとなりますのでご注意ください。(通信速度の制限は、翌月1日に順次解除されます)
・OSアップデートを行う際は通信が切断されないよう、電波が強く安定している状態で、移動せずに実施してください。
・OSアップデート中は、絶対に本体の電源をOFFにしないでください。故障の原因となる場合があります。
・OSアップデートにて本体に登録された各種データや設定情報が変更されることはありませんが、お客さまの端末の状況などによりデータが失われる可能性がありますので、アドレス帳やEメールなどの大切なデータは必ずバックアップを取ってから実施してください。
Galaxy S10 SCV41 取扱説明書
Galaxy S10+ SCV42 取扱説明書
Galaxy Note10+ SCV45 取扱説明書
データお預かりアプリ
※OSアップデートに伴いauMarket版のデータお預かりアプリがGooglePlay版のデータお預かりアプリに変更されます。auMarket版のデータお預かりにて取り扱っていたデータ種別の一部はGoogle Play版ではサポートしておりません。
・必要に応じてOSアップデート前に本体データに復元を行ってください。
・アップデート実施後に初めて起動した時は、データ更新処理のため、数分から数十分間、動作が遅くなる場合があります。(所要時間は本端末内のデータ量により異なります。通常の動作速度に戻るまでは電源を切らないでください。)
・OSアップデート実施後に初めてKDDI Eメールアプリ(@ezweb.ne.jp)を起動した時は、数分から数十分程度データ更新処理を行うため、メールの閲覧、送受信ができません。(所要時間はメールの保存件数や容量により異なります。データ処理完了まで電源を切らないでください。)
・海外でローミングサービスをご利用の際は、モバイルネットワーク(海外CDMA/海外GSM接続)でのOSアップデートの検索やダウンロードはできません。
・Android 10で動作しているアプリケーションのAndroid 11上での動作は保証できません。アプリケーションの対応OSなどをご確認の上、OSアップデートを実施してください。
記事執筆:memn0ck
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