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楽天モバイルが楽天回線のエリアマップを更新!2021年4月末の拡大予定が案内 |
楽天モバイルは2日、同社が移動体通信事業者(MNO)として自社回線(以下、楽天回線)を構築して提供している携帯電話サービスの正式プラン「Rakuten UN-LIMIT V」(
合わせて同社では公式Webサイトにて公開しているサービスエリア(
また1月29日に開催された「楽天モバイル プレスカンファレンス」では5年前倒しでの基地局展開によってすでに1万1500局の基地局を設置し、人口カバー率で73.5%となり、計画通りに2021年3月末までに人口カバー率80%超え、2021年夏までに人口カバー率96%をめざしていことが明らかにされています。
楽天モバイルでは楽天回線による正式サービスを2020年4月に開始し、300万人まで1年間無料となるRakuten UN-LIMIT V(開始時は「Rakuten UN-LIMIT」)を提供しており、楽天回線エリアにおけるデータ通信は使い放題、専用アプリ「Rakuten Link」での音声通話・SMSも無料で月額2,980円(金額はすべて税抜)となっています。
また1月29日に発表された新料金プラン「Rakuten UN-LIMIT VI」ではさらに内容がアップグレードされ、4月1日からは高速データ通信を使った分によって段階的に月額利用料が変わるようになり、1GB以下なら月額0円(無料)、3GB以下ならげ月額980円、20GB以下なら月額1,980円、使い放題で月額2,980円となります。
さらにRakuten UN-LIMIT VIではRakuten Linkでの音声通話・SMSはカウントフリーとなるため、月1GB以下の月額0円でも音声通話・SMSは使い放題となるとのこと。なお、楽天回線エリア以外ではパートナー(au)回線のローミングサービスで提供されており、月5GBまでは追加料金なしで使え、月5GBを超えても最大1Mbpsで利用できます。
そんなRakuten UN-LIMIT Vですが、当面の最大の課題は楽天回線エリアの拡大となっており、MNO参入のために総務省に提出した新規開設計画を5年前倒ししてエリア拡大を行っています。そうした中で最近は比較的頻繁に楽天回線のエリアマップが更新されており、今回も前回の1月20日から2週間弱での更新となりました。今回の新たに追加された地域は以下の通り。
・宮城県岩沼市
・宮城県利府町
・茨城県古河市
・茨城県鹿嶋市
・栃木県鹿沼市
・栃木県野木町
・埼玉県熊谷市
・千葉県佐倉市
・千葉県栄町
・神奈川県横浜市瀬谷区
・神奈川県平塚市
・神奈川県愛川町
・静岡県浜松市東区
・静岡県長泉町
・愛知県瀬戸市
・愛知県豊田市
・愛知県新城市
・大阪府堺市中区
・大阪府高石市
・福岡県福岡市東区
・福岡県宗像市
・熊本県熊本市中央区
・宮崎県宮崎市
またローミングによるパートナー(au)回線エリアについては2026年3月31日(火)までは「東京23区、名古屋市、大阪市および局所的なトラヒック混雑エリアを除く全国エリア」および「地下鉄、地下街、トンネル、屋内施設や観光名所等の一部」で使えるものの、都道府県ごとに楽天回線エリアの人口カバー率が70%を上回った時点でKDDIとの協議をもってローミング提供の継続・終了が決定されます。
特にすでに昨年10月22日時点で東京都(23区除く)の一部や大阪府(大阪市除く)の一部、奈良県の一部にて順次、au回線のローミングを終了し、さらに東京都では2021年3月末に原則ローミングサービスを終了すると案内されており、東京都内のエリア拡大は急務となっています。なお、東京都の人口カバー率は10月時点では87.4%となっていました。
楽天モバイルでは楽天回線のエリアマップ通りに使えていないのが悩ましいところではありますし、同社が公表している人口カバー率も昨年12月時点で73.8%に達していることが明らかにされていましたが、先日の1月29日のプレスカンファレンスでは73.5%と減少したりしており、情報が不確かなとこもありますが、ある程度の参考にはなると思いますので、Rakute UN-LIMIT Vを利用している人や利用してみようかと検討している人はエリアマップをチェックしてみてはいかがでしょうか。
記事執筆:memn0ck
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