docomoスマホ「arrows 5G F-51A」がAndroid 11に!

NTTドコモは23日、昨年7月に発売した「2020年春夏モデル」のうちのフラッグシップスマートフォン(スマホ)「arrows 5G F-51A」(富士通コネクテッドテクノロジーズ製)に対して最新プラットフォーム「Android 11」へのOSバージョンアップを含めたソフトウェア更新の提供を2021年3月23日(火)に提供開始するとお知らせしています。

更新はスマホ本体のみで無線LAN(Wi-Fi)や携帯電話回線(5G・Xi)によるネットワーク経由(OTA)で行う方法が用意されており、更新にかかる時間はひとつ前のソフトウェアバージョン「V23R126D」からで約29分(ダウンロード速度を13Mbpsとした場合の目安)。

ただし、利用するインターネット回線環境などによって異なる場合があるとのこと。更新後のビルド番号は「V37R040A」となり、ビルド番号の確認方法は「設定」→「デバイス情報」→「ビルド番号」。更新はWi-Fiでのダウンロードが推奨されています。主な更新内容は以下の通り。

○主なアップデート内容
1)チャットやSNS等に関する通知の強化
2)プライバシー強化
3)スクリーンレコード
4)スグアプの追加

○改善される事象
5)より快適にご利用いただけるよう品質を改善いたします。


F-51A_010

arrows 5G F-51Aは富士通ブランドの「arrows」シリーズでは初の5G対応製品で、5GはSub6だけでなくミリ波にも対応しており、ミリ波を利用した場合は下り最大4.1Gbpsおよび上り最大480Mbpsで利用可能となっています。また日本市場でニーズの高い防水や防塵、おサイフケータイ(FeliCa)に対応しています。

主な仕様はパンチホールを配置した約6.7インチQHD+(1440×3120ドット)有機ELディスプレイおよびSnapdragon 865、8GB内蔵メモリー(RAM)、128GB内蔵ストレージ、microSDXCカードスロット、4070mAhバッテリー、USB Type-C端子、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.1など。

F-51A_011

カメラは背面が約4800万画素CMOS(F1.7、広角レンズ)や約1630万画素CMOS(F2.2、超広角レンズ)、約800万画素CMOS(F2.4、望遠レンズ)、ToFカメラのクアッド構成、前面が約3200万画素CMOS(F2.0、広角レンズ)のシングル構成を搭載。

サイズは164×76×7.7mm、質量は約171g、本体カラーはネイビー ブラックおよびチタニウム シルバーの2色展開。ワンセグやフルセグ、耐衝撃性能などには非対応。その他の詳細な製品情報は以下の記事をご覧ください。

NTTドコモ、5Gスマホ「arrows 5G F-51A」を発表!6月下旬発売で価格は13万4640円。FeliCaやミリ波に対応 - S-MAX
4年半ぶりの高性能な日本製フラッグシップスマホ「arrows 5G F-51A」を写真で紹介!ミリ波対応で、NTTドコモから6月下旬発売【レビュー】 - S-MAX

発売時にはAndroid 10を搭載していましたが、今回、新たにAndroid 11が配信開始されました。更新方法は「設定」→「システム」→「詳細設定」→「システムアップデート」を選択して画面の案内に従って操作します。詳細は『「arrows 5G F-51A 」端末本体によるソフトウェアアップデート手順書(PDF形式:110KB)』をご確認ください。更新に際する注意事項は以下の通り。

・アップデート手順をよく読み、お客さまの責任において実施してください。
・バージョンアップすると、以前のソフトウェアバージョンへ戻すことはできません。
・バージョンアップの際は、必要に応じて、事前にデータをバックアップしてください。
・携帯電話(本体)をフル充電してから実施してください。電池残量が不足している場合はバージョンアップできません。
・端末本体(5G/Xi)でのバージョンアップにはドコモ契約のあるドコモnanoUIMカード及びspモードの契約が必要です。
・国際ローミング中の端末本体(5G/Xi)でのバージョンアップ、もしくは、圏外中の端末本体(Wi-Fi、5G/Xi)でのバージョンアップは実行できません。
・バージョンアップ中は、電話の発着信を含め全ての機能をご利用いただけません。
・バージョンアップ中は、絶対に電源をOFFにしないでください。
・バージョンアップに失敗し、一切の操作ができなくなった場合は、お手数ですがドコモショップなどの故障受付窓口までご相談ください。
・バージョンアップ後にGoogle Playストアなどからアプリケーションをアップデートしてください。
 ※Android 10向けのアプリケーションはAndroid 11では正常に動作しない場合があります。
 ※Android 11に非対応のアプリによって携帯電話の動作が不安定になる場合や、機能が正常に動作しなくなる場合があります。
 ※各アプリケーションのAndroid 11対応有無については、アプリケーションの提供元にご確認ください。
・バージョンアップ実施後、Dolby Atmos配下の設定値が引き継がれず、初期値に戻ります。バージョンアップ完了後、再度設定を行ってください。
・バージョンアップ実施後、明るさの自動調整がOFFの場合、画面の明るさのレベルを引き継ぐことができず、初期値の明るさ (約65%の位置)になります。バージョンアップ完了後、再度設定を行ってください。
・バージョンアップ実施後、電源キーオプション画面から「機内モード」「画面の保存」の選択ができなくなります。下記の手段でご使用下さい。
 機内モード:「設定」→「ネットワークとインターネット」→「機内モード」
 画面の保存:「電源キー」+「音量下キー」長押
・バージョンアップ実施後、4K動画を撮影すると本体に保存されます。保存後、SDカードに動画データを移行することができます。
・バージョンアップ実施後、デフォルトのホームアプリ設定の表示のみチェックが外れます。ホームアプリ設定はOSV前の設定が引き継がれます。
・バージョンアップ後、過去に受信したエリアメールの履歴を確認することができなくなります。詳細はHPをご確認ください。
 https://www.nttdocomo.co.jp/service/areamail/index.html#ancNews
・バージョンアップ後、エリアメール(緊急速報メール)の「やさしい日本語表示」および「翻訳・アプリ連携設定」の機能がなくなります。詳細はHPをご確認ください。
 https://www.nttdocomo.co.jp/service/areamail/areamail_app/?d=2&p=1
・バージョンアップ後、災害用キットアプリでの災害用音声お届けサービスのメッセージ受信時に、災害用キットのアプリ通知と受信画面が表示されなくなります。
・バージョンアップ後、災害用キットアプリでの災害用伝言板の安否確認、災害用音声お届けサービスのメッセージ送信時に、発信履歴/着信履歴から電話番号を選択できなくなります。
・バージョンアップ後、災害用音声お届けサービスの「到達履歴」を確認できなくなります。
・バージョンアップ後、スグ電の発信機能をONにしていたお客様が発信モーションを行うと、右耳・左耳登録されている相手にしか発信できなくなります。
・バージョンアップ後、スグ電の発信ランキングが利用不可となります。
・バージョンアップ後、迷惑電話ストップサービスの番号指定着信拒否登録機能の一部である、通話履歴検索が利用不可となります。
・バージョンアップ後、バージョンアップ前に保存していたコンテンツが利用できなくなります。以前のコンテンツを利用する場合、コンテンツの再ダウンロードが必要となります。
 <対象コンテンツ>
 ドコモメールのきせかえテーマ・テンプレート(詳細はドコモメールアプリ内の「ドコモからのオススメ」参照)


記事執筆:memn0ck


■関連リンク
エスマックス(S-MAX)
エスマックス(S-MAX) smaxjp on Twitter
S-MAX - Facebookページ
arrows 5G 関連記事一覧 - S-MAX
arrows 5G F-51Aのソフトウェアアップデート | お客様サポート | NTTドコモ
ドコモオンラインショップで「arrows 5G F-51A」で予約・購入する
arrows 5G F-51A | スマートフォン | 製品 | NTTドコモ