ソフトバンク向けタブレットと見られる「A101ZT」がベンチマークに登場!写真は「Lenovo TAB5」

ベンチマークアプリ「Geekbench」の測定結果に未発表のLenovo Electronics Technology(以下、Lenovo)製「Lenovo A101LV」が掲載されています。型番ルールからソフトバンク(携帯電話サービス「SoftBank」や「Y!mobile」など)向けだと見られます。

測定結果からOSはAndroid 11、チップセット(SoC)はQualcomm製「Snapdragon 690 5G Mobile Platform」(2.07GHz×2+1.71GHz×6のオクタコアCPU)、内蔵メモリー(RAM)は4GB(実質3.40GB)となっています。なお、5Gに対応しているかどうかは不明。

詳細は不明ですが、過去のラインナップから考えると2019年9月に発売された10インチAndroidタブレット「Lenovo TAB5(型番:801LV)」の後継機種としてタブレットになるのではないかと予想され、製品名をそのまま継承すれば「Lenovo TAB6」(仮称)となるのではないかと考えられます。

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Geekbench v5のCPUにおけるA101ZTの結果

Lenovoでは日本市場においてメーカーブランドでノートパソコン(PC)やタブレットなどを多数販売しているほか、ソフトバンクなどの移動体通信事業者(MNO)向けにもタブレットを納入しており、SoftBank向けのLenovo TAB5の他にもNTTドコモ向け「dtab Compact d-42A」が昨年12月に発売されています。

Lenovo TAB5は約10インチWUXGA(1920×1200ドット)IPS液晶やSnapdragon 450、3GB RAM、32GB内蔵ストレージ、microSDXCカードスロット、生活防水・防塵(IPX3・IP5X)、7000mAhバッテリー、USB Type-C端子、3.5mmイヤホンマイク端子、約800万画素リアカメラ、約800万画素フロントカメラ、Wi-Fi 5などとなっていました。

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Geekbench v5のComputing(Vulcan)におけるA101ZTの結果

これに対し、A101ZTはSnapdragon 690および4GB RAMとなっているため、順当な性能アップだと思われ、特にSoCとしては5Gにも対応しているため、5G対応タブレットとしても期待が持てます。

なお、dtab Compact d-42Aも生活防水(IPX3)ですが、過去には防水(IPX7)に対応した「Lenovo TAB4」なども販売しており、防水に対応させる技術は十分にあると思われ、こちらにも期待したいところです。


記事執筆:memn0ck


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