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docomoスマホ「LG V60 ThinQ 5G L-51A」がAndroid 11に! |
NTTドコモは19日、昨年5月に発売した5G対応のフラッグシップスマートフォン(スマホ)「LG V60 ThinQ 5G L-51A」(LGエレクトロニクス製)に対して最新プラットフォーム「Android 11」を含むソフトウェア更新を2021年4月19日(月)より提供開始したとお知らせしています。
更新はスマホ本体のみで無線LAN(Wi-Fi)および携帯電話回線(5G・4G・3G)によるネットワーク経由(OTA)が用意されており、更新ファイルサイズは明らかにされていませんが、サイズが大きいと思われるため、Wi-Fiでのダウンロードが推奨されます。
更新にかかる時間は約41分。更新後のビルド番号は「02.00.00」、Androidセキュリティパッチレベルは「2021年3月」となるとのこと。ビルド番号は「設定」→「システム」→「端末情報」→「ソフトウェアバージョン」で確認可能。主な更新内容は以下の通りとなっています。
○主なアップデート内容
1)チャットやSNS等に関する通知の強化
2)プライバシー強化
3)スクリーンレコードを追加
4)スグアプを追加
5)クイックビューを追加
6)クイックビデオを追加
○改善される事象
7)通話後、通話履歴が保存されない場合があります。
8)セキュリティ更新(設定メニューのセキュリティーパッチレベルが2021年3月になります。)
※上記以外にも、より快適にご利用いただくためのアップデートや一部仕様および表示変更などが含まれています。
LG V60 ThinQ 5G L-51AはLGの昨年のフラッグシップスマホ「LG V60 ThinQ 5G」で、SoftBankから昨年発売されたLG G8X ThinQと同様に同梱される専用のディスプレイ付ケース「LGデュアルスクリーン」を装着することでデュアルスクリーンスマホになり、本体は防水・防塵(IP68)や耐衝撃(MIL-STD 810G)に対応しています。
ディスプレイは上部中央にU型ノッチ(切り欠き)を配置したアスペクト比9:20.5の縦長な約6.8インチFHD+(1080×2460ドット)有機EL「P-OLED FullVision」(約395ppi)を搭載し、HDR10+をサポートするほか、画面内指紋センサーを搭載しています。
LGデュアルスクリーンも同じ約6.8インチFHD+有機ELで、どちらの有機ELパネルもより薄く軽くなっているとのことで、LG Dual Screenには閉じたときに約2.1インチカバーディスプレイを設定でき、通知を簡易確認したり、10秒後にタイムアウトするように設定したりできたりします。
主な仕様はSnapdragon 865および8GB内蔵メモリー(RAM)、128GB内蔵ストレージ、microSDXCカードスロット、5000mAhバッテリー、USB Type-C端子、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.1、FMラジオ、位置情報取得(A-GPSなど)、急速充電「Quick Charge 4+」(最大25W)など。
カメラは背面のリアカメラが約6400万画素CMOS(1画素0.8μm)/広角レンズ(画角78°・F1.8)および約1300万画素CMOS(1画素1.0μm)/超広角レンズ(画角117°・F1.9)、深度測位用のZカメラ(ToFレシーバー・エミッター)のトリプルカメラ、前面のフロントカメラは約1000万画素CMOS(1画素1.22μm)/広角レンズ(画角72.5°・F1.9)のシングルカメラに。
リアカメラのメインとなる広角カメラは4画素を1つにまとめて約1600万画素(1画素1.6μm)として撮影することで暗い場所でも明るく撮れる技術に対応。その他の詳細な製品情報は以下の記事をご覧ください。発売時はAndroid 10をプリインストールしていましたが、今回、新たに最新のAndroid 11が配信開始されました。
・NTTドコモ、デュアルスクリーン対応の5Gスマホ「LG V60 ThinQ 5G L-51A」を発表!4月下旬発売で価格は11万8008円。FeliCaに対応 - S-MAX
・2画面化できる5Gスマホ「LG V60 ThinQ 5G」を写真で紹介!NTTドコモ版「L-51A」とSoftBank版「A001LG」が5月11日に発売【レビュー】 - S-MAX
更新は「設定」→「システム」→「端末情報」→「更新センター」→「システムアップデート」にて「アップデートを開始」を選択して画面の案内に従って操作します。再起動されたら更新完了です。詳細は『「LG V60 ThinQ 5G L-51A 」端末本体によるソフトウェアアップデート手順書(PDF形式:2,114KB)』をご確認ください。更新に際する注意事項は以下の通り。
・アップデート手順をよく読み、お客さまの責任において実施してください。
・バージョンアップすると、以前のソフトウェアバージョンへ戻すことはできません。
・バージョンアップの際は、必要に応じて、事前にデータをバックアップしてください。
・携帯電話(本体)をフル充電してから実施してください。電池残量が不足している場合はバージョンアップできません。
・端末本体(5G/Xi)でのバージョンアップにはドコモ契約のあるドコモnanoUIMカード及びspモードの契約が必要です。
・国際ローミング中の端末本体(5G/Xi)でのバージョンアップ、もしくは、圏外中の端末本体(Wi-Fi、5G/Xi)でのバージョンアップは実行できません。
・バージョンアップ中は、電話の発着信を含め全ての機能をご利用いただけません。
・バージョンアップ中は、絶対に電源をOFFにしないでください。
・バージョンアップに失敗し、一切の操作ができなくなった場合は、お手数ですがドコモショップなどの故障受付窓口までご相談ください。
・バージョンアップ後にGoogle Playストアなどからアプリケーションをアップデートしてください。
・Android 10向けのアプリケーションはAndroid 11では正常に動作しない場合があります。
・Android 11に非対応のアプリによって携帯電話の動作が不安定になる場合や、機能が正常に動作しなくなる場合があります。
・各アプリケーションのAndroid 11対応有無については、アプリケーションの提供元にご確認ください。
・バージョンアップ後、過去に受信したエリアメールの履歴を確認することができなくなります。詳細はHPをご確認ください。
https://www.nttdocomo.co.jp/service/areamail/index.html#ancNews
・バージョンアップ後、エリアメールの「やさしい日本語表示」および「翻訳・アプリ連携設定」の機能がなくなります。
https://www.nttdocomo.co.jp/service/areamail/areamail_app/?d=2&p=1
・バージョンアップ後、災害用キットアプリでの災害用音声お届けサービスのメッセージ受信時に、災害用キットのアプリ通知と受信画面が表示されなくなります。
・バージョンアップ後、災害用キットアプリでの災害用伝言板の安否確認、災害用音声お届けサービスのメッセージ送信時に、発信履歴/着信履歴から電話番号を選択できなくなります。
・バージョンアップ後、災害用音声お届けサービスの「到達履歴」を確認できなくなります。
・バージョンアップ後、スグ電の発信機能をONにしていたお客様が発信モーションを行うと、右耳・左耳登録されている相手にしか発信できなくなります。
・バージョンアップ後、スグ電の発信ランキングが利用不可となります。
・バージョンアップ後、迷惑電話ストップサービスの番号指定着信拒否登録機能の一部である、通話履歴検索が利用不可となります。
・バージョンアップ後、バージョンアップ前に保存していたコンテンツが利用できなくなります。以前のコンテンツを利用する場合、コンテンツの再ダウンロードが必要となります。
<対象コンテンツ>
ドコモメールのきせかえテーマ・テンプレート(詳細はドコモメールアプリ内の「ドコモからのオススメ」参照)
・バージョンアップ後、「ファイル共有」機能は、「ニアバイシェア」機能に変更されます。
・バージョンアップ後、一部のウィジェットが使用できなくなります。バージョンアップ実施後、ウィジェットの再設定を行ってください。
・バージョンアップ後、OSV前にChrome上でスクリーンショットした画像に保存されていたURLリンク情報が削除され、当該URLに遷移できなくなります。バージョンアップ後、新たに保存されるスクリーンショットのURLリンク情報は削除されません。
・バージョンアップ後、OSV前に撮影した画像をギャラリーで編集し、上書き保存した画像のソート順序が、編集した日付から元の写真の撮影日でソートされます。
※上書きではなくコピーして保存した画像は新規保存となるためソート順序は変更されません。
記事執筆:memn0ck
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