ahamoを契約前から契約後まで絶対知っておくべき事柄をまとめてチェック!

NTTドコモが今年3月に提供を開始したオンライン専用の新料金プラン「ahamo」( https://ahamo.com )。月間高速データ通信容量20GBと1回5分までの国内宛通話(一部除く)が回数制限なく無料で行えて月額2,970円(金額はすべて税込)と、これまでの料金プランよりも安いことで注目を集めている。

そんなahamoをこれから契約する人は多いと思われるが、実際にどういったサービスなのか詳細部分まで確認する方法が意外と少ない。そこで本記事では、NTTドコモの既存プランとの比較案内だけでは見えてこないahamoの本当に知りたい細かい機能や、ahamoロゴのSIMを入手できるパターンについても見ていこう。

なお、まだahamoの基本的なサービス内容を知らない場合は同社の公式Webサイト内に掲載されている「ギガプランとahamoを比較する」のページ( https://www.nttdocomo.co.jp/charge/promotion/compare/ )を見るとわかりやすいのでまずは確認してみて欲しい。その上で、より細かい内容について触れていく。

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NTTドコモ公式Webサイト内にある「ギガプランとahamoを比較する」ページ


■気になる留守電や着信通知など通話サービスをチェック

ahamoは月間高速データ通信容量20GB前後の中料金プランの中では、国内通話1回当たり5分まで無料の準定額通話が含まれているという特徴がある。ただし、留守番電話が非対応となっているなど、既存のNTTドコモの料金プランのフルサービスに対応しているわけではないので注意が必要だ。そこで、まずはahamoの通話サービスの内容がどうなっているのか見ていこう。

【ahamoの通話周りの基本サービス】
月額基本料2,970円
月間高速データ通信容量20GB(超過時は最大1Mbps)
通話料1回の通話ごとに5分まで無料(超過時は22円/30秒)
国内通話定額オプションかけ放題オプション 1,100円/月
留守番電話非対応
不在着信通知対応(SMSで着信番号と時間を通知)
着信拒否対応(迷惑電話ストップサービス)
着信転送非対応
キャッチホン非対応
SMS対応(送信3〜33円)
+メッセージ対応

気になるところでは「不在着信通知」はそのまま利用できる。そのため、もしもスマートフォン(スマホ)の電源を切っていた場合や通話中や圏外時でも誰からいつ電話がかかってきたのかを確認可能だ。

またNTTドコモのAndroidスマホの場合にはSMSだけでなく通話アプリの着信履歴でも確認できる。そのため、留守番電話サービスは非対応だが、これがあれば最悪でも着信に気づかないことは防げる。

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一方、留守番電話サービスは新しい月20GBの他社のサービスも多くが非対応だ。スマホの電源を切っていた場合や通話中や圏外時に伝言メッセージを残してもらうことはできない。もちろんiPhoneの留守番電話「ビジュアルボイスメッセージ」も利用できなくなる。

ただし、NTTドコモの販売したAndroidスマホなどの日本向けの一部のスマホでは、電源オンの圏内時に限られるが、スマホへ伝言メッセージを残せる「伝言メモ」を搭載したモデルがある。この機能を簡易的な代替機能として使うことは可能だ。

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また留守番電話サービスの代替方法として着信転送で別の通話サービスの留守番電話を使うという裏技もあるのだが、ahamoは着信転送に非対応なので利用できない。

その他、SMSや+メッセージは問題なく利用できる。SMSの送信3〜33円という料金はこれまでのNTTドコモの既存の料金プランと同じだ。全角70文字(半角英数字160文字)までなら3円、そこから段階的に高くなり、全角最大670文字(半角英数字1530字)の場合最大33円となる。

■ahamoでもキャリア決済は可能、だがドコモからの移行時は要注意

ahamoもキャリア決済に対応している。「d払い」や「ドコモ払い」のほか、「コンテンツ決済サービス(Google Play)」「コンテンツ決済サービス(iTunes)」が利用可能だ。近年のd払い周りのキャンペーンから有料アプリの支払いまで問題なく利用できる。

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ただし、以前からNTTドコモが提供している「spモード コンテンツ決済サービス(dメニュー掲載コンテンツ)」は利用できなくなる。NTTドコモからahamoへ移行する場合、移行前に「dメニュー」→「マイメニュー」から契約中で継続が必要な月額サービスがないかを確認しておこう。継続が必要な場合は、サービスにもよるが支払い方法をspモード以外に変更することで継続できる。

■ahamoでNTTドコモのAndroidスマホの機能はどこまで使える?

NTTドコモのAndroidスマホをahamoで利用する場合、ドコモメールやドコモクラウドの動機機能は利用できなくなるが、それ以外のNTTドコモのdアカウントやアプリの管理、災害対応周りの機能はそのまま利用できる。

NTTドコモの各種機能を設定する「設定」→「ドコモのサービス/クラウド」の機能だが、「dアカウント設定」やNTTドコモのプリインストールアプリのインストールや更新をする「ドコモのアプリ管理」は問題なく利用できる。むしろ、契約内容からahamoアプリのインストールを薦めてくれる。

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逆に「ドコモアプリデータバックアップ」の同期はできなくなる。「ドコモメール」アプリの同期も同様だ。これらのデータが必要なら、ahamo移行前に個別にバックアップをとるか、「ドコモデータコピー」アプリでバックアップしよう。

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災害対応は緊急地震速報などを通知する「エリアメール」や「災害用音声お届けサービス」、「災害用伝言板」といった機能にいずれにも対応している。NTTドコモの「災害用キットアプリ」をインストールしておこう。

■ahamoで買えるXperia 1 IIやGalaxy S20のプリインはどうなっている?

ahamoの公式Webサイトで販売されているXperia 1 IIやGalaxy S20だが、NTTドコモの既存の料金プランなど向けに販売されているモデルと違い、プリインストールアプリが最小限になっており、ホーム画面もメーカーのものが標準だ。また「docomo LIVE UX」も搭載されていない。製品名は同じだが、端末内部のモデル表示はXperia 1 IIだと「SO-51A」から「SO51Aa」に変更されている。

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ただし、上述の通り「設定」→「ドコモのサービス」のメニューは搭載されており、dアカウントの登録やドコモのアプリの追加や更新はここから管理できる。

■ahamoからNTTドコモの既存の料金プランへ移行や解約方法は?

ahamoからNTTドコモの既存の料金プラン(ahamo以外)への移行は、ドコモショップ店頭での手続きが必要だ。

解約はahamoのサイトやアプリの「その他の手続き」から申し込めるのだが、その際のログインにahamoのデータ通信で接続した場合に利用できる「電話番号とネットワーク暗証番号」でのログイン時は手続きできない。

再ログイン時に無線LAN(Wi-Fi)などで接続するか、「別のdアカウントでログイン」を選んで「dアカウントのIDとパスワード」でログインしてから解約しよう。

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■ahamoロゴのnanoSIMカードはどうやって手に入れる?

NTTドコモからahamoへ移行する場合に現在、4G(Xi)対応の料金プランを利用している多くの人は同じSIMカードのままで契約プランだけがahamoに切り替わる。このため、SIMカードは現在利用中のdocomoのSIMのままとなる。

利用に関してはこれでなんの問題ないのだが、SIMコレクターやせっかくahamoを契約するのだからahamoのSIMが欲しいという場合は、新しく追加されたahamoロゴ入りのnanoSIMカード(4FF)もなんとなく気になるところだろう。

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ahamoのロゴのnanoSIMで使いたい場合、確実なのは新規契約(MNP含む)だ。

また、NTTドコモの既存の料金プランからの移行でも申込時にahamoの公式Webサイトで販売されているiPhone 11やXperia 1 II、Galaxy S20を購入した場合もahamoの新しいnanoSIMが発行される。

ちなみにahamo契約中にSIMカードが故障したり、なくしたり、サイズ変更などで交換が必要な場合は、ahamoの公式Webサイトのチャットで再発行を申し込める。発行手数料は紛失や利用者都合の場合は2,200円、故障の場合は無料。紛失や利用者都合の場合、発行されるSIMのサイズはnanoSIMカードのみとなる。

■ahamoのiPhoneやAndroidでの接続設定は?

iPhoneで利用する場合、SIMカードを挿入すると通常のNTTドコモのSIMカードと同様に自動認識され、すぐにネット接続を利用できる。なお、ahamoは5G・4G対応の料金プランなので、特に5G対応モデルでは「設定」→「モバイル通信」から回線を選んで「データモード」の内容を確認しておこう。通信量を節約したい場合は「5Gでより多くのデータを許容」ではなく「標準」などに変えておいた方が良い。

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一方、Androidの場合は、通常のNTTドコモの料金プランと同じspモードの設定で動作する。NTTドコモが販売するスマホなら基本的には何の設定もなく利用できるはずだ。上手く動かない場合はVoLTEの設定がオンか確認するか一度再起動しよう。

またSIMフリーのAndroidスマホでAPN設定が必要な場合は、NTTドコモの案内するAPN設定をそのまま入力する必要がある。APN設定については以下を参照して欲しい。

アクセスポイント(APN)設定について
https://www.nttdocomo.co.jp/support/for_simfree/apn.html

なお、すでに先行エントリーキャンペーンは終了しているが、新たに他社から乗り換え(MNP)でSIMのみを契約した場合にはdポイント(期間・用途限定)を7,000ポイントプレゼントするキャンペーンを6月10日より実施している。また[https://s-max.jp/archives/1806599.html[東北地方限定だが、6月30日までは新規契約でも7,000ポイントをプレゼントしているので、気になる人は是非チェックしてみて欲しい。



記事執筆:島 徹


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