エントリーモデルの5Gスマホ「Galaxy A22 5G SC-56B」をチェック! |
既報通り、NTTドコモは6日、オンラインにて「2021-2022冬春 新商品に関する記者説明会」を開催し、5Gに対応したスタンダードなスマートフォン(スマホ)「Galaxy A22 5G SC-56B(ギャラクシー エートゥエンティツー ファイブジー エスシーゴロクビー)」(Samsung Electronics製)を2021年12月中旬以降に発売すると発表した。
発売に先立ち、ドコモショップや量販店などのドコモ取扱店および公式Webストア「ドコモオンラインショップ」では事前予約を開始している。既にレポートした「arrows We F-51B(アローズ ウィー エフゴイチビー)」(FCNT製)と同様、低価格帯モデルであることがアナウンスされているが、現時点での詳細な販売価格は未定となっている。
今回は記者説明会の後に開催されたメディア向けタッチ&トライ会場でGalaxy A22 5G SC-56Bの実機を試すことができたので、写真や動画を交えながらレポートする。
公式アナウンスでは本体サイズや重量は未定となっているが、約5.8インチ HD+(720×1560)TFT液晶のディスプレイを搭載しており、ハイスペックな大きめスマホに比べると小さめのサイズ感となっている。
また、今回のタッチ&トライ会場に展示されていたGalaxy A22 5G SC-56Bは、製品版で記載される予定の背面下部の型番とIMEI(製品番号)の記載がないため、背面全体の撮影がNGだった。そのため、展示機の写真は正面および側面を中心に、背面は中央から上部の画像のみを掲載している。
本体のカラーバリエーションは「ブラック」「ホワイト」「レッド」の合計3色。いずれも光沢のある背面で、ブラックは特に指紋跡が目立つため、気になる人は小まめに拭くかケースを着けたほうがいいだろう。
本体正面に向かって左側面にはnanoUIMカード(4FF)とmicroSDカードのスロット、右側面には上下(音量)キーと電源キーを搭載。上部側面には3.5mmイヤホンジャックを、下部側面にはUSB Type-C端子とスピーカー備えている。
本体左側面のカードスロットはSIMピンを使って開閉する仕様となっており、microSDカードは1TBまでのmicroSDXCカードに対応している。
背面にはアウトカメラ、LEDフラッシュ、FeliCaポートを搭載しており、中央にはNTTドコモのロゴがある。アウトカメラは、約1300万画素裏面照射型CMOS/広角レンズ(F1.9)を搭載。シングルカメラの下にLEDフラッシュを備えている。
標準カメラアプリでは通常モードにあたる「写真」モードや「ポートレート」モード、「動画」モードの他、「AR手描き」「プロ」「パノラマ」「食事」「ナイト」「ハイパーラプス」の各モードが用意されている。
前面上部のしずく型ノッチ(切り欠き)には約500万画素裏面照射型CMOS/広角レンズ(F2.0)のインカメラを搭載する。生体認証はこのインカメラを使った顔認証のみで指紋認証には対応していない。また、「ドコモ払い」「d払い」および「dアカウント」ログインの認証に顔認証は利用できないので注意が必要。
アプリアイコンや文字が大きく表示されたり、文字入力時に表示されるキーボードが見やすかったりする「かんたんモード」を搭載している。また、かんたんモードのホーム画面に設置されている「Galaxy使い方相談」をタップするとダイヤラー(電話アプリ)が起動して専用ダイヤルが表示される。そのまま発話ボタンを押すことで専用ダイヤルに電話をかけて、使い方の相談をすることができる。専用ダイヤルはフリーダイヤルで、通話料や利用料(相談料)は無料。
かんたんモードのように年配者はもちろん、子どもが利用する際にも役立つ「SOSメッセージ送信」機能も搭載している。「設定」画面の「便利な機能」から「SOSメッセージを送信」の項目で詳細な設定ができる。サイドキーを3回もしくは4回押すでSOSメッセージを送信できる他、メッセージの送信先を最大10件まで設定することもできる。SOSメッセージを受信する側は、SOSメッセージが送信された場所のGoogleマップのリンク(URL)と住所が送られてくる。ちなみに、サイドキー2回押しは標準カメラアプリの起動が割り当てられている。
内蔵バッテリーは4000mAhを搭載し、IPX5/8の防水性能およびIP6Xの防塵性能に対応。モバイルネットワークはSub6(サブシックス:6GHz未満の低周波数帯)の5Gに対応しており、下り最大2.1Gbpsおよび上り最大218Mbps、4G LTEは下り最大400Mbps および上り最大75Mbps、BluetoothはVersion 5.0に対応する。
OSはAndroid 11、チップセット(SoC)はMediaTek Dimensity 700(2.2GHz+2.0GHzのオクタコアCPU)、内蔵メモリー(RAM)は4GB、内蔵ストレージ(ROM)は64GBを搭載し、前述の通り外部メモリーは最大1TBのmicroSDXCまで対応する。
別途イヤホンケーブルを用意する必要があるが「FMラジオ」にも対応している。なお、ワンセグやフルセグ、ワイヤレス充電、ハイレゾには対応していない。
最後に会場の説明員に主な特長やSOSメッセージ送信の操作および解説をしてもらった動画を紹介する。
本体 | サイズ[高さ×幅×厚さ/mm] | 未定 | |
UIM | nanoUIM | ||
質量[g](電池含む) | 未定 | ||
OS | Android 11 | ||
CPU | MediaTek Dimensity 700(MT6833V) | ||
2.2GHz+2.0GHz | |||
オクタコア | |||
内蔵メモリー(RAM) | 4GB | ||
内蔵ストレージ | 64GB | ||
外部メモリ最大対応容量 | microSDXC(1TB) | ||
ディスプレイ | サイズ/パネル | 約5.8インチ/TFT | |
解像度[横×縦] | HD+ | ||
720×1560 | |||
HDR | - | ||
カメラ | 有効画素数/F値 | リア | 約1300万/1.9 |
フロント | 約500万/2.0 | ||
電池 | バッテリー容量 | 4000mAh | |
連続待受時間(静止時)[4G(LTE)] | 未定 | ||
連続通話時間[VoLTE/VoLTE(HD+)/ビデオコール] | 未定/未定/未定 | ||
充電時間 | 未定 | ||
通信・通話 | 通信速度[受信時/送信時の最大速度] | 5G:2.1Gbps/218Mbps 4G:400Mbps/75Mbps | |
VoLTE/VoLTE(HD+) | ○/- | ||
テザリング同時接続数 [Wi-Fi/USB/Bluetooth] | 10台/1台/3台 | ||
Bluetooth(対応バージョン) | ○(5.0) | ||
スグアプ/スグ電 | ○/○ | ||
WORLD WING [対応ネットワーク:4G(LTE)/3G/GSM] | ○/○/○ | ||
充電 | 接続端子 | USB Type-C | |
ワイヤレス充電(Qi) | - | ||
その他 | 防水/防塵 | ○/○ | |
ワンセグ/フルセグ | -/- | ||
おサイフケータイ [FeliCa/NFC] | ○/○ | ||
生体認証 | ○(顔) | ||
ハイレゾ | - | ||
カラー | ブラック、レッド、ホワイト | ||
メーカー | サムスン電子 |
記事執筆:2106bpm(つとむびーぴーえむ)
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