docomoが2月1日に発生した障害の原因などを発表!IPv6シングルスタック方式導入の影響

NTTドコモは7日、同社の携帯電話サービスにおいて「spモード」などのインターネット通信が一部の利用者にて2022年2月1日(火)に利用しづらい状態になっていた障害において原因と影響人数が明らかになったとお知らせしています。

原因は同日に導入された「IPv6シングルスタック方式」によって一時的にサーバの負荷が上昇してネットワークへの通信を制御するための信号が端末に送信されたためとしており、影響エリアは日本全国、影響を受けた人数は約1万8000人だということです。

なお、同事象は当初、2月1日8時00分頃から13時00分頃と案内されていましたが、発生日時も更新されており、2月1日7時30分頃から12時13分頃までとなっており、対象サービスもインターネットサービスだけでなく音声通話にも影響があったとしています。

障害はオンライン専用プラン「ahamo」や同社の携帯電話回線を用いた一部の仮想移動体通信事業者(MVNO)における携帯電話サービスにも影響して同様の事象が発生していました。これにより、NTTドコモでは利用者に大変迷惑をかけたとして深く謝罪していました。

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NTTドコモでは昨年10月にIoT向けサービスを発端とした通信障害を起こし、重大な事故として総務省に報告しましたが、新たに2月1日にも5時間弱に渡ってspモードなどの携帯電話サービスにおけるインターネット通信および音声通話が一部で利用しづらい状況となっていました。

なお、同社ではインターネット通信や音声通話において利用しづらい状態が継続している場合は利用製品の再起動(電源オフ→オン)や機内モード設定→設定解除といった操作を実施することで事象が改善する場合があるとしています。





記事執筆:memn0ck


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