TONEモバイル向け新スマホ「TONE e21」が登場!

フリービット傘下のドリーム・トレイン・インターネット(以下、DTI)は9日、都内にて「新製品及び新サービス発表会」を開催し、同社がNTTドコモから回線を借り入れて仮想移動体通信事業者(MVNO)として提供している携帯電話サービス「トーンモバイル」において新たなスマートフォン(スマホ)「TONE e22」(フリービット製)を発表しています。

発売日は2022年6月1日(水)で、発売に先立って5月9日(木)13時よりトーンモバイルの公式Webサイトにて予約受付を開始しており、店頭でも順次予約受付を実施する予定とのこと。価格(金額はすべて税込)はTONE Labo(無料)に参加する場合は割引価格21,780円、参加しない場合は通常価格32,780円となっています。

なお、同社ではTONE e22を前機種「TONE e21」に続いて自社設計による完全独自製品とし、開発はCPSpeedが協力し、製造はFise Technology Holidingが行っており、新たに5G NR方式に対応し、NSAおよびSAをサポートするほか、SIMがnanoSIMカード(4FF)スロットが1つとeSIMが1つのデュアルSIMとなり、さらにワイヤレス充電にも対応しました。

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トーンモバイルでは携帯電話回線からスマホ、サービスまでを完全垂直統合でパッケージ化して提供しており、サービス開始から7年が経ち、新たなハードウェアのアップデートとして新製品のTONE e22を開発し、TONE e21から性能が大幅に向上して機能もさらに充実しているものの、価格はTONE Laboに参加すれば据え置きの低価格を実現しています。

ディスプレイは上部中央にパンチホールを配置したアスペクト比9:20の縦長な約6.67インチFHD+(1080×2400ドット)液晶を搭載し、パンチホール部分には約1300万画素CMOS/広角レンズのフロントカメラを内蔵して顔認証に対応するほか、生体認証として本体右側面に電指紋センサーを内蔵した電源キーを搭載しています。

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サイズは約164.7×76.5×8.9mm、質量は約191g、本体カラーはホワイトの1色のみ。バッテリー容量は4000mAh(取外不可)で、急速充電「USB PD 3.0」に対応するほか、新たにワイヤレス充電(Qi)にも対応しました。また引き続いてNFC Type A/Bに対応し、箱に収納するだけで不具合のチェックなどができる「置くだけサポート」が利用できます。

主な仕様はMediaTek製チップセット(SoC)「Dimensity 700」(2.2GHz Cortex-A76×2+2,0GHz Cortex-A55×6のオクタコアCPU、950MHz Mali-G57 MC2のデュアルコアGPU)および6GB内蔵メモリー(RAM)、128GB内蔵ストレージ、microSDXCカードスロット(最大512GB)、USB Type-C端子、3.5mmイヤホンマイク端子、、位置情報取得(A-GPS)、ライフログ、ダブル電話番号など。

製品TONE e22TONE 21
大きさ164.7×76.5×8.9mm162.4×77×8.85mm
重さ191g185g
本体色ホワイトホワイト
画面6.67インチ液晶
FHD+(1080×2400ドット)
パンチホール(上中央)
6.53インチ液晶
FHD+(1080×2340ドット)
パンチホール(左上)
SoCMediaTek Dimensity 700MediaTek Helio P35
内蔵メモリー6GB6GB
内蔵ストレージ128GB128GB
外部ストレージmicroSDXCmicroSDXC
電池容量4000mAh4000mAh
ワイヤレス充電
背面カメラ4800万画素/広角
800万画素/超広角
200万画素/深度
4800万画素/広角
800万画素/超広角
200万画素/マクロ
200万画素/深度
前面カメラ1300万画素/広角800万画素/広角
SIMnanoSIM+eSIMnanoSIM

リアカメラは以下のトリプル構成で、メインの広角カメラは4画素を1つにまとめて明るく撮影できるほか、マルチフレーム処理などの多彩な撮影アシスト機能によってどんなシーンでも綺麗に撮影が可能となっており、画角120°のウルトラワイド撮影やマクロ撮影、深度測位を行うデプスカメラも搭載しているため、背景をぼかしたポートレート撮影などに対応しています。

・約4800万画素CMOS/広角カメラ
・約800万画素CMOS/超広角カメラ
・約200万画素CMOS/深度カメラ

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通信面ではIEEE802.11a/b/g/n/ac準拠(2.4および5.xGHz)の無線LAN(Wi-Fi)やBluetooth 5.2、携帯電話ネットワークはnanoSIMカード(4FF)スロットを1つとeSIMを1つのデュアルSIMに対応し、対応周波数帯は5G(NR方式)のn77およびn78、n79、4G(LTE方式)のBand 1および2、3、4、5、8、18、19、41となっています。OSはAndroid 11をプリインストール。

独自機能としてAIが自画撮り被害を防ぐ「TONEカメラ」を標準カメラに対応させるほか(ソフトウェア更新で対応)、AIが利用者を認識して契約時の情報などから最適な設定を自動で提案する「TONE Zen」や位置情報や歩きスマホ、バッテリー残量低下などの利用者の見守り状況をAIが判断して保護者に通知する「Oneメッセンジャー」、接触通知アプリ「COCOA」を利用しているスマホが一定距離に集まると“密”と認識してお知らせするなどの「TONEダッシュボード」、AndroidだけでなくiPhoneともファイル共有が可能な「One Drop」などに対応。

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記事執筆:memn0ck


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