![]() |
auにてGalaxy Watch6やApple Watchにて国際ローミングが利用可能に! |
KDDIは15日、携帯電話サービス「au」において取り扱っているスマートウォッチでで国際ローミングを2023年9月15日(金)より順次提供開始するとお知らせしています。対象機種は「Galaxy Watch6」および「Apple Watch Series 5」以降、「Apple Watch SE」以降、「Apple Watch Ultra」以降とのこと。
これにより、スマートフォン(スマホ)が手元になくても同じ電話番号のままスマートウォッチ単体で音声通話やデータ通信が可能な「ナンバーシェア」を利用している場合を対象に海外渡航中でも家族や友人のほか、緊急時の連絡にも音声通話やデータ通信が利用できるようになるということです。
提供エリアはVoLTEサービスを提供する国・地域となっており、サービス開始当初はアメリカ(本土・アラスカ・ハワイ)およびカナダ、グアム、サイパン、台湾、香港、ベトナム、インド、インドネシア、デンマークとなっています。
なお、提供開始日はGalaxy Watch6が2023年9月15日(金)、Apple Watchシリーズが2023年9月19日(火)となっており、Apple Watchシリーズについては最新プラットフォーム「watchOS 10」以降を搭載している必要があるということです。また利用料はスマホの国際ローミングの料金が適用されます。
auでは新たに国際ローミング「au世界サービス」に対応したスマートウォッチであれば、海外滞在中も手元にスマホがなくてもスマートウォッチだけで音声通話やデータ通信が利用できるようになります。スマートウォッチ単体の音声通話はナンバーシェアサービスを利用するのでスマホと同じ電話番号となります。
利用手順は音声通話の場合には特に追加設定は不要で利用でき、データ通信の場合にはスマートウォッチ本体の国際ローミング設定がONになっていることを確認します。なお、データ通信オプション「世界データ定額」を利用の場合には海外渡航前に親スマホでの事前予約手続き、または海外渡航後に親スマホでの利用開始手続きが必要です。
スマートウォッチ単体での国際ローミングにおける音声通話やデータ通信の利用にはスマートウォッチがVoLTEに対応したローミングサービスのネットワークに接続されていることが必要で、VoLTEローミング対応ネットワークを利用できる地域・事業者は以下の通りです。なお、例外として親スマホが海外、スマートウォッチが日本にあるという状況においてスマートウォッチで着信に応答すると、日本国内での着信応答として取り扱われ、着信側には通話料が発生しないということです。
地域区分 | 地域 | 利用可能な事業者 |
北米 | アメリカ(本土、アラスカ) | AT&T、Verizon Wireless |
カナダ | Telus | |
オセアニア | ハワイ | AT&T、Verizon Wireless |
グアム | DOCOMO Pacific(Guam Cellular) | |
サイパン | DOCOMO Pacific(Guam Cellular) | |
アジア | 台湾 | Chunghwa Telecom、FarEasTone、Taiwan Mobile |
香港 | SmarTone | |
ベトナム | Viettel | |
インド | Reliance Jio | |
インドネシア | Smartfren Telecom Tbk | |
ヨーロッパ | デンマーク | Telenor Denmark |
記事執筆:memn0ck
■関連リンク
・エスマックス(S-MAX)
・エスマックス(S-MAX) smaxjp on Twitter
・S-MAX - Facebookページ
・Apple Watch 関連記事一覧 - S-MAX
・Galaxy Watch 関連記事一覧 - S-MAX
・au、スマートウォッチで国際ローミングを提供開始 | 2023年 | KDDI株式会社
・ナンバーシェア | サービス・機能 | au