SoftBankスマホ「AQUOS R8 pro A301SH」がAndroid 14に! |
ソフトバンクは7日、携帯電話サービス「SoftBank」向け5G対応フラッグシップスマートフォン(スマホ)「AQUOS R8 pro(型番:A301SH)」(Sharp製)に対して最新プラットフォーム「Android 14」へのOSバージョンアップを含むソフトウェア更新を2024年3月7日(木)より提供開始したとお知らせしています。
更新はスマホ本体のみで無線LAN(Wi-Fi)および携帯電話ネットワーク(5G/4G)によるネットワーク経由(OTA)が用意されており、ソフトウェア更新にかかる通信料は無料となっているものの、更新ファイルサイズは大きいのでダウンロードにはWi-Fiの利用が推奨されています。ただし、契約時に提供したUSIMカード以外を利用したり、契約または登録内容と異なる用い方をした場合などでは通信料が発生するときがあるとのことなのでご注意ください。
また更新は完了まで最大30分程度かかる場合があるとのこと。更新後のビルド番号は「02.00.04」で、ビルド番号は「設定」→「デバイス情報」→「ビルド番号」にて確認できます。主な更新内容は以下の通りですが、詳細はシャープの公式Webページ『Android 14対応 OSアップデート|OSバージョンアップ情報|サポート|AQUOS:シャープ』および『OSアップデート(ver.14) – よくあるご質問』をご覧ください。
・Android 14へのOSバージョンアップ
・セキュリティの向上
※上記以外にもより快適にご利用いただくための更新が含まれております。
※最新バージョンの詳細については<<メーカーサイト>>にてご確認ください。
AQUOS R8 pro A301SHはシャープが展開する「AQUOS」ブランドにおけるハイエンド向け「AQUOS R」シリーズのうちの2023年モデル「AQUOS R8」シリーズの上位モデル「AQUOS R8 pro」のSoftBank版で、2021年より投入されているLeica Camera(以下、ライカ)が監修した1インチセンサーカメラを搭載した「AQUOS R6」やその2世代目「AQUOS R7」の後継機種となっており、同様にライカがカメラ機能を監修した1インチセンサーカメラを搭載し、表現力がさらに進化しているということです。
AQUOS R8 proのリアカメラはスマホ向けとして圧倒的な集光量を誇る1インチイメージセンサーとライカと共同開発した「SUMMICRON LENS(ズミクロンレンズ)」のシングルレンズカメラを搭載し、新たに撮影時の光の強さや色味を測定して補正する14chスペクトルセンサーを搭載したことによって朝日や夕焼け、室内照明などさまざまな光の環境に応じて“見たまま”により近い自然な色合いで撮影することが可能になっているとのこと。
・約4720万画素CMOS/広角レンズ(F1.9、焦点距離19mm相当)
・約190万画素測距用14chスペクトルセンサー
ディスプレイは上部中央にパンチホールを配置した約6.6インチWUXGA+(1260×2730ドット)有機ELで、リフレッシュレートが1〜240Hzで可変駆動するシャープ独自のPro IGZO OLEDパネルを採用し、高い省エネ性能となめらかでクリアな表示を両立しており、Dolby VisionやDolby Atmos、コントラスト比2000万:1、明るさ最大2000nits、10億色の表現力を持つ画面の美しさはそのままにブルーライトの発光をAQUOR S7比で約50%低減しています。
パンチホール部分には約1260万画素CMOS/広角レンズ(F2.3、焦点距離27mm相当)のフロントカメラが内蔵され、マスクを付けたままでも使える顔認証に対応するほか、生体認証として3D超音波指紋センサー「Qualcomm 3D Sonic Max」も搭載しています。加えて最新のQualcomm製チップセット(SoC)「Snapdragon 8 Gen 2 Mobile Platform」を搭載し、背面の大型カメラリングを通して内部の熱を効率的に放出する独自の新放熱設計「サーモマネジメントシステム」によって長時間の動画撮影などでも高いパフォーマンスが継続します。
主な仕様は12GB LPDDR5X内蔵メモリー(RAM)および256GB UFS 4.0内蔵ストレージ、microSDXCカードスロット(最大1TB)、5000mAhバッテリー(取外不可)、急速充電(PD3.0)、ワイヤレス充電(Qi)、チャージシェア、USB Type-C端子、3.5mmイヤホンマイク端子、Wi-Fi 6Eに対応したIEEE802.11a/b/g/n/ac/ax準拠(2.4GHzおよび5GHz、6GHz)の無線LAN(Wi-Fi)、Bluetooth 5.3、FMラジオ(ラジスマ対応)、位置情報取得(A-GNSS:GPS、GLONASS、BeiDou、Galileo、QZSSなど)、加速度センサー、照度センサー、ジャイロセンサー、電子コンパス、防水(IPX5およびIPX8準拠)、防塵(IP6X)、おサイフケータイ(FeliCa)、NFC Type A/Bなど。
サイズは約161×77×9.3mm、質量は約203g。SIMはnanoSIMカード(4FF)スロットが1つとeSIMのデュアルSIMデュアルVoLTE(DSDV)に対応し、NTTドコモでは5G NR方式のSub6に加えてミリ波にも対応しているものの、SoftBank向けはミリ波には非対応で、携帯電話ネットワークの対応周波数帯は以下の通り。OSはAndroid 13をプリインストールしており、最大3回のOSアップデートと最大5年のセキュリティーアップデートのサポートによって長期間安心して使えるとのこと。
5G NR: n1, n3, n5, n28, n41, n77, n78, n79
4G LTE: Band 1, 2, 3, 4, 5, 7, 8, 11, 12, 17, 18, 19, 20, 21, 38, 39, 40, 41, 42, 66
3G W-CDMA: Band I, II, IV, V, VIII
2G GSM: 850, 900, 1800, 1900MHz
発売時にはAndroid 13がプリインストールされていましたが、今回、最新のAndroid 14が提供開始されました。更新は「設定」→「システム」→「詳細設定」→「システムアップデート」を選択してから画面の案内に従って操作します。詳細は『更新後のソフトウェアバージョンの確認する[PDF]』をご覧ください。更新に際しての注意事項は以下の通りです。
・ソフトウェア更新中は、発着信を含むスマートフォンの各機能をご利用できません。また、緊急通報(110番、118番、119番)をご利用することもできません。
・ソフトウェア更新の完了までに最大30分程度かかる場合があります。
・ソフトウェア更新を行う際は通信が切断されないよう、電波状態のよい場所で移動せずに実施してください。
・ソフトウェア更新中は、絶対に本機の電源を切らないでください。故障の原因となります。
・ソフトウェア更新は電池を十分に充電した状態で実施してください。ソフトウェア更新中に電池切れになると、故障の原因となる可能性があります。
・本機の状況(故障・破損・水濡れ等)によっては、保存されているデータが破損・消失されることがあります。必要なデータは、ソフトウェア更新前にバックアップしておくことをおすすめします。なお、データが破損・消失した場合の損害につきましては、当社は責任を負いかねますので、あらかじめご了承ください。
・その他のご注意点はソフトバンク公式サイト<<ソフトウェアアップデート>>をご確認ください。
記事執筆:memn0ck
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