SoftBankの法人向けスマホ「DIGNO BX3」および「DIGNO BX3 Plus」、「DIGNO BX3 カメラレス」が登場! |
ソフトバンクは4日、携帯電話サービス「SoftBank」の法人向け新商品として5G対応エントリースマートフォン(スマホ)「DIGNO BX3(ディグノ ビーエックススリー)」および「DIGNO BX3 Plus(ディグノ ビーエックススリー プラス)」、「DIGNO BX3 カメラレス(ディグノ ビーエックススリー カメラレス)」(ともにKyocera製)を発表しています。
発売時期は各機種ともに2024年11月下旬以降を予定し、販売チャネルはSoftBankの法人窓口となっており、価格はオープンで、法人向けのレンタルサービスにも対応しています。違いとしてはDIGNO BX3 PlusはDIGNO BX3と比べてNFCや指紋センサーを搭載しているほか、内蔵メモリー(RAM)と内蔵ストレージが増量されており、DIGNO BX3 カメラレスはDIGNO BX3のリアカメラおよびフロントカメラが省かれ、それに伴って顔認証が非対応となっています。
DIGNO BX3およびDIGNO BX3 Plus、DIGNO BX3 カメラレスは京セラの「DIGNO」シリーズの最新機種で、SoftBankの法人向けとして2021年11月に発売された前機種「DIGNO BX2」の後継機種となっており、新たによく使う機能を割り当てられるハードウェアキー「ダイレクトボタン」を搭載し、素早いアクセスで業務の効率化を実現できるほか、NFCに対応したPlusモデルとカメラ非搭載のカメラレスモデルも用意され、用途に合わせて選べるようになりました。
また新たに「仕事を楽に、自分を楽に。」をコンセプトに開発されたとしたとのこと。引き続いて防水(IPX5およびIPX8)や防塵(IP6X)に加え、耐衝撃をはじめとする米国国防総省基準(MIL-STD-810H)の20項目にも準拠しており、アルコールなどを含ませた布での拭き取り試験をクリアしているため、除菌シートなどで拭き取り清潔に使用することができ、さらに京セラ独自の設計によって筐体強度をアップさせているということです。サイズは約157×72×10.9mm、質量は約180g(ともに暫定値)、本体色はブラックの1色のみで、本体左側面の下部にストラップ穴を搭載。
ディスプレイは画面上部中央に水滴型ノッチ(切り欠き)を配置したアスペクト比9:20の縦長な約5.8インチHD+(720×1600ドット)TFT液晶で、画面は2段強化ガラスと四隅のフレーム構造の強化によって割れにくくなっており、手袋を着けた状態や画面が濡れた状態でも操作することができる「ウェットタッチ」や「グローブタッチ」に対応し、DIGNO BX3とDIGNO BX3 Plusにはノッチ部分に約800万画素CMOS/広角レンズのフロントカメラが内蔵され、生体認証として顔認証(Class 1)に対応しています。
また背面にはDIGNO BX3とDIGNO BX3 Plusには手ブレ補正に対応したリアカメラは約800万画素CMOS/広角レンズを搭載。一方、DIGNO BX3 カメラレスは前述通りにフロントカメラもリアカメラも搭載されていません。その他、DIGNO BX3 Plusには生体認証として本体右側面にある電源キーに指紋センサーが内蔵されており、指紋認証(Class 3)に対応し、NFCは規格としてNFC Type A/B/F(FeliCa)に対応しているものの、FeliCaセキュア機能に非対応のため、おサイフケータイやFeliCaセキュア機能がある学生証や社員証、マイナンバーカードなどの端末内への登録には非対応となっています。
主な仕様は6nmプロセス製造のMediaTek製チップセット(SoC)「Dimensity 6100+」(オクタコアCPU「2.2GHz Arm Cortex-A76コア×2+2.0GHz Arm Cortex-A55コア×6」、デュアルコアGPU「1100MHz Arm Mali-G57 MC2」)、microSDXCカードスロット(最大1TB)、4000mAhバッテリー、USB Type-C端子、3.5mmイヤホンマイク端子、位置情報取得(A-GNSS:GPS・GLONASS・Galileo・BeiDou・QZSS)、緊急速報メール、国際ローミングなど。RAMおよび内蔵ストレージはDIGNO BX3とDIGNO BX3 カメラレスが4GBおよび64GB、DIGNO BX3 Plusが6GBおよび128GBに。ワイヤレス充電やワンセグには非対応。
OSはAndroid 14をプリインストールしており、最大2回のOSバージョンアップや定期的なセキュリティーアップデートによって長期間安心して使用することが可能で、新たに本体が不調の際に内蔵部品などに異常がないかを簡易的に調べることができる「デバイス故障診断機能」を新たに搭載しているとのこと。また安全性の高いバッテリーを採用し、強い衝撃によって内部が損傷した際に発煙や発火を抑制するほか、バッテリーの劣化を抑えるバッテリーケアモードも搭載しています。他にも引き続いて通話終了後に直前の通話内容を音声データとして保存して後から聞き直すことができる「通話後録音」機能を搭載。
通信面ではWi-Fi 5に対応したIEEE802.11a/b/g/n/ac/ax準拠(2.4および5GHz)の無線LANやBluetooth 5.4に対応し、無線LANはさらにアクセスポイントの切り替えをスムーズに行うIEEE802.11r/k/v/wに部分的に対応したWi-Fi高速ローミングやWi-Fiハンドオーバーに対応しており、広いオフィス内の移動中でも自動的にアクセスポイントを切り替えながら接続を維持するため、通信が途切れにくく安定します。SIMはnanoSIMカード(4FF)スロットが1つとeSIMのデュアルSIMに対応し、携帯電話ネットワークの対応周波数対は以下の通り。テザリングの同時接続数は最大15台まで。付属品はACアダプターのみ。
5G NR: n1, n3, n28, n77, n78, n79
4G LTE: Band 1, 2, 3, 4, 5, 8, 12, 18, 19, 28, 38, 39, 41, 42
3G W-CDMA: Band I, II, IV, V, VIII
2G GSM: 850MHz, 900MHz, 1800MHz, 1900MHz
記事執筆:memn0ck
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