ソフトバンクにてAndroidスマホ・タブレット・ケータイの単体購入が不可に! |
ソフトバンクが携帯電話サービス「SoftBank」の公式Webストア「ソフトバンクオンラインショップ」において「iPhone」や「iPad」以外のAndroidなどを搭載したスマートフォン(スマホ)やフィーチャーフォン(ケータイ)、タブレットなどの回線契約なしによる単体(白ロム)購入を2024年8月1日(木)よりできないように変更しています。ソフトバンクオンラインショップでは2022年3月より単体購入ができるようになっていましたが、iPhone・iPad以外の製品が単体購入の対象から外されました。
同社ではこの方針は「市場環境や販売戦略上の理由」としており、ソフトバンクオンラインショップだけでなくソフトバンクショップなどの店舗でも実施しているとのこと。なお、ソフトバンクでは携帯電話サービス「Y!mobile」の公式Webストア「ワイモバイルオンラインストア」でもしばらく前から単体購入ができなくなっています。
総務省では「電気通信市場検証会議 競争ルールの検証に関するWG」にて非回線契約者に対する適切なサービスについて議論されていたものの、単体販売の義務はないことから同社では「電気通信事業法ルールを順守している」としているということで、今後に再びAndroidスマホなどが単体購入の対象となるかについては「現時点でお伝えできる方針はございません」としているとしています。
総務省によってスマホなどの製品と携帯電話ネットワークの回線契約の分離が推進されてさまざまな取り組みが行われ、最近では多くの製品でオープン市場向けメーカー版(いわゆる「SIMフリーモデル」)も販売されてきたこともあり、単体購入の意義は下がってはいるものの、ソフトバンクなどの移動体通信事業者(MNO)の独自製品もあるため、単体購入ができなくなるのは残念なところです。
記事執筆:memn0ck
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