日本向けの最新フォルダブルスマホ「motorola razr 50」と「motorola razr 50s」がHDR10+認証を取得! |
国際標準規格である「HDR10」(ITU-R BT.2100)の元データに動的メタデータを付加した映像技術「HDR10+」の認証を管理・運営しているHDR10+ Technologiesは2日(現地時間)、Motorola Mobility(以下、Motorola)の最新フォルダブルスマートフォン(スマホ)「motorola razr 50」の日本市場におけるソフトバンクの携帯電話サービス「SoftBank」向けと見られる「motorola razr 50s」について2024年9月2日(月)付けで認証を取得したことを掲載しています。
すでに紹介しているようにmotorola razr 50の日本市場向けモデルとしてはメーカー型番「XT2453-7」と「XT2453-9」の2つのモデルが存在することが明らかとなっており、過去の製品の状況からこれまでオープン市場向けメーカー版(いわゆる「SIMフリーモデル」)とSoftBank版だと予想してきましたが、今回、このうちのSoftBank版と見られるmotorola razr 50sがHDR10+認証を取得したことによってより確実となりました。
またHDR10+ Technologiesではmotorola razr 50の日本市場向けモデルも2024年6月28日(金)付けで認証を取得していることが掲載されています。なお、Motorolaの日本法人であるモトローラ・モビリティ・ジャパン(以下、モトローラ)では公式X(旧:Twitter)アカウント( @MotorolaJP )においてティザーを投稿して2024年9月17日(火)にフォルダブルスマホの投入を示唆しており、恐らくこれらのmotorola razr 50やmotorola rarz 50sが発表されると見られます。
motorola razr 50およびmotorola razr 50sはともにMotorolaが展開するフォルダブルスマホ「motorola razr」シリーズの最新機種であるmotorola razr 50シリーズのベースモデルで、これまでにもmotorola razrシリーズは日本でも販売されており、昨年もメーカー版「motorola razr 40」およびSoftBank版「motorola razr 40s」が発売されましたが、これらの機種はその後継製品となります。
フォルダブルスマホには主に閉じた状態では普通のスマホサイズで開くとタブレットサイズになるような“横開き型”と開くと普通のスマホサイズで閉じるとコンパクトで持ちやすくなるという“縦開き型”がありますが、両機種ともにそれぞれ縦開き型となっており、新たに折り畳んだ時にも使える外側にあるサブディスプレイが大型化し、motorola razr 50では約3.63インチ1056×1066ドットpOLED(有機EL)(413ppi)となって折り畳んだ状態においてアウトカメラモジュールを除くとほぼ全面に広がりました。
またメインディスプレイは上部中央にパンチホールが配置されたアスペクト比9:22の縦長な約6.9インチFHD+(1080×2640ドット)pOLED(有機EL)メインディスプレイ(約413ppi)を搭載し、最大120Hzリフレッシュレートなどに対応し、開いた状態での画面占有率は85.33%に達し、サイズは開いた状態で約171.30×73.99×7.25mm、閉じた状態で約88.08×73.99×15.85mm、質量は約188.6g、本体色はKoala GreyおよびBeach Sand、Spritz Orangeの3色がラインナップされています。
外装はディスプレイ面が強化ガラス「Corning Gorilla Glass Victus」で覆われ、背面パネルはフェイクレザー素材で、側面フレームは6000シリーズのアルミニウム素材を採用し、防滴(IPX8)にも対応しています。カメラはメインディスプレイのパンチホール部分に約3200万画素CMOS(1画素0.7μm、4in1)+広角レンズ(F2.4)のフロントカメラが内蔵され、顔認証に対応しているほか、生体認証としては本体側面に指紋センサーが搭載されており、リアカメラは以下のデュアル構成となっています。
・約5000万画素CMOS(1画素0.8μm、4in1)+広角レンズ(F1.7、OIS)
・約1300万画素CMOS(1画素1.12μm)+超広角/マクロレンズ(F2.2、画角120°)
主な仕様はLPDDR4X規格の8GBまたは12GB内蔵メモリー(RAM)およびUFS 2.2規格の256GBまたは512GB内蔵ストレージのほか、Wi-Fi 6EやBluetooth 5.4、NFC Type A/B、USB Type-C端子(USB 2.0)、ステレオスピーカー、Dolby Atoms、マイク×3、近接センサー、照度センサー、環境光センサー、加速度センサー、ホールセンサー、気圧センサー、ジャイロスコープ、電子コンパス、位置情報取得(A-GNSSなど)など。
バッテリー容量は4200mAhで、急速充電「Turbo Power」(最大30W)とワイヤレス充電(最大15W)をサポートし、SIMはnanoSIMカード(4FF)スロットが1つとeSIMのデュアルSIMデュアルVoLTE(DSDV)に対応しており、携帯電話ネットワークの対応周波数帯は販売される国・地域によって異なります。OSはAndroid 14(Hello UX)がプリインストール。その他の詳細な製品情報は『新フォルダブルスマホ「motorolarazr 50」と「motorola razr 50 ultra」を発表!外側ディスプレイ大型化やAI対応など。日本でも発売へ - S-MAX』をご覧ください。
記事執筆:memn0ck
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