NTTドコモがシニアなど向け「らくらくスマートフォン Lite MR01」を12月2日に発売! |
NTTドコモは29日、シニアなど向け「らくらくスマートフォン」ブランドの新商品として5G対応スマートフォン(スマホ)「らくらくスマートフォン Lite MR01」(FCNT製)を2024年12月2日(月)に発売するとお知らせしています。販路はドコモショップ店頭のみとなっており、公式Webストア「ドコモオンラインショップ」では販売されないとのこと。
価格(金額はすべて税込)は39,600円(分割では1,100円/月×36回)。なお、らくらくスマートフォン Lite MR01は日本のオープン市場向けメーカー版(いわゆる「SIMフリーモデル」)で、NTTドコモ以外の量販店やECサイト、仮想移動体通信事業者(MVNO)などの販路では12月6日(金)より順次発売され、価格はオープンながら市場想定価格は55,660円となっています。
そのため、NTTドコモが販売するらくらくスマートフォン Lite MR01も他の販路と内蔵メモリー(RAM)や内蔵ストレージなどの容量を含めて同一製品となっているため、NTTドコモでは先行して販売開始される上に価格もかなり安く設定されており、本体色もマゼンタおよびゴールド、ディープブルーの3色が揃っていますし、店頭でしか購入できませんが、お得になっています。
らくらくスマートフォン Lite MR01はこれまでFCNTとNTTドコモが共同で開発・販売してきたらくらくスマートフォンの最新機種で、新たにらくらくスマートフォンがFCNTのブランドとなったことからNTTドコモ以外からも販売されることになり、らくらくスマートフォンとしては初のメーカー版となります。なお、らくらくスマートフォンとしては2022年2月にNTTドコモが発売した「らくらくスマートフォン F-52B」以来の2年半ぶりの製品です。
らくらくスマートフォンは10年以上の歴史の中で「見やすい」や「聞きやすい」、「かんたん」、「あんしん」、「楽しい」、「健康管理」にこだわりながらシニアを中心とした人に提供するために開発してきたスマホブランドで、新たに販売経路を広げて初めてメーカー版として順次拡充する取扱事業者や通信サービス事業者などを通して販売することによってより多くのシニアを中心とした人にらくらくスマートフォンのこだわりの機能を使ってもらうことが可能となったとのこと。
また防水(IPX5およびIPX8準拠)や防塵(IP6X準拠)に加えて新たにFCNTのarrowsブランドでも好評な独自落下試験に加え、耐衝撃性能などの米軍調達基準「MIL-STD-810H」準拠の23項目(落下、耐衝撃、防水/浸漬、防塵/6時間風速有、防塵/脆弱面90分、塩水耐久、防湿、耐日射/連続、耐日射/変化、耐振動、防水/風雨、雨滴、熱衝撃、高温動作/60℃固定、高温動作/32~49℃変化、高温保管/70℃固定、高温保管/30~60℃変化、低温動作/-20℃固定、低温保管/-30℃固定、低圧動作、低圧保管、氷結/-10℃結露、氷結/-10℃氷結)に準拠した耐性能を備えており、さらに泡ハンドソープで洗ったり、アルコール除菌をしたりできるようになっています。
主な仕様は約6.1インチHD+(720×1560ドット)TFT液晶ディスプレイやMediaTek製チップセット(SoC)「Dimensity 7025」、4GB RAM、64GB内蔵ストレージ、microSDXCカードスロット、4500mAhバッテリー、急速充電、USB Type-C端子(USB 2.0、OTG対応)、3.5mmイヤホンマイク端子、約5010万画素CMOSリアカメラ、約800万画素CMOSフロントカメラ、顔認証、側面指紋認証、自律神経測定機能、おサイフケータイ(FeliCa)、NFC Type A/B、FMラジオ、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.2、位置情報取得(A-GNSSなど)。
SIMはnanoSIMカード(4FF)スロットが1つとeSIMのデュアルSIMデュアルVoLTE(DSDV)をサポートし、携帯電話ネットワークの対応周波数帯は以下の通りで、最大通信速度は5G NR方式において下り2.1Gbpsおよび上り218Mbpsとなっています。サイズは約162×73×9.0mm、質量は約185g、本体色はマゼンタ(品番:PB3S0002JP)およびゴールド(品番:PB3S0001JP)、ディープブルー(品番:PB3S0000JP)の3色展開。OSはAndroid 14がプリインストール。その他の詳細な製品情報は以下の記事をご覧ください。
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5G NR: n1, n3, n28, n77, n78, n79
4G LTE: Band 1, 3, 4, 5, 8, 12, 18, 19, 28, 41, 42
3G W-CDMA: Band I, V
2G GSM: 850, 900, 1800, 1900MHz
記事執筆:memn0ck
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