オウガ・ジャパンがHasselbladカメラ搭載の高性能スマホ「OPPO Find X8」を日本で発売!

オウガ・ジャパン(旧:オッポジャパン)は29日、都内にて「OPPO 2024 新製品発表会」を開催し、同社が展開する「OPPO」ブランドにおける新商品としてスウェーデンのカメラメーカー「Hasselblad(ハッセルブラッド)」と協業して開発したカメラシステムを搭載した5G対応フラッグシップスマートフォン(スマホ)「OPPO Find X8(オッポ ファインド エックスエイト)」(OPPO Mobile Telecommunications製)を日本市場で発売すると発表しています。発売日は2024年12月12日(木)より順次で、発売に先立って11月29日(金)13:30より順次予約受付が実施されるということです。

日本ではオープン市場向けメーカー版(いわゆる「SIMフリーモデル」)「OPPO Find X8(型番:CPH2651)」が販売され、日本でニーズが高いおサイフケータイ(FeliCa)には対応しておらず、内蔵メモリー(RAM)が16GB、内蔵ストレージが512GBの1つのモデルのみとなっており、本体色はスペースブラックおよびスターグレーの2色がラインナップされています。

販路は同社の公式Webサイト( https://www.oppo.com/jp/ )内の公式Webストア「OPPO公式オンラインショップ」のほか、OPPO公式楽天市場店やOPPO公式Yahoo!ショッピング店、Amazon.co.jp、ECカレント、ひかりTVショッピング、エディオン、ケーズデンキ、コジマ、上新電機、ソフマップ、ノジマ、ビックカメラ、ヤマダデンキ、ヨドバシカメラといった量販店やECサイトに加え、仮想移動体通信事業者(MVNO)ではインターネットイニシアティブ(以下、IIJ)、移動体通信事業者(MNO)ではKDDIおよび沖縄セルラー電話が携帯電話サービス「au」の公式アクセサリーブランド「au +1 collection」として取り扱います。

価格(金額はすべて税込)はオープンながらも希望小売価格およびOPPO公式オンラインショップでは139,800円で、公式Webストアや一部の量販店・ECサイトでは10%ポイント還元で実質125,820円となっています。また有料の補償サービス「O Care保証サービス」は月額プランが980円、2年プランが22,000円、3年プランが33,000円、端末交換負担金が10,000円とのこと。また新商品の発売を記念して2025年2月28日(金)までの期間中に購入し、O Care 保証サービスの月額プランに加入した場合は最大3カ月間0円となる「Winterキャンペーン」( https://www.oppo.com/jp/newsroom/press/oppo-ocare-winter-cpn/ )を実施するということです。

一方、IIJでは個人向け「IIJmio サプライサービス」としてOPPO Find X8 CPH2651を12月12日10時より販売し、価格は124,800円(分割では5,204円/月×24回)で、端末補償オプション費用が月額550円となっており、2025年2月3日(月)までに同社がMVNOとして提供している携帯電話サービス「IIJmio」の料金プラン「ギガプラン」の「音声SIM」または「音声eSIM」を他社から乗り換え(MNP)で契約してかつ同時に購入した場合に「トクトクキャンペーン【スマホ大特価セール】」によって期間限定のりかえ価格の94,800円(分割では3,951円/月×24回)となるとのこと。

その他、OPPO Find X8の発売に伴い、背面にマグネットを搭載したレザー風ケースによってアクセサリーによる機能性の拡張が可能になる「OPPO Find X8専用 マグネット搭載スマホケース(スペースグレー、スペースブラック)」(1,980円)および外出時に大活躍する「OPPOマグネット式スマホリング(ミラーバージョン、ディスクバージョン)」(1,980円)、冷却ファン付き「OPPOマグネット式急速充電器(50W)」(9,980円)の3種類のアクセサリーが同時発売されます。

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OPPO Find X8はOPPOブランドにおけるフラッグシップスマホ「OPPO Find」シリーズの最新機種のベースモデルで、日本でも以前は「OPPO Find X3 Pro」などを含めたOPPO Findシリーズが発売されていましたが、海外では2022年に発売された「OPPO Find X5」シリーズからハッセルブラッドと共同で開発しているカメラシステムが搭載されており、OPPO Find X8でも引き続いてハッセルブラッドカメラシステムが搭載されています。

またチップセット(SoC)には3nmプロセスで製造されたMediaTek製のハイエンド向け「Dimensity 9400」(オクタコアCPU「3.63GHz Arm Cortex-X925コア×1+3.3GHz Arm Cortex-X4コア×3+2.4GHz Arm Cortex-A720コア×4」、Arm Immortalis-G925 GPUなど)を搭載しており、さらに自社開発の「Tidal Engine」と組み合わせてより高く安定した性能と高い電力効率をもたらしますようになっているとのことで、ベンチマークアプリ「AnTuTu Benchmark」では総合スコア300万以上となるということです。

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画面は上部中央にパンチホールを配置したアスペクト比9:19.8の縦長な約6.6インチFHD+(1256×2760ドット)AMOLED(有機EL)ディスプレイ(約460ppi)で、1〜120Hz可変リフレッシュレートや最大240Hzタッチサンプリングレート、10bitカラー(約10億7千万色表示)、色域DCI-P3 100%、最大輝度1600nits(ピーク輝度4500nits)、Pro XDR、Dolby Vision、HDR Vivid、TÜV Rheinland Eye Comfort 4.0などに対応しており、画面は強化ガラス「Gorilla Glass 7i」(Corning製)で覆われています。

またパンチホール部分には約3200万画素CMOS/広角レンズ(F2.4、35mm換算焦点距離21mm、5P)のフロントカメラが内蔵され、顔認証に対応しているほか、生体認証として画面内指紋センサー(光学式)も搭載しています。さらに防水・防塵(IP68・IP69準拠)によって真水への浸水や高圧洗浄機などの強い水圧、80℃のお湯にも高い防水性能を発揮し、米軍調達規格「MIL-STD-810H:method 516.8」とスイスSGS-CSTC Standards Technical Serviceの「Suzhou Branch PT-23-000-201470」といった耐衝撃テストや耐寒テストなどをクリアしており、優れた耐久性を実現しています。

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画面の周りの縁(ベゼル)は1.45mmと非常に狭い“ゼルストレートスクリーンデザイン”で画面占有率94.3%に達しているほか、既存機種よりもさらに10%薄くなり、手放せない優れた感触を実現しているとのこと。サイズは約157×74×7.9mm、質量は約193g。RAMはLPDDR5X、内蔵ストレージはUFS 4.0で、microSDカードなどの外部ストレージスロットは非搭載です。また3.5mmイヤホンマイク端子も搭載されていませんが、新たに本体側面にサイレントモードやバイブレーションモード、着信音モードといった3つのモードをスライドさせて切り替えが可能な「アラートスライダースイッチキー」が搭載されています。

リアカメラはトリプル構成で、3眼のすべてが5000万画素CMOSとなっており、世界初のW型プリズム望遠レンズを採用することによってセンサーの大型化を実現しつつ、本体の厚さを7.9mmに抑えた上でレンズモジュールの突起は最小限になっており、光学3倍ズームに加えて最大120倍のデジタルズームが可能なほか、10倍以上の高倍率ズームではさらに生成AI補正がサポートされて遠くの被写体や景色も鮮明に捉えます。またハッセルブラッドカメラシステムによって細かい設定をせずにプロフェッショナルなカメラ効果を簡単に撮影できるポートレートモードとAutoモード、好みに合わせて細かく調整できるProモードを搭載しています。

・約5000万画素CMOS/広角レンズ(F1.8、焦点距離24mm、6P、2軸OIS)
・約5000万画素CMOS/超広角レンズ(F2.0、画角120°、焦点距離15mm、6P、光学0.6倍相当)
・約5000万画素CMOS/望遠レンズ(F2.6、点距距離73mm、1G3P、光学ズーム3倍相当、デジタルズーム120倍、2軸OIS)

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これにより、自然なボケ感をより美しく再現するだけでなく、暗所での撮影でもノイズが抑えられて顔や被写体の輪郭が際立つため、光と影のコントラストを細部までしっかりと表現します。さらに動きのある表現豊かなLivephotoや強化された姿勢認識とダブルフレーム技術によって動く被写体も遅延なく美しく切り取れるほか、シャッターを押し続けるだけで最大200枚の写真撮影を可能とするライトニングスナップも搭載し、他にも4K Dolby Vision HDRに対応しているため、リアルで臨場感あふれる動画も撮影可能となっています。

バッテリーはシリコンカーボン負極技術を採用して薄型ボディーながらも大容量電池を搭載しており、電池容量は5630mAh(21.79Wh)で、最大80Wの急速充電「Super VOOCフラッシュチャージ」と最大50Wの急速ワイヤレス充電に対応しており、連続通話時間は約2544分、連続待受時間は約500時間、充電時間は約58分(80W SUPERVOOCフラッシュチャージ使用時)となっています。またソフトウェア加熱技術によって−20℃の極寒環境でも充電可能で、冷却面では高品質なグラファイトシートと大型のベイパーチャンバーを組み合わせた冷却システムを採用して高負荷時の発熱を抑えて効率よく熱を発散させるようになっているとのこと。

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その他の仕様ではUSB Type-C端子(USB 3.2 Gen 1、OTG対応)、Wi-Fi 6Eや2x2 MIMO、MU-MIMOに対応したIEEE802.11a/b/g/n/ac/ax準拠(2.4および5、6GHz)の無線LAN、Bluetooth 5.4 LE、NFC Type A/B、位置情報取得(クアッドバンドA-GNSS:GPS、GLONASS、Galileo、BeiDou、QZSS、NaviICなど)、近接センサー、環境光センサー、色温度センサー、電子コンパス、加速度センサー、ジャイロセンサー、ホールセンサー、レーザーフォーカスセンサー、スペクトルセンサー、赤外線リモコンなど。なお、グローバルではWi-Fi 7(IEEE802.11be準拠)にも対応しているものの、現時点では日本では非対応とのこと。

携帯電話ネットワークの対応周波数帯は以下の通りで、SIMはnanoSIMカードスロットが2つとeSIMに対応したデュアルSIMデュアルVoLTE(DSDV)をサポート。OSはAndroid 15ベースの独自ユーザーインターフェイス(UI)「ColorOS 15」をプリインストールしており、OSパージョンアップは4回、セキュリティアップデートは6年を保証するとしています。またOPPO独自のトリニティーエンジン技術によってCPUとシステムのピークパフォーマンスと電源効率が最適化されて安定性やキャッシュの効率を向上し、高負荷なグラフィックゲームやアプリ、搭載されているAI機能を余すことなく堪能できます。

5G :n1/n2/n3/n5/n7/n8/n12/n20/n28/n38/n40/n41/n66/n77/n78
4G FDD LTE : Band 1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19/20/26/28/66
4G TD LTE : Band 38/39/40/41/42
3G WCDMA: Band 1/2/4/5/6/8/19
2G GSM : 850/900/1800/1900MHz

AI機能としては独自の「OPPO AI」やGoogleの「Gemini」を搭載しており、よりクリエイティブな画像編集を可能とする「AI消しゴム」や「AIクリッピング」もこれまでよりも性能の高いバージョン2.0に進化し、写真の中で気になる映り込みをワンタップで簡単に消去できたり、クリップした画像をステッカーとして貼り付けできたり、誰でも簡単に理想の画像編集や作成が行えます。またピンボケやブレが起きてしまった時や被写体が目を瞑ってしまった時、ガラスの反射が映り込んでしまったなどの撮影時の失敗もAI編集機能によりワンタップで修正できます。

さらにたった1枚の写真から様々なパターンの画像を自動生成できる「AIスタジオ」も搭載します。その他にも文章の要約や翻訳、メッセージへの返信内容を提案してくれるAIツールボックス機能、文章を制作し文法や誤字修正など添削ができるAI文書アシスタントによってプライベートからビジネスまでさまざまなシーンで作業を効率化し、日常の生産性を高めます。同梱品は本体のほか、保護フィルム(試供品)(貼付済み)や保護ケース(試供品)、SIM取出し用ピン(試供品)、クイックガイドおよび安全ガイドといった紙類となっています。









記事執筆:memn0ck


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