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楽天モバイルが2024年12月1〜10日に設置した基地局リストを公開!仮想化ネットワークによって最大20%のエネルギー節約を確認 |
楽天モバイルは23日、同社が移動体通信事業者(MNO)として自社回線(以下、楽天回線)を構築して提供している携帯電話サービス(
一方、サービスエリアマップ(
また同社では今年11月に実施された楽天グループの「2024年度第3四半期 決算説明会」においてネットワークのエネルギー消費効率化に向けた取り組みを紹介しており、仮想化ネットワークによってエネルギー費削減のための幅広いソリューションの実装が可能となったことによってネットワーク効率を最大化してコスト削減できるとし、プレプロダクション試験では最大20%のエネルギー節約を確認できたとし、商用ネットワークでも2025年より本格展開を予定していることが明らかにされました。
具体的にはRANソリューションにて需要に応じて接続を調整してAIなどのアルゴリズムを活用することによってリソースを効率化するほか、クラウドやデータセンターにてAIによるスリープモードと速度調整による省エネを実現し、IPTXソリューションにて未使用のネットワーク機器の機械学習による低電力モードへの切り替え、AI搭載の無線/ネットワーク・インテリジェント・コントローラーにて利用者のニーズに応じてさらまざなケースでAIで柔軟に展開できるプラットフォームを構築するなどが挙げられています。
楽天モバイルでは楽天回線による正式サービス「Rakuten UN-LIMIT」を2020年4月に開始し、楽天回線エリアにおけるデータ通信は使い放題、専用アプリ「Rakuten Link」での音声通話・SMSも無料で月額3,278円(金額はすべて税込)で使え、さらに何度かアップグレードされて昨年6月から新料金プランのRakuten最強プランに刷新し、パートナー(au)回線エリアも含めて3GB以下なら月額1,078円、20GB以下なら月額2,178円、使い放題で月額3,278円となっています。
なお、Rakuten Linkでの音声通話・SMSはカウントフリーとなっているほか、Rakuten Linkは昨年8月にパソコン(PC)向けデスクトップ版も提供開始されました。また公式メールサービス「楽メール」も提供されています。そんなRakuten最強プランの提供開始に合わせてサービスエリアマップが更新され、Rakuten最強プランでは楽天回線だけでなくau回線でも同じ料金となることに伴い、4Gエリアについては楽天回線とau回線の合算表示となっています。
一方、昨年7月より新たに快適な通信環境を提供するために「Rakuten最強プラン」プロジェクトに取り組んでおり、全国各地の楽天モバイル基地局設置情報が市町村単位で公開されて確認可能で、一時は月1回の更新になったりもしていましたが、最近は再び月2回のペースに戻っており、今回は2024年12月1〜10日に全国29都道府県44市区町村で新たな基地局が設置されたとのことです。
記事執筆:memn0ck
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