次期フラッグシップエントリースマホ「Galaxy S25 FE」が登場へ!写真は既存のS24 FE

Primate Labsが提供するベンチマークアプリ「Geekbench」の測定結果にSamsung Electronics(以下、Samsung)が展開する「Galaxy」ブランドにおける次期フラッグシップシリーズのエントリースマートフォン(スマホ)「Galaxy S25 FE」(仮称)と見られる型番「SM-S731U」や「SM-S731B」が登録されています。スコアはCPUのシングルコアが2169、マルチコアが7065、GPUのOpenCLが14266などとなっています。

またMotherboardは「s5e9945」となっており、これはSamsung Semiconductor製チップセット(SoC)「Exynos 2400(型番:S5E9945)」であり、既存機種「Galaxy S24 FE」はSoCがExynos 2400の低クロック版「Exynos 2400e」だったため、少しだけ性能は上がりそうです。また少なくとも内蔵メモリー(RAM)は8GB(有効7.04GBまたは6.80GB)のモデルが存在することになりそうです。

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Galaxy S25 FEはSamsungが展開しているGalaxyブランドにおける最新フラッグシップスマホ「Galaxy S25」シリーズの廉価モデルで、フラッグシップモデルの要素を取り入れながらも価格を抑えているため、コストパフォーマンスが高く、日本では前機種「Galaxy S24 FE」や前々機種「Galaxy S23 FE」から“FE”シリーズが販売されています。

SoCはGalaxy S24 FEがExynos 2400e、Galaxy S23 FEがQualcomm製「Snapdragon 8 Gen 1 Mobile Platform」またはSamsung製「Exynos 2200」でしたが、Galaxy S25 FEはExynos 2400になりそうです。外観はスマホなどのリークを精力的に行っているSteve Hemmerstoffer氏( @OnLeaks )が海外メディア「SammyGuru」と協力してCADベースのレンダリング画像を公開しており、Galaxy S24シリーズを踏襲しており、同様に約6.7インチサイズとなるようです。

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ただし、画面の周りの縁(ベゼル)がさらに狭くなり、より小型化するとのことで、サイズはGalaxy S24 FEが約162.0×77.3×8.0mm、Galaxy S25 FEが約161.4×76.6×7.4mmとなるとされています。また画面はSuper AMOLED(有機EL)パネルを採用し、120Hzのリフレッシュレートや明るさ最大2600nits(ピーク時)に対応しており、カメラはリアカメラが約5000画素CMOS+広角レンズ(OIS対応)と約800万画素CMOS+望遠レンズ(光学3倍ズーム)、約1200万画素CMOS+超広角レンズのトリプル構成で、フロントカメラは約1200万画素CMOS+広角レンズとなるとのこと。

その他、Geekbenchの結果からOSはAndroid 16をベースにした独自ユーザーインターフェース「One UI 8」をプリインストールし、USB Type-C端子(USB 3.2 Gen 1)や急速充電(最大25W)、ワイヤレス充電、ワイヤレスパワーシェア、ステレオスピーカー、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3、NFC Type A/B、位置情報取得(A-GNSSなど)、加速度センサー、気圧センサー、ジャイロセンサー、地磁気センサー、ホールセンサー、光センサー、仮想近接センサーなどに対応すると見られています。なお、現時点で日本での展開は不明ですが、海外では2025年後半の年末までには発売される見込みです。

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SammyGuruが公開しているGalaxy S25 FEのレンダリング画像


記事執筆:memn0ck


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