新フラッグシップスマホ「motorola edge 60 pro」と「motorola edge 60s pro」が日本で7月4日より順次発売!

モトローラ・モビリティ・ジャパン(以下、モトローラ)は23日、都内にて「新製品発表会」を開催し、同社が展開する「motorola edge」ブランドにおける新商品として5Gやおサイフケータイ(FeliCa)に対応したミッドハイレンジクラスのフラッグシップスマートフォン(スマホ)「motorola edge 60 pro(モデル名:XT2507-6)」および「motorola edge 60s pro(型番:A501MO、モデル名:XT2507-3)」(ともにMotorola Mobility製)を2025年7月4日(金)より順次発売すると発表しています。

motorola edge 60 proはオープン市場向けメーカー版(いわゆる「SIMフリーモデル」)として販売され、販路は公式Webショップ「MOTO STORE」( https://store.motorola.co.jp/ )のほか、量販店やECサイトなどにて7月4日に発売され、発売に先立って6月23日(月)13時より順次予約販売が行われており、価格(金額はすべて税込)はオープンながら市場想定価格およびMOTO STOREでは79,800円で、ヨドバシカメラやビックカメラなどでは79,800円の10%(7,980ポイント)還元で実質71,820円となっています。

なお、仮想移動体通信事業者(MVNO)ではインターネットイニシアティブ(以下、IIJ)のみが取り扱う独占販売となるとのことで、IIJでは11月22日10時に販売開始され、通常価格は69,800円(分割では2,916円/月×24回)で、2025年8月31日(日)までの期間限定で「motorola新機種発売記念キャンペーン」によって他社から乗り換え(MNP)の場合に特別価格39,800円(分割では1,659円/月×24回)となるほか、IIJmioの既存利用者が単体で購入する場合には契約内容に応じて代金を割引するmio優待券を提供するということです。

一方、motorola edge 60s proはソフトバンクの携帯電話サービス「SoftBank」から販売され、発売日は7月11日(金)となっており、こちらも発売に先立って6月23日より予約受付が実施されています。価格は88,560円(分割では1〜24回:50円/月、25~48回:3,640円/月)で、販売施策「新トクするサポート(スタンダード)」を利用して25カ月目に返却すると残りの割賦金の支払いが免除されて実質負担額が50円/月×24回(総額1,200円)となります。

またSoftBank版ではモトローラが「motorola edge 60s pro ガチャキャンペーン」( https://moto-bu.motorola.co.jp/edge60spro-campaign/ )を2025年8月31日まで実施し、購入前にキャンペーンWebページでガチャを回し、購入後に専用ページから応募した場合に2万円相当・1万円相当・5,000円相当・3,000円相当のいずれかのPayPayポイントをプレゼントするということです。

なお、両機種の違いはハードウェアは同じとなっており、ともに日本市場でニーズの高いおサイフケータイ(FeliCa)に対応し、内蔵メモリー(RAM)は12GB、内蔵ストレージは256GBで、本体色もPANTONE Dazzling Blue(ダーズブルー)およびPANTONE Shadow(シャドーグリーン)、PANTONE Calcite(カルサイトホワイト)の3色展開となっています。またソフトバンクではmotorola edge 60s proを日本国内の移動体通信事業者(MNO)として独占販売するとしています。

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motorola edge 60 proはMotorolaが展開するフラッグシップスマホとなるmotorola edgeシリーズの最新機種で、日本でも昨年に発売された「motorola edge 50 pro」およびそのソフトバンク向け「motorola edge 50s pro」の後継機種となり、新たに「motorola edge 60」や「motorola edge 60 fusion」とともに4辺が湾曲したカーブエッジディスプレイを搭載してより没入感が高まっているほか、ファッション性とエンジニアリングの卓越性の両方に焦点を当ててスタイリッシュであると同時にタフな製品を作り上げられています。

画面は強化ガラス「Gorilla Glass 7i」(Corning製)で覆われ、落下や傷に対する性能が2倍向上し、偶発的な落下や傷からよりよく保護されているので安心して使えるほか、米軍の調達基準「MIL-STD-810H」に準拠した最も過酷な環境における耐久性を満たして極寒の冬の寒さを乗り越える場合でも夏の暑さに耐える場合でも対応できるようになっているとのこと。さらに最高レベルの防水保護であるIP68とIP69の両方を満たした防水・防塵にも対応していろ、1.5mに最大30分間浸水したり、高温や高圧の水にも耐えられるように作られているため、濡れた状態や予測できない状況でも安心して使え、ウォータータッチテクノロジーも搭載されているため、濡れた状態でもタッチ操作の応答性を維持できます。

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加えて独自のAI機能「moto ai」に対応しており、moto aiは未来を見据えながら利用者からのフィードバックを活用して従来のアシスタントを超え、プロアクティブで直感的なコンパニオンへと進化し、時間をかけてこれらの機能を改善し続けることによて利用者のニーズを予測してコンテキストを認識したレコメンデーションを提供してくれ、さらにクロスデバイスのインタラクションを強化して日常体験をよりスマートかつ効率的で自然なものにすることをめざしているということです。

このコンセプトのもとに高度なプロンプト機能「Catch Me Up」や「5 Pay Attention」、「Remember This」を初めて搭載したほか、画面に表示された情報(例:レシピや旅程)に応じて次の行動を提案する「Next Move」や表示内容から最適なプレイリストを自動作成する「Playlist Studio」、生成AIを活用して画像・ステッカー・壁紙を作成する「Image Studio」、音声でテレビ表示やPCミラーリング、マルチタスクハブに切り替え可能な「Smart Connect with AI」が提供され、さらに「Google Gemini」や「Microsoft Copilot」、「Perplexity」と統合してオンデバイスでさまざまなAI機能が利用できるようになっているということです。

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画面は上部中央にパンチホールを配置したアスペクト比9:20の約6.67インチSuper HD(1220×2712ドット)LTPS pOLED(有機EL)「フォーサイデッドカーブドディスプレイ」(約446ppi)を搭載し、最大120Hzリフレッシュレートや最大300Hzタッチサンプリングレート、10bitカラー(約10億色表示)、ピーク輝度4500nits、HDR10+、DCI-P3 100%、720Hz PWM調光、Amazon HD、SGS Low Blue Light Reduction、SGS Low Motion Blur Reduction、Pantone Validated、Colors Pantone Skintone Validatedをサポートしています。

またパンチホール部分には約5000万画素CMOS(1画素1.0μm、4in1)+広角レンズ(F2.0、画角92°)のフロントカメラが内蔵され、生体認証としては顔認証のほか、画面内指紋センサーに対応しています。側面などのフレームはプラスチック製とのこと。また比類のないオーディオ体験も提供され、大型のデュアルステレオスピーカーとハイレゾ音源やDolby Atmoに対応したサウンドシステムを備え、強化された低音と迫力のあるボーカルをオーディオ体験に提供します。

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またこれまでのPANTONE(以下、パントーン)と複数年に渡るパートナーシップに基づいてPantone Color Instituteとのコラボレーションで厳選された“PANTONE”カラーの本体色であるグレー系の「PANTONE Shadow」およびブルー系の「PANTONE Dazzling Blue」、バイオレット系の「PANTONE Sparkling Grape」の3色がラインナップされており、背面パネルはPANTONE ShadowとPANTONE Sparkling Grapeが従来からあるフェイクレザー調、そしてPANTONE Dazzling Blueは新たにフェイクナイロン調のテクスチャー加工が施されています。

これらのテクスチャー加工によって滑らかで柔らかな手触りとなっており、超薄型で途切れることのない4辺カーブデザインによって持ち心地が良く握りやすいほか、“PANTONE”カラーの色調とともにた見た目も手触りも豪華な高品質なデザインを生み出しています。また4辺カーブデザインによって画面占有率は96.47%に達し、サイズは約160.69×73.06×8.24mm、質量は約186gとなっています。さらに本体の左側面にはAI機能を素早く起動できる物理キー「AI Key」が搭載されています。

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チップセット(SoC)には4nmプロセスで製造されたMediaTek製「Dimensity 8350 Extreme」(オクタコアCPU「3.35GHz Arm Cortex-A715×1+2.2GHz Arm Cortex-A715×3+2.2GHz Arm Cortex-A510×4」、ヘキサコアGPU「Arm Mali-G615 MC6」)を搭載し、性能的にはミッドハイレンジからハイエンドに届くかくらいで、ベンチマークアプリ「Geekbench」のCPUではシングルコアが1400前後、マルチコアが4500前後、GPUではOpenCLおよびVulkanともに9000弱といったスコアになっています。またRAMはLPDDR5X、ストレージはUFS4.0とのこと。

リアカメラは以下のトリプル構成で、メインカメラにはSony Semiconductor Solutions製センサー「LYTIA 700C」と光学式手ぶれ補正(OIS)が搭載されており、より高い光感度に対応して低照度でも驚くほど美しい写真を撮影でき、さらにマクロビジョンを内蔵した超広角レンズは画角120°によって広大な風景をすべてフレームに収められるように撮影範囲を広げるだけでなく、3cmまで近づいて超クローズアップ撮影して小さなディテールの美しさを際立たせることもできます。

・約5000万画素CMOS(1/1.56型、1画素1.0μm、Omni-directional all-pixel PDAF、4in1)+広角レンズ(F1.8、焦点距離24mm、画角84°、OIS)
・約5000万画素CMOS(1/3.0型、1画素0.64μm、PDAF、4in1)+超広角&マクロレンズ(F2.0、焦点距離12mm、画角120°)
・約1000万画素CMOS(1/3.94型、1画素1.0μm、PDAF)+超広角レンズ(F2.0、焦点距離73mm、画角33°、OIS、光学3倍ズーム)

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その他の仕様は大容量6000mAhバッテリーおよび急速充電「TurboPower」(最大90W)、ワイヤレス充電(最大15W)、ワイアレス供給(最大5W)、USB Type-C端子(USB 2.0)、加速度センサー、環境光センサー(前面および背面)、近接センサー、ジャイロセンサー、SARセンサー、電子コンパス、マイク×2、Bluetooth 5.4、NFC、位置情報取得(A-GNSS:GPS、GLONASS、Galileo、BeiDou、QZSS、NavICなど)など。microSDカードスロットなどの外部ストレージスロットや3.5mmイヤホンマイク端子、ワンセグ、フルセグ、FMラジオ、赤外線通信は非対応。

OSはAndroid 15がプリインストールされており、RAM拡張機能「+ RAM Boost」やThinkShield、Moto Secure 5.0などに対応しています。携帯電話ネットワークの対応周波数帯はメーカー版では以下の通りで、SIMはnanoSIMカード(4FF)スロットが1つとeSIMによるデュアルSIMに対応しています。同梱品は125W TurboPowerチャージャーおよびUSB Type-C ケーブル、カバー、
SIM取り出しピン、ガイド類やLG(法令・安全・規制)といった紙類となっています。

5G NR: n1, n3, n5, n28, n41, n66, n77, n78
4G LTE: 1, 2, 3, 4, 5, 7, 8, 11, 12, 13, 17, 18, 19, 26, 28, 38, 39, 41, 42, 66
3G W-CDMA: I, II, IV, V, VIII
2G GSM: -













更新中

記事執筆:memn0ck


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