新スタンダードスマホ「Sony Xperia 10 VII」が登場!

Sony(以下、ソニー)は12日(現地時間)、同社が展開する「Xperia」ブランドにおける新商品として5G対応スタンダードスマートフォン(スマホ)「Xperia 10 VII(エクスペリア テン マークセブン)」を発表しています。グローバル市場にて2025年9月中旬以降より順次発売される予定で、価格はイギリスでは欧州など向け「Xperia 10 VII(型番:XQ-FE54)」が399ポンド(約79,000円)となっています。

現時点では日本での販売については明らかにされていませんが、各種認証機関などを日本向けモデルが通過しているため、日本でも販売されると見られており、日本ではオープン市場向けメーカー版(いわゆる「SIMフリーモデル」)「Xperia 10 VII(型番:XQ-FE44)」のほか、NTTドコモ向け「Xperia 10 VII SO-52F」、KDDIおよび沖縄セルラー電話の携帯電話サービス「au」向け「Xperia 10 VII(型番:SOG16)」、ソフトバンクの携帯電話サービス「SoftBank」向け「Xperia 10 VII(型番:A502SO)」が発売される見込みです。

その他、デザインが刷新されたXperia 10 VIIに合わせた新しくデザインされた純正カバー「Style Cover for Xperia 10 VII(型番:XQZ-CBFE)」も販売され、本体色に合わせた3色のグラデーションデザインを展開し、好きなステッカーや写真などを挟んで自分ならではのアレンジを楽しむこともできるほか、カバーの側面にはボタンを押しやすいデザインを採用し、背面には黄変しにくい素材を使用しており、さらに頑丈な設計により安心して日常的に使用できるようになっています。

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Xperia 10 VIIはソニーのXperiaブランドにおけるスタンダードスマホ「Xperia 10」シリーズの2025年モデルで、前機種「Xperia 10 VI」に続いて5Gや大容量5000mAhバッテリーに対応しつつも軽量でスリムな持ちやすいボディーとなっており、省電力設計によって電池の持ち時間が長く、フル充電から追加の充電なしで約2日間使用可能なため、外出先でも電池切れを気にすることなく安心して使えます。

また新たにカメラアプリの起動と撮影を同一ボタンで操作可能な「即撮りボタン」を搭載し、本体を持ち替えることなく、構えると同時にシャッター操作が可能となっています。さらに使用開始から4年が経過しても劣化しにくいバッテリーを搭載しているほか、セキュリティアップデートの適用期間やOSバージョンアップの保証期間を従来モデルより延長・拡充し、6年間のセキュリティアップデートと最大4回のOSバージョンアップに対応したことによってより長く愛用できるようになりました。

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一方、画面は従来モデルのような映画のスクリーンのアスペクト比2.35:1とほぼ同じ9:21のシネマワイドディスプレイを廃止し、同じ6.1インチながらもアスペクト比が9:19.5になったことで表示領域が広がっており、ノッチやパンチホールなどの切り欠きのない約6.1インチFHD+(1080×2340ドット)有機EL(OLED)「トリルミナスディスプレイ for mobile」で、リフレッシュレートは最大120Hzに向上し、最大120HzタッチサンプリングレートやDCI-P3 100%などに対応しています。

また画面は耐落下性と耐擦傷性の強い強化ガラス「Gorilla Glass Victus 2」(Corning製)で覆われて丈夫さも備え、引き続いて防水(IPX5およびIPX8)や防塵(IP6X)に対応し、外観もリアカメラの配置を変えて背面のデザインが一新され、背面パネルにはスムーズな手触りのコーティングを施し、カメラ部分の一体感とマットな質感を両立しています。サイズは約153×72×8.3mm、質量は約168g、本体色はTurquoise(ターコイズ)およびWhite(ホワイト)、Charcoal Black(チャコールブラック)の3色展開です。

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チップセット(SoC)はQualcomm製「Snapdragon 6 Gen 3 Mobile Platform(型番:SM6475-AB)」を搭載しており、Xperia 10 VIのQualcomm製「Snapdragon 6 Gen 1 Mobile Platform(型番:SM6450)」と比べるとグラフィック性能では30%向上しているとのこと。基本スペックは8GB内蔵メモリー(RAM)および128GB内蔵ストレージ(UFS)、microSDXCカードスロット(最大2TB)で、急速充電「USB PD」をサポートしています。カメラの構成は以下の通り。

<フロントカメラ>
・約800万画素CMOS(1/4型)+広角レンズ(F2.0、焦点距離26mm、画角78°)

<リアカメラ>
・約5000万画素CMOS(1/1.56型「Exmor RS for mobile」、4in1)+広角レンズ(F1.9、焦点距離24mm、画角84°)
・約1300万画素CMOS(1/3型)+超広角レンズ(F2.4、焦点距離16mm、画角123°)

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背面の広角カメラと超広角カメラによる2眼のリアカメラは3つの焦点距離(16mmおよび24mm、48mm)で撮影でき、焦点距離24mmの広角カメラはXperia 10 VIと比べて約1.6倍の1/1.56型のセンサー、焦点距離16mmの超広角カメラもよりXperia 10 VIより大判の1/3型のセンサーを採用し、低照度のシーンでも明るくクリアに撮影できます。なお、生体認証は右側面にある電源キーに内蔵されたセンサーによる指紋認証に対応してますが、顔認証は非対応です。

その他の仕様ではUSB Type-C(USB 2.0)および3.5mmイヤホンマイク端子、Wi-Fi 6Eに対応したIEEE802.11a/b/g/n/ac/ax準拠(2.4および5、6GHz)の無線LAN(Wi-Fi)、Bluetooth 5.4、おサイフケータイ(FeliCa)、NFC Type A/B、フロントステレオスピーカー、ハイレゾ音源、位置情報取得(A-GNSS:GPS、GLONASS、Galileo、BeiDou、QZSSなど)、加速度センサー、ジャイロセンサー、近接センサー、地磁気センサーなど。

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OSはAndroid 15がプリインストールされており、前述通りに最大4回のOSバージョンアップと6年間のセキュリティアップデートを保証しています。SIMはnanoSIMカード(4FF)スロットが1つとeSIMのデュアルSIMで、携帯電話ネットワークの対応周波数帯は欧州など向けのXperia 10 VII XQ-FE54では以下の通り。その他、パッケージ(箱)と本体トレイにはソニー独自開発のオリジナルブレンドマテリアルを使用し、個装パッケージのプラスチック使用量ゼロを実現しているほか、本体の内外に用いる部品の一部原料には環境配慮型プラスチックSORPLASを含んだ環境対応樹脂(再生樹脂や植物由来樹脂など)を約77%使用しているということです。

5G NR: n1, n3, n5, n7, n8, n20, n28, n38, n40, n41, n77, n78, n79
4G LTE: Band 1, 3, 4, 5, 7, 8, 20, 28, 38, 39, 40, 41
3G W-CDMA: Band I, IV, V, VIII
2G GSM: 850, 900, 1800, 1900MHz




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記事執筆:memn0ck


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