ワンセグ裁判でNHK受信契約の必要が相次ぐ!水戸などに続いて東京地裁でも |
東京地方裁判所は27日、テレビ(TV)の視聴を目的としない「ワンセグ」(「フルセグ」含む「地上デジタル放送」)対応製品の所有で日本放送協会(NHK)との受信契約を義務付けるのは不当だとしてNHKに対して契約の無効確認などを求めた訴訟において請求を棄却しました。
判決を行なった鈴木正紀裁判長は「ワンセグ機能付き携帯電話を持っていれば、契約を結ばなければならない」と述べたとされ、判決を受けてNHKでは「主張が認められた」とコメントしたということです。
ワンセグ機能付き携帯電話を巡ったNHK受信料の裁判では、昨年8月にさいたま地方裁判所での「受信契約の義務がない」とした判決の後、今年5月の水戸地方裁判所などの3つの地裁・地裁支部が契約義務を認めています。
一部報道では総務省がNHKに据置型のTVを“設置”していない場合には受信契約が不要になるよう要請を行う方針だとも伝えられていましたが、今回もということで支払いが必要な判決が続いています。なお、最も進んでいる昨年8月にさいたま地方裁判所における裁判についてもNHKが控訴しており、現在は東京高等裁判所にて争われています。
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