Gmailをリアルタイムで確認して、ビジネスにプライベートに差をつけよう!

【2012年12月16日追記】GoogleはGmailやGoogle カレンダーのExchangeサポートを2013年1月30日に終了すると発表しました。2013年1月30日以降に本記事の方法で新しい端末を設定することはできなくなります。詳細はこちらの記事をご参照ください。

Googleのメールサービス「Gmail」。無料で使えて容量も大きいため利用者も多いのではないでしょうか。もちろんiPhoneのメールアプリでもGmailを利用することが出来ますが、iPhoneが標準で備える「Gmail」の設定より、「Exchange」の設定の方が便利な機能を備えています。便利な内容と設定方法は続きをどうぞ。

iPhoneのメールアプリには、Gmailを簡単に設定できるボタンがありますが、このボタンで設定すると、Gmailが通常のPCメール(SMTP/IMAP)として設定されるため、メールを受信してもすぐにiPhoneに通知されず、メールの確認のためには自分でメールアプリを起動するか、一定の時間間隔で確認するよう(フェッチ)設定する必要がありました。

ところが、Gmailを「Exchange」のアカウントとして設定すると、ダイレクトプッシュと呼ばれるモードが有効になり、Gmailの受信が即時にiPhoneに通知されるようになります。以下でExchangeの設定方法を説明します。

まず設定の「メール/連絡先/カレンダー」から「アカウントを追加...」を選択します。ここで選択するメールの種類を選択することが出来ますが、あえて「Gmail」ではなく「Exchange」を選択します。

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「メール」と「ユーザー名」に自分のGmailアドレス、「パスワード」にはGmailにログインするときのパスワードを入力して「次へ」をクリックします。

IMG_0939

すると入力欄がひとつ増えますので、増えた「サーバ」欄に

m.google.com
を入力します。

IMG_0942

次の画面では、同期するサービスを選択します。「メール」は当然ONで、「カレンダー」はGoogleカレンダーとの同期になりますのでお好みで。「連絡先」は不用意にONにすると、Gmailの連絡先の内容でiPhoneの連絡先がすべて上書きされてしまうのでOFFが無難。

IMG_0943

設定を終了したら、早速自分のGmailアドレスにメールを送信してみましょう。「ポーン」という音とともにメールの受信がすぐに通知されるはずです。

IMG_0945

Gmailの受信がすぐに通知されることで、例えばiPhone用に専用のGmailアカウントを取得してケータイメールのような感覚で使うことも可能になります。さらにiOS4.0からはExchangeのアカウントを複数設定することが可能になったため、複数のGmailアカウントを使い分けることもできます。とはいえ、PCで使っていて頻繁にメールを受信するアカウントを登録すると、四六時中iPhoneが鳴り続けることになるので、そのようなアカウントは素直に「Gmail」として登録したほうが良いかも。


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