デュアルカメラ搭載スマホ「HUAWEI P9」とポケモンGOで散歩写真を試す!

背面に2つのデュアルカメラを搭載するHuawei Technologies(以下、ファーウェイ)製のAndroidスマートフォン(スマホ)「HUAWEI P9」(以下、P9)はライカのダブルレンズに加え、カラーとモノクロという2つのイメージセンサーを内蔵し、デジカメに匹敵するほどの高画質を特長としている。

このデュアルカメラは9月16日に発売されるAppe製スマホ「iPhone 7 Plus」もiPhoneシリーズではじめて搭載する。ただし、こちらは1つが広角レンズでもう1つが望遠レンズで、2つのカラーイメージセンサーを内蔵し、光学2倍ズーム対応などと写真表現の幅を広げるアプローチをしている。

さて、今回はこのデュアルカメラが売りのSIMフリースマホであるP9と「Pokémon GO」(以下、ポケモンGO)を組み合わせて散歩写真の楽しみ方を紹介したいと思う。カメラが良いと、ポケモンGOもさらに楽しめるので是非、参考にしてみて欲しい。


02

まずはP9の主なスペックを軽くおさらいしておこう。約5.2インチフルHD(1080×1920ドット)IPS液晶やオクタコアCPU「Kirin 955 」、3GB内蔵メモリー(RAM)、32GB内蔵ストレージを持つハイスペックモデルだ。実際にファーウェイでもP9は今年のフラッグシップとして位置付けている。

03

メタル製の背面にはライカ製「LEICA SUMMARIT H 1:2.2/27 ASPH」レンズを2つ搭載するカメラがある。その下に見える四角い窪みは指紋センサーだ。タッチでロック解除ができるほか、ロングタッチでカメラのシャッターの代わりにもなるため、しっかりと握ったままブレの少ない自撮りを可能としている。詳細な製品紹介はすでに公開している以下の記事も参照して欲しい。

ファーウェイ、最新フラッグシップスマホ「HUAWEI P9」と「HUAWEI P9 lite」を日本で6月17日に発売!スマートウォッチ「HUAWEI WATCH Elegant & Jewel」も - S-MAX
ライカが技術協力したデュアルレンズカメラ搭載!ファーウェイのハイエンドスマホ「HUAWEI P9」を写真と動画で紹介【レポート】 - S-MAX
ライカブランドのカメラを引っ提げてファーウェイのハイエンドモデルが日本上陸!SIMフリースマホ「HUAWEI P9」を購入したので開封して外観と付属品を紹介【レビュー】 - S-MAX
ライカブランドカメラの性能を引き出せ!ファーウェイのハイエンドSIMフリースマホ「HUAWEI P9」でカメラ機能を使いこなすコツを紹介【ハウツー】 - S-MAX
買った直後は有効になっていない!ファーウェイのハイエンドSIMフリースマホ「HUAWEI P9」で電波を束ねて高速化するキャリアアグリゲーションを設定【ハウツー】 - S-MAX

そんなP9ともに両国国技館でお馴染みの両国から観光名所でもある浅草の浅草寺、そして東京の新名所スカイツリーまでをポケモンGOとともに撮影散歩に出掛けることにした。まずは前編として両国から浅草まで紹介していく。

05

浅草寺へは、JR両国駅から隅田川沿いに進んでいく。ポケモンGOのマップを確認したところ、この付近にはモンスターボールなどを補充できる「ポケストップ」が意外と少なく、ポケモンGOを遊ぶ上ではあまり"オイシイ"場所ではないようだ。

06

隅田川は東京湾から浅草への遊覧船を良く見かける。逆光となるシーンだが空の階調を残しつつ、本来なら暗くつぶれてしまうシャドー部分が明るく、広いダイナミックレンジが再現されていた。

07

ポケモンになかなか出会わないが、ときおりP9のカメラを起動して撮影を楽しんでみた。順光では綺麗な青空が再現され、澄んだ空気が感じられる写真となった。

08

花壇の花を撮影したのだが、奥の方の花が枯れていたためピント位置や絞りをコントロールする「ワイドアパーチャ」機能で、奥の花をぼかしてみた。見せたくない情報を捨てるにはこの機能は便利だ。

09

P9のモノクロモードは階調が豊だ。変に加工することなくストレートに描写しているため、「インスタ映え」する写真・動画共有アプリ「Instagram」用の素材撮影としても利用価値がある。

10

しばらく歩いてやっとコイキングに遭遇。

11

AR機能で隅田川に出現したコイキングを表現。これはスクリーンキャプチャーだが、ポケモンGOにはポケモンを撮影する機能がある。アイディア次第でポケモンと面白い背景と組み合わせた写真を楽しむこともできる。

12

浅草までの道のりには隅田川に掛かる黄色の「蔵前橋」そして、緑の「厩橋」、水色の「駒形橋」、赤い「吾妻橋」に出会う。これは中央部が上に、その両端が下にアーチがある駒形橋。太い橋桁のコンクリートに風情がある。

13

駒形橋を逆方向から撮影してみた。逆光ということで、光芒が現れたがモノクロモードでオールドレンズのような味に仕上げてみた。

14

ポケストップがボチボチ増えて来た。対岸の浅草寺方面には「ルアーモジュール」が作動しているポケストップが多数ある。ポケモンで遊ぶならやはり有名な公演や観光名所が効率が良い。

15

ポケストップの場所から赤い吾妻橋方向を撮影。写真を撮っておいたことで、あとからじっくりと案内図を読めたのはポケストップのおかげだ。

16

ランドマーク的なアサヒビール本社の金の炎。建物の細部がつぶれることなくしっかりと描写されていた。

17

吾妻橋ではコラッタがお出迎え。ここまでコイキングとコラッタが多く出現するものの、レアポケモンの気配はなかった。

18

吾妻橋を渡って対岸の浅草寺方面へ移動。

19

端を渡りきったところでストライクに遭遇。この付近では海外の観光客も足を止めてポケモンGOを楽しんでいた。

20

交差点からレトロな風景にもみえる浅草の街並みをモノクロモードで撮影。右に見える建物には東武鉄道の浅草駅があり、銀座線、浅草線の浅草駅もこの付近にある。

21

ポケストップでアイテムを補充する。ポケストップの場所によって、解説があり色々と発見できて面白い。

22

平日とはいえ、雷門の前は観光客で一杯だ。浅草に到着したところで今回はここまで。ポケモンGOはポケストップが少なかったり、ポケモンに出会えなかったりすると何もやることはないのだが、時々P9のカメラで風景をメモする感覚で撮影して過ごすことができた。

次回は、浅草から東京スカイツリーへ向かう後編をお届けする。



記事執筆:mi2_303


■関連リンク
エスマックス(S-MAX)
エスマックス(S-MAX) smaxjp on Twitter
S-MAX - Facebookページ
HUAWEI P9 関連記事一覧 - S-MAX
Pokémon GO 関連記事一覧 - S-MAX