シャープのSIMフリースマホ「AQUOS sense plus SH-M07」が6月22日発売!

シャープは14日、初のSIMフリー専用モデルとして開発されたミッドレンジスマートフォン(スマホ)「AQUOS sense plus(型番:SH-M07)」を2018年6月22日(金)に発売すると発表しています。量販店やECサイト、仮想移動体通信事業者(MVNO)の各所で販売され、すでに一部では予約販売や申込受付を実施しています。

価格はオープンながら量販店では税抜44,880円(税込48,470円)で、ヨドバシカメラなどでは10%(4,847ポイント)還元となっており、MVNOではmineoが税抜43,200円(税抜1,800円/月×24回)、BIGLOBEモバイルがアシストパック加入時で税抜1,650円/月×24回(総額39,600円)などとなっています。

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AQUOS sense plus SH-M07はシャープの昨年から投入されているスタンダードスマホの「AQUOS sense」シリーズにおいて“後ちょっと上”をめざし、実際にはY!mobileからハードウェア的には同じ「Android One X4」が発売されていますが、SIMフリー専用として開発されたモデルです。

AQUOS senseからは当然スペックアップしており、まず流行りのアスペクト比9:18という縦長ディスプレイとなり、約5.5インチフルHD+(1080×2160ドット)IGZO液晶でアプリ表示領域を従来機「AQUOS SH-M04」(5インチHD)比で最大約23%も向上しています。

また同社の液晶テレビ「AQUOS」で培った高画質化技術を応用した「リッチカラーテクノロジーモバイル」やデジタルシネマの標準規格(DCI)に対応した高い色再現性によってリアルで色鮮やかな映像を映し出せるようになっています。

外観はフラッグシップスマホ「AQUOS R2」やプレミアムコンパクトスマホ「AQUOS R compact」ほどは丸みは抑えられており、AQUOS senseシリーズを踏襲したシンプルで飽きのこないデザインで外装は樹脂製となっています。

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本体カラーはホワイトおよびベージュ、ブラックの3色が用意されています。サイズは約151×71×8.9mm、質量は約157g。ディスプレイの下中央には指紋センサー兼ホームキーが配置され、右側面には電源キーや音量上下キー、下側面にはUSB Type-C端子やスピーカーが配置されています。

防水(IPX5およびIPX8準拠)や防塵(IP6X準拠)のほか、おサイフケータイ(FeliCa)にも対応。ディスプレイを覆うのは2.5Dラウンド加工された強化ガラス「Corning Gorilla Glass 3」を採用。電池パックは3100mAhバッテリー(取外不可)で、急速充電「Quick Charge 3.0」および「PD」に対応。

連続通話時間(静止時)はVoLTEで約1850分、3Gで約1690分、GSMで約920分、連続待受時間(静止時)はLTEで約670時間、3Gで約780時間、GSMで約685時間、充電時間は約200分(同梱のACアダプターSH-AC04使用時)。キャリアアグリゲーション(CA)に対応し、下り最大350Mbpsおよび上り最大75Mbpsに対応。対応周波数帯は以下の通り。

LTE:Band1(2.0GHz)/ Band2(1.9GHz)/ Band3(1.8GHz)/ Band4(1.7GHz)/ Band5(850MHz)/ Band8(900MHz)/ Band19(800MHz)/ Band26(800MHz)/ Band28(700MHz)/ Band41(2.5GHz)

3G:Band1(2.0GHz)/ Band2(1.9GHz)/ Band4(1.7GHz)/ Band5(850MHz)/ Band6(800MHz)/ Band8(900MHz)/ Band19(800MHz)

GSM:850/900/1800/1900MHz

背面には約1640万画素CMOSリアカメラを搭載し、高速フォーカスで美しい写真が撮影可能となっており、フロントカメラは約800万画素で、フラッシュライトの代わりに画面が白色に光るようになっており、暗い場所でも自然な明るさで人物を撮影可能です。

性能面でも「AQUOS mini SH-M03」(Snapdragon 808)と比べると約2倍の演算処理が可能なミッドレンジ向けのQualcomm製チップセット(SoC)「Snapdragon 630」を搭載しているほか、内蔵メモリー(RAM)も3GBですが、高速なLPDDR4X規格のものを採用し、独自チューニングによってアプリ起動やWebページ表示などをすばやく快適に操作可能となっているとのこと。

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その他の仕様では32GB内蔵ストレージおよびmicroSDXCカードスロット、2.4および5.xGHz帯デュアルバンドに対応したIEEE802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LAN(Wi-Fi)、Bluetooth 5.0、NFC Type A/B、位置情報取得(A-GPS・GLONASS・BeiDou・Galileo、QZSS/みちびき)、緊急警報(Jアラート含む)、nanoSIMカードスロット×1など。

ハイレゾ音源や簡易留守録、エモパー(Version 8.0)、ロボクルには対応していますが、ワンセグ・フルセグやDolby Atmos、HDR表示、赤外線、MU-MIMOには非対応。OSはAndroid 8.0(開発コード名:Oreo)を採用し、発売後2年間で最大2回のOSバージョンアップを保証します。



記事執筆:memn0ck


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