iPhone 7がdocomo withの対象に!

既報通り、NTTドコモが携帯電話の毎月の利用料からずっと税抜1,500円(税込1,620円)を割り引く施策「docomo with」の対象機種に「iPhone 7」(Apple製)の32GBモデルを2月27日より追加し、ドコモショップや量販店などの店頭および公式Webストア「ドコモオンラインショップ」にて販売開始しています。

価格は新規契約・機種変更・他社から乗り換え(MNP)の全オーダーで税抜39,600円(分割1,650円/月×24回)、税込では42,768円(分割1,782円/月×24回)で、同じく昨年9月よりdocomo withの対象機種となっている「[[iPhone 6s]]」と同じとなっています。これにより、仮に2年間使った時点での実質負担額に相当した場合では3,888円相当となり、docomo withの対象機種になる前の端末購入サポートのときよりも割安となっています。

なお、同社ではiPhone 6sも在庫限りではありますが、併売するようで現時点でドコモオンラインショップでもiPhone 6sがゴールドのみが在庫少ながら販売されており、店頭では期間限定などで独自割引によって一括1円などとなっているケースもあり、今後、iPhone 7がどうなるかわかりませんが、当面はiPhone 6sのほうが安く手に入れることができそうです。

今回は新たに追加されたiPhone 7やその前機種であるiPhone 6sを含めてdocomo withの対象機種である「AQUOS sense2 SH-01L」や「Galaxy Feel2 SC-02L」、「らくらくスマートフォンme F-01L」、「arrows Be F-04K」、「LG style L-03K」、「らくらくスマートフォンme F-03K」の現行8機種を比べてみたいと思います。

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docomo withは対象機種を購入することで自動的に毎月利用料から月額1,500円(税込なら1,620円)が割り引かれる施策で、docomo with対象でない機種に機種変更したりしない限りはずっと割引が適用されるので長期利用する人に好評となっており、2017年6月に提供開始されてからすでに400万契約を突破しています。

特に主回線でシェアパックを契約していれば、docomo with対象機種を購入して2回線目以降の副回線を追加すると、副回線はシンプルプラン(980円)+spモード(300円)+シェアオプション(500円)から1,500円を引いた月額280円(税込なら302円)で利用可能であることが店頭などでは訴求されています。

そのため、NTTドコモではこの要領で主回線+副回線×2の合計3回線を契約した場合に主回線のシェアパックが最も安い月5GBまでの「ベーシックシェアパック<ステップ1>」(月額6,500円)となるならば、ずっとドコモ割プラスの割引(月-900円)を含めると1回線当たり月額1,980円(税込なら2,138円)で使えるとしてテレビCMなどでアピールしており、Y!mobileやUQ mobileなどの格安SIMに対抗する形でお得感を出しています。

またdocomo with対象機種も契約数の増加に応じて販売台数が伸びており、AQUOS sense2 SH-01Lの前機種「AQUOS sense SH-01K」については他のauやUQ mobile向けなども含めた「AQUOS sense」の全体としてではありますが、累計200万台を超えた出荷となってシャープでは久々のヒットモデルとなっているなどしています。今回、そんな人気のdocomo withにこれまた人気のiPhone 7が対象機種として追加されました。

機種Galaxy Feel2AQUOS sense2らくらくスマートフォンmeLG stylearrows BeらくらくスマートフォンmeiPhone 7iPhone 6s
型番SC-02LSH-02LF-01LL-03KF-04KF-03KA1779A1688
発売時期2018年11月2018年12月2019年春2018年6月2018年5月2018年2月2016年9月2015年9月
価格42,120円31,752円43,416円40,176円33,696円38,880円42,768円42,768円
画面5.6型HD+有機EL5.5型FHD+液晶4.7型HD有機EL5.5型FHD+液晶5.0型HD液晶4.5型HD有機EL4.7型HD液晶4.7型HD液晶
大きさ(mm)149×70×8.4148×71×8.4143×70×9.3144×69×8.7144×72×8.3137×67×9.9138.3×67.1×7.1138.3×67.1×7.1
重さ(g)168155140146146139138143
OSAndroid 8.1(9配信予定)Android 8.1(9配信予定)Android 8.1Android 8.1(9配信予定)Android 8.1(9配信予定)Android 7.1iOS 10
(12配信中)
iOS 9
(12配信中)
SoCE7885S450S450S450S450S625A10A9
RAM4GB3GB3GB4GB3GB2GB2GB2GB
ROM32GB32GB32GB64GB32GB16GB32GB32GB
microSDXCXCXCXCXCXC
電池容量(mAh)30002700211028902580210019601715
電池持ち(時間)1401251009513095
充電端子Type-CType-CType-CType-CType-Cmicro-BLightningLightning
背面カメラ(画素)1600万1200万1310万1620万1220万1300万1200万1200万
前面カメラ(画素)1600万800万500万800万500万500万700万500万
FeliCa
防水/防塵○/○○/○○/○○/○○/○○/○○/○ー/ー
MIL14項目14項目23項目14項目
ワンセグ
生体認証指紋指紋指紋/顔指紋指紋指紋
Wi-Fi 11ac
下り最大速度(Mbps)300150150262.5150150375150
VoLTE(HD+)
※本体価格は税込

各機種の主な仕様は上記の通り。iPhoneやらくらくスマートフォンは他にない特徴があるため、どちらにしてもこれらの製品がどうしても良いという場合には選択の余地はなくそれらでOKでしょう。

iPhoneの場合にはできればiPhone 7のほうがチップセット(SoC)も新しく性能が高いことに加え、防水・防塵やFeliCaにも対応しているのでオススメですが、一方で3.5mmイヤホンマイク端子がないことや店舗では一括1円で販売されていることなどからこれらが重要となる場合にはiPhone 6sを選ぶということもありえそうです。

これはらくらくスマートフォンでも同様のことが言え、性能面ではらくらくスマートフォン F-01Lのほうが高いですし、らくらくタッチが復活するなど使いやすさも向上していますが、古いらくらくスマートフォン F-03Kが店舗では一括1円で販売されていることもあり、そういった案件が良い場合にはそのほうが良いかもしれません。

逆にiPhoneやらくらくスマートフォンでないのが良い場合にはAQUOS sense2 SH-01LやGalaxy Feel2 SC-02L、arrows Be F-04Kあたりが価格と性能からするとオススメで、これらの3機種は最新のAndroid 9(開発コード名:Pie)へのOSバージョンアップも予定されていますし、店頭では一括1円などで販売されていることもあり、できればそれがベストなのではないかと思われます。

一方、ドコモオンラインショップでは特別な割引はないので、iPhoneならiPhone 7、らくらくスマートフォンならF-01L、ドコモ スマートフォンなら価格が安いAQUOS sense2がオススメなのではないでしょうか。ドコモオンラインショップで購入する場合は以下より。

iPhone 7 | ドコモオンラインショップ | NTTドコモ
Galaxy Feel2 SC-02L | ドコモオンラインショップ | NTTドコモ
AQUOS sense2 SH-01L | ドコモオンラインショップ | NTTドコモ
らくらくスマートフォンme F-01L | ドコモオンラインショップ | NTTドコモ
LG style L-03K| ドコモオンラインショップ | NTTドコモ
arrows Be F-04K | ドコモオンラインショップ | NTTドコモ
らくらくスマートフォンme F-03K | ドコモオンラインショップ | NTTドコモ
iPhone 6s | ドコモオンラインショップ | NTTドコモ



記事執筆:memn0ck


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