楽天モバイルが新たな基地局を9月16〜30日に全国31都道府県102市区町村で設置!東京科学大学と中継局による5Gミリ波のエリア拡張技術を検証


楽天モバイルが2025年9月16〜30日に設置した基地局リストを公開!

楽天モバイルは14日、同社が移動体通信事業者(MNO)として自社回線(以下、楽天回線)を構築して提供している携帯電話サービス( https://network.mobile.rakuten.co.jp/ )において2023年7月より実施している「Rakuten最強プラン」プロジェクトとして新たに2025年9月16日(火)から9月30日(火)までに全国31都道府県102市区町村で基地局を設置したとお知らせしています。

一方、サービスエリアマップ( https://network.mobile.rakuten.co.jp/area/ )は更新されておらず、2025年5月26日(月)に更新されたままで、2025年5月12日(月)時点のデータとなっていますが、新たに表示方法を変更しており、5Gの表示色が変わったほか、マップを拡大していくと5Gのミリ波がスポットで表示されるようになっています。

なお、サービスエリアマップの4Gについてはパートナー(au)回線との合算となっており、楽天回線のみの4Gエリアについてはホームルーターサービス「Rakuten Turbo」で利用できるサービスエリアマップ( https://network.mobile.rakuten.co.jp/internet/turbo/area/ )にて公開されているほか、パートナー(au)回線のサービスエリアマップ( https://network.mobile.rakuten.co.jp/area/map_partner.html )も個別に公開しています。

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楽天モバイルでは楽天回線による正式サービス「Rakuten UN-LIMIT」を2020年4月に開始し、楽天回線エリアにおけるデータ通信は使い放題、専用アプリ「Rakuten Link」での音声通話・SMSも無料で月額3,278円(金額はすべて税込)で使え、さらに何度かアップグレードされて2023年6月から新料金プランのRakuten最強プランに刷新し、パートナー(au)回線エリアも含めて3GB以下なら月額1,078円、20GB以下なら月額2,178円、使い放題で月額3,278円となっています。

なお、Rakuten Linkでの音声通話・SMSはカウントフリーとなっているほか、Rakuten Linkは2023年8月にパソコン(PC)向けデスクトップ版も提供開始されました。また公式メールサービス「楽メール」も提供されています。そんなRakuten最強プランの提供開始に合わせてサービスエリアマップが更新され、Rakuten最強プランでは楽天回線だけでなくau回線でも同じ料金となることに伴い、4Gエリアについては楽天回線とau回線の合算表示となっています。

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一方、2023年7月より新たに快適な通信環境を提供するために「Rakuten最強プラン」プロジェクトに取り組んでおり、全国各地の楽天モバイル基地局設置情報が市町村単位で公開されて確認可能で、一時は月1回の更新になったりもしていましたが、最近は再び月2回のペースに戻っており、今回は2025年9月16〜30日に全国31都道府県102市区町村で新たな基地局が設置されたとのことです。

また同社では国立大学法人東京科学大学(以下、東京科学大学)と共同で5Gの次の通信規格であるBeyond 5Gを見据えた取り組みの1つとしてアナログ中継局を活用し、5Gのミリ波による効率的なエリア拡張技術に関する実証実験を実施したとのことです。5Gで活用されているミリ波(28GHz帯)は電波の帯域幅が広く、5Gの特長である「超高速・大容量、超低遅延、多数同時接続」を実現できる周波数帯として注目されています。

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しかしその一方で、周波数には高くなるほど電波の直進性が増して障害物を回り込みにくくなったり、建物などに遮られやすくなったりするという特性があります。また空気中での減衰が大きくなる傾向があるため、遠くに届きづらくなることがあります。この課題を克服してミリ波のポテンシャルを最大限に引き出すためには電波の特性を考慮した効率的なエリア構築技術が不可欠です。

こうしたことから楽天モバイルと東京科学大学ではスマートシティを実現する通信を実証するための試験環境として東京科学大学の大岡山キャンパスに4G、そして5GのSub6とミリ波による通信が可能なエンドツーエンドの完全仮想化5Gネットワーク環境を構築しており、今回の実証実験ではこの環境下で東京科学大学の阪口 啓研究室と共同で検証を行ったということです。

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具体的には基地局の設置に比べて低コストかつ容易に導入できるアナログ中継局(レピーター)を効率的に配置することによってミリ波のエリア拡張を試みたとのこと。なお、アナログ中継局とはビルの屋内や谷間、地下など、携帯電話の電波が届きづらい場所に置いて受信した電波信号を増幅して再送信することで基地局のカバーエリアを広げて電波を届ける中継装置です。

今回の実証実験によってこれまでミリ波の電波が届きづらかったエリアにおいても、1Gbpsを超える高速通信が安定的に実現できることが確認されました。この研究成果は5Gの普及とBeyond 5Gの研究開発を推進する業界団体「XGモバイル推進フォーラム(XGMF)」のホワイトペーパーや、IEEEの論文に掲載されています。なお、本研究の一部は国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)の委託研究(J010017C00101)により得られたものだとしています。

記事執筆:memn0ck

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