IS03の文字入力は快適か!?

KDDIから11月下旬に発売予定のAndroidスマートフォン「IS03」。本日はいよいよ「禁断のアプリ」を含めたau向け2010年度冬春モデルの発表会が行われますね。会場に行けない人も「KDDI 新商品発表会のお知らせ」にてUstreamでの中継がありますので、お時間が取れる方は見てみても良いのではないでしょうか?時間は11時からです。

新しく発表される機種と一緒に2010年度冬春モデルとしてラインナップされるIS03ですが、おサイフケータイやワンセグ、赤外線などの日本市場にマッチさせた機能を搭載しているだけに文字入力についても期待が寄せられています。そこで、IS03の文字入力について画面で紹介していきます。
■ 文字入力システムは「iWnn IME - SH edition」を搭載
IS03では、日本語入力システムとしてIS01と同様にオムロン製「iWnn」ベースでオリジナルカスタマイズをした「iWnn IME - SH edition」を採用しています。

フリック入力やQWERTYキーボード入力などで入力でき、予測・推測変換で出てくる文字列は辞書が強化されていることもあって、無料でAndroidマーケットから導入できる「OpenWnn Plus」などよりも地名や人名なども含めて良いです。

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フリック入力をしているところです

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QWERTY配列のソフトキーボードではXperiaの「POBox Touch」と同様に子音の後に押さない文字はブラックアウトして押せないようにすることもできます

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絵・記・顔ボタンを押すと記号や顔文字が挿入できます

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記号と顔文字はタブで切り替えられます

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絵文字やデコメ絵文字が挿入できるメールアプリなどでは絵文字なども挿入できます

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普通の携帯電話の文字入力と同じように予測変換候補に絵文字が出たりもします

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あA1を短押しするとトグルで切り替えられますが、長押しするとポップアップメニューが出て文字種を切り替えられます

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スパナ(レンチ)っぽいアイコンのボタンを押すと設定のメニューが表示されます


■ 設定で電話帳自動取り込みなどに対応
設定では、フリックの感度やトグル入力、自動カーソル移動などの細かな変更が行えます。気になったのは、日本語入力(あ)ではフリック入力したいけど、英数入力(A1)ではQWERTY入力したいといったことができなそうだったこと。OpenWnnなどではそういったことができますが、今回試した開発機での「iWnn IME - SH edition」では、フリックを行うテンキー入力では常に英数もテンキーというようになっていて、それを変更するらしき設定が見つかりませんでした。

もちろん、テンキー入力中に設定ボタンを押してから「キーボード切替(縦画面)」を押すとテンキーとQWERTYを切り替えられましたが、少し面倒です。

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設定は、アプリ一覧の中にある「設定」から「言語とキーボードの設定」からも行けます

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iWnn IMEの設定画面です

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キーボードスキンも変更できます

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WebAPIはSocial IMEを使った変換が行えます

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ダウンロード辞書にも対応しています

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電話帳名前データ取り込みはなかなか良いですよね


■ 標準でマッシュルームに対応
他にも、同じOpenWnnを利用した「Simeji」が提唱している連携仕様「マッシュルーム」にも対応しています。マッシュルームは、文字入力補助アプリを文字入力システムから直接立ち上げることができる仕組みです。Xperiaもマッシュルーム互換の連携機能を8月のバージョンアップ時に対応していますね。

例えば、Androidマーケットで「マッシュルーム」と検索すると対応アプリが出てきますが、時刻挿入や顔文字挿入、クリップボード履歴挿入などの補助から、音声入力や翻訳入力など多岐に渡ります。筆者もクリップボード履歴挿入アプリや顔文字挿入アプリなどは普段から他のAndroidデバイスでも非常に便利に使っているので、対応しているのは嬉しいです。

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マッシュルームを利用するには設定で「試用する」にチェックを入れます

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マッシュルームアプリ連携してみたところです


特に目立った新しい機能というものはないですが、これまであるメール返信時学習などの携帯電話向けの文字入力とフリックなどのスマートフォン向け文字入力などの便利な機能を融合し、豊富に登録された辞書を追加するというようになかなか便利に入力できるものとなっていると思います。

少し、キーボードの日本語はテンキーでフリック、英数はQWERTYで常時入力できない点やキーボードのスキンが詰まっている感じで押し間違えそうというあたりは気になりましたが、十分使いやすい感じでした。

記事執筆:memn0ck


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