AQUOS PHONE SH-12CのHDMI出力をチェック!

AQUOUS PHONE SH-12Cにも、最近定番となりつつある外部機器へのミラーリング表示可能なHDMI出力端子が搭載されている。

今回は、このHDMI出力を試してみることにする。

以前Xperia arc SO-01CでもHDMI出力のレポートでは、HDMIケーブルを接続すればすぐ出力されると言うレポートがあったが、SH-12CはHDMIケーブルをつなげれば即出力という訳にはいかないようだ。

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まずは、プリインアプリのHDMIを起動する必要がある。このHDMIアプリは、HDMI接続によるフォト・ムービービュワーだが、このアプリを立ち上げないことにはHDMI接続が開始されない。

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HDMI接続が完了したSH-12C側の画面。
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出力先のTVの画面。3D対応のテレビでは無いため、この様な表示が出ている。

出力先のテレビにビュワーの画像が出力されれば、ひとまず手続きは完了となる。この状態で、ホームキーを押せばホーム画面が出力先のテレビへ映し出される。

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出力先もホーム画面へ表示が切り替わった。

Optimus PadなどAndroid 3.0端末は、HDMI出力の際に横画面固定となり縦画面のアプリは90°回転した状態で表示されていたが、同じAndroid 2.3端末のXperia arc同様に、縦画面は画面中央に縦表示となり横画面は横表示となる。
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横画面表示に対応しているアプリは、フル画面で表示できる。


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カメラやワンセグはHDMI出力中は利用できないようになっている。

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動画再生中のSH-12C側の画面。
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出力先の画面には、動画がフル画面で出力される。

YouTubeによる動画再生は、SH-12C側には動画は出力されず、HDMI出力先にフル画面で動画が再生される。この時端末側では、関連動画やコメントを参照することが可能だ。

HDMI出力ができるようになり、動画や写真などを大画面で楽しんだり、ミラーリング表示でAndroidの使い方を大画面で説明したり、プレゼンのスライドを表示をするビジネス用途などアイディア次第で活用できそうだ。

その他に、今まで画面の動きを説明する際に、ビデオカメラで撮影していたが、HDMI出力を録画すればこの様な使い方もできるので、我々の業界でも重宝する機能だ。

動画へのリンク:http://youtu.be/eWmSfpkrxyk

記事執筆:mi2_303