Xperia rayはいよいよ来週発売開始! |
ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズおよびNTTドコモは、10日、Xperiaシリーズの最新モデルで女性に向けたコンパクトサイズスマートフォン「Xperia ray SO-03C」を発表しました。
すでに当ブログメディア「S-MAX(エスマックス)」でも、ニュース記事や外観レポート、気になる点を速攻でレビューしていますが、今回は、発表会の模様を写真および動画で紹介したいと思います。
Xperia ray SO-03Cのコンセプトはどういったところにあるのでしょう?また、どういったユーザー層に向けた製品なのでしょう?その当たりに焦点を当てたいと思います。
■ スマートフォンの現状は好調だが……。
発表会では、冒頭にソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ代表取締役社長の仲井一雄氏が登壇し、「国内では、2010年4月にXperiaを発売し、大ヒットとなった。さらに、2011年3月にXperia arc、7月にXperia acroを発売し、好評を頂いている」とこれまでのXperiaシリーズを紹介し、新しく発表した「Xperia rayは、コンパクトでスリムであることが特徴で、機能にも一切の妥協がなく、まさにプレミアムな製品となっている。女性が手にとっていただける1台となった。」と女性向けであることを説明していました。
■ 普及期に向けて女性ユーザーの獲得が必須
その後、NTTドコモプロダクト部第二商品企画担当部長の山口文久氏が登壇し、NTTドコモのスマートフォン販売における現状を説明。「販売台数でスマートフォンが携帯電話で半分に達しており、順調に販売されていっている。ただし、ドコモスマートフォン全体のユーザー男女比で約6割が男性となっている。」と紹介し、「そこで、ユーザーニーズに合わせるために女性にも喜んでもらえる製品を提供したいと思い、今回のXperia rayを発売することになった。」と説明していました。
まさに、さらなるスマートフォンの販売を伸ばすために、女性ユーザーを獲得するために投入した製品であるというわけです。
■ 女性ユーザーに向けた製品として投入
続けて、山口氏は、ユーザーのスマートフォン購入における調査結果を紹介し、「購入の重点ポイントとして、女性では、特に“サイズ”や“重さ”に重点を置いている。」とし、「他にも、女性は、カラーバリエーションや持ったときのフィット感(持ち感)が大事。」としていました。
コンパクトな製品として、これまでNTTドコモからソニー・エリクソン製の「premini」シリーズを販売してきたことを前置きし、ソニー・エリクソンが小型化する技術に長けており、今回も「これまでのスマートフォンよりもコンパクトで軽量な形状に作ってもらった。」と説明していました。
さらに、カラーバリエーションについて「特に、ピンクとゴールドが女性向け。ホワイトが男性にも女性にも人気がある色として用意した。」とし、デザインについても「ケータイでは当たり前だが、これまでのスマートフォンではなかったイルミネーションにこだわった。ディスプレイ下のクレセントラインフォルムと合わせてアクセントになっている。着信したときなどにイルミネーションが光り、女性からするとかわいいと感じてもらえると思う。」とボディーカラーやデザインがかなり女性を意識した製品であると紹介していました。
最後に登壇したソニー・エリクソン常務取締役の高垣浩一氏からは、Xperia rayの詳細な商品説明があり、「グローバルモデルだが、日本の開発チームが日本市場を考えて開発した。」ことを強調。さらに、「ソフトウェアも強化されており、WikipediaやGoogle検索が追加されたインフィニティボタン、音声向上技術「xLOUD」対応など、デジタルオーディオプレイヤに引けを取らないミュージックプレイヤとなっている。また、カメラもXperia arcやXperia acroで好評な810万画素裏面照射型CMOSを採用しているほか、Xperiaシリーズではじめてとなるインカメラを採用した。これは、女性ニーズが高い“自分撮り”に応えたため。」といった点を紹介。
さらに、「POBox Touchもさらに進化し、バージョンが4.3になって、音声入力に対応したほか、きせかえキーボードもPlaynow!からダウンロードして追加可能。」といったことや「ドコモスマートフォンとしてテザリングにも対応した。」などを説明していました。
■ プロモーションやアクセサリーも女性をターゲットに
さらに、今回は、プロモーションや周辺機器のアクセサリーにも力を入れ、女性向けに展開していくことが紹介されました。プロモーションでは、神戸コレクションとコラボレーションし、神戸コレクションに参加する25のブランドデザインの背面カバーをXperia rayの購入者のうち抽選で1500名にプレゼントするキャンペーンを2011年8月10日~9月25日まで展開。
テレビCMも発売日の2011年8月27日~9月11日まで「My size, My Life編」が全国でオンエアされ、楽曲もm-floのVERBAL氏のプロジェクト「VERBAL with 石川マリー」の新曲が使用されるということです。
高垣氏は、「フィーチャーフォンからスマートフォンに切り替えられていない女性を社内で調査した結果、スマートフォンに移行したいがサイズけれど、片手で操作できないことやカラーなどといったことが挙がってきた。」とし、これらの点を満たしたのがXperia rayで、サイズやデザイン、カラーにこだわりのあるユーザー、特に女性をターゲットにした自信作であることを強調していました。
質疑応答では、男女比で女性が6~7割になるにしたいと回答しており、ハイエンドモデルとはまた違った形で、女性ユーザーを獲得していくことが、さらなるスマートフォンの普及へつながることが示唆されていました。
最後に、発表会のプレゼンテーションの模様がダイジェストで動画配信されていますので、紹介しておきます。価格にもよりますが、Xperia rayは、確かにコンパクトで持ちやすいので、大きさが気になった人は、是非、検討をしてみて欲しい機種だと言えます。いよいよ来週発売ですが、楽しみですね!
■関連リンク
・エスマックス(S-MAX)
・エスマックス(S-MAX) smaxjp on Twitter
発表会では、冒頭にソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ代表取締役社長の仲井一雄氏が登壇し、「国内では、2010年4月にXperiaを発売し、大ヒットとなった。さらに、2011年3月にXperia arc、7月にXperia acroを発売し、好評を頂いている」とこれまでのXperiaシリーズを紹介し、新しく発表した「Xperia rayは、コンパクトでスリムであることが特徴で、機能にも一切の妥協がなく、まさにプレミアムな製品となっている。女性が手にとっていただける1台となった。」と女性向けであることを説明していました。
■ 普及期に向けて女性ユーザーの獲得が必須
その後、NTTドコモプロダクト部第二商品企画担当部長の山口文久氏が登壇し、NTTドコモのスマートフォン販売における現状を説明。「販売台数でスマートフォンが携帯電話で半分に達しており、順調に販売されていっている。ただし、ドコモスマートフォン全体のユーザー男女比で約6割が男性となっている。」と紹介し、「そこで、ユーザーニーズに合わせるために女性にも喜んでもらえる製品を提供したいと思い、今回のXperia rayを発売することになった。」と説明していました。
まさに、さらなるスマートフォンの販売を伸ばすために、女性ユーザーを獲得するために投入した製品であるというわけです。
■ 女性ユーザーに向けた製品として投入
続けて、山口氏は、ユーザーのスマートフォン購入における調査結果を紹介し、「購入の重点ポイントとして、女性では、特に“サイズ”や“重さ”に重点を置いている。」とし、「他にも、女性は、カラーバリエーションや持ったときのフィット感(持ち感)が大事。」としていました。
コンパクトな製品として、これまでNTTドコモからソニー・エリクソン製の「premini」シリーズを販売してきたことを前置きし、ソニー・エリクソンが小型化する技術に長けており、今回も「これまでのスマートフォンよりもコンパクトで軽量な形状に作ってもらった。」と説明していました。
さらに、カラーバリエーションについて「特に、ピンクとゴールドが女性向け。ホワイトが男性にも女性にも人気がある色として用意した。」とし、デザインについても「ケータイでは当たり前だが、これまでのスマートフォンではなかったイルミネーションにこだわった。ディスプレイ下のクレセントラインフォルムと合わせてアクセントになっている。着信したときなどにイルミネーションが光り、女性からするとかわいいと感じてもらえると思う。」とボディーカラーやデザインがかなり女性を意識した製品であると紹介していました。
最後に登壇したソニー・エリクソン常務取締役の高垣浩一氏からは、Xperia rayの詳細な商品説明があり、「グローバルモデルだが、日本の開発チームが日本市場を考えて開発した。」ことを強調。さらに、「ソフトウェアも強化されており、WikipediaやGoogle検索が追加されたインフィニティボタン、音声向上技術「xLOUD」対応など、デジタルオーディオプレイヤに引けを取らないミュージックプレイヤとなっている。また、カメラもXperia arcやXperia acroで好評な810万画素裏面照射型CMOSを採用しているほか、Xperiaシリーズではじめてとなるインカメラを採用した。これは、女性ニーズが高い“自分撮り”に応えたため。」といった点を紹介。
さらに、「POBox Touchもさらに進化し、バージョンが4.3になって、音声入力に対応したほか、きせかえキーボードもPlaynow!からダウンロードして追加可能。」といったことや「ドコモスマートフォンとしてテザリングにも対応した。」などを説明していました。
■ プロモーションやアクセサリーも女性をターゲットに
さらに、今回は、プロモーションや周辺機器のアクセサリーにも力を入れ、女性向けに展開していくことが紹介されました。プロモーションでは、神戸コレクションとコラボレーションし、神戸コレクションに参加する25のブランドデザインの背面カバーをXperia rayの購入者のうち抽選で1500名にプレゼントするキャンペーンを2011年8月10日~9月25日まで展開。
テレビCMも発売日の2011年8月27日~9月11日まで「My size, My Life編」が全国でオンエアされ、楽曲もm-floのVERBAL氏のプロジェクト「VERBAL with 石川マリー」の新曲が使用されるということです。
高垣氏は、「フィーチャーフォンからスマートフォンに切り替えられていない女性を社内で調査した結果、スマートフォンに移行したいがサイズけれど、片手で操作できないことやカラーなどといったことが挙がってきた。」とし、これらの点を満たしたのがXperia rayで、サイズやデザイン、カラーにこだわりのあるユーザー、特に女性をターゲットにした自信作であることを強調していました。
質疑応答では、男女比で女性が6~7割になるにしたいと回答しており、ハイエンドモデルとはまた違った形で、女性ユーザーを獲得していくことが、さらなるスマートフォンの普及へつながることが示唆されていました。
最後に、発表会のプレゼンテーションの模様がダイジェストで動画配信されていますので、紹介しておきます。価格にもよりますが、Xperia rayは、確かにコンパクトで持ちやすいので、大きさが気になった人は、是非、検討をしてみて欲しい機種だと言えます。いよいよ来週発売ですが、楽しみですね!
記事執筆:memn0ck
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