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auに富士通ブランドが登場!

既報通り、KDDIおよび沖縄セルラーは、26日、2011年秋から冬にかけて発売する予定の新モデル「2011年秋冬モデル」の発表会を行い、Android 2.3.5(開発コード名:Gingerbread)を搭載した富士通東芝モバイルコミュニケーションズ製スマートフォン「ARROWS Z ISW11F」を発表しました。

今回は、このモバイルWiMAXやデュアルコアCPU、防水(IPX5/IPX8準拠)、おサイフケータイ、ワンセグ、赤外線、緊急地震速報といった主要機能にすべて対応している今秋の“全部入り”スマートフォンARROWS Z ISW11Fについて、発表会の展示会場において撮影した写真および動画によるレポートを行いたいと思います。

ARROWS Z ISW11Fは、au向けとしてはじめての富士通ブランドの端末で、デュアルコアCPUによって快適な操作感を実現しつつ、4.3インチ高精細大画面液晶やモバイルWiMAX、防水機能(IPX5/IPX8)、おサイフケータイ、ワンセグ、赤外線機能などというように今秋モデルで“全部入り”のスマートフォンです。

CPUは、アプリケーションプロセッサにデュアルコア1.2GHzで動作するTI製「OMAP4430」、ベースバンドチップにQUALCOMM製「MDM6600」を搭載してます。

また、モバイルWiMAXに対応しており、UQ WiMAXのモバイルWiMAXエリアでもデータ通信が利用可能で、モバイルWiMAXおよびCDMA 1X EV-DO Rev.Aの両方式での無線LAN(Wi-Fi)およびUSB経由によるテザリング機能に対応しています。Wi-Fiテザリングは、セキリティ方式としてWEP64/128、WPA PSK TKIP/AES、WPA2 PSK AESが利用可能です。

ディスプレイには、約4.3インチのHD(720×1080ドット)マルチタッチ対応静電容量式タッチパネルTFT液晶(約1677万色表示)で、720pの動画をそのままフル解像度で非常に美しく閲覧できるようになっています。

また、デュアルコアCPUだけでなく、サクサクタッチパネルとしてタッチ操作のフレームレートを上げて反応を良くしたことで、より体感的に速く動作して感じるように工夫されています。

ディスプレイには、バーのようなデザインでその中央にホームキー、左にメニューキー、右にバックキーが配置されています。ディスプレイの上には、有効130万画素のインカメラも搭載されていて、自分撮りなどに利用可能です。

発売時期が少し遅く、2011年11月下旬以降で、価格は、オープンながら新規契約時の店頭予想価格が毎月割適用時に3万円台となるということです。

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裏面には、有効1310万画素CMOSカメラやカメラ用LEDライト、赤外線端子、卓上ホルダ用接点、モノラルスピーカーなどが配置されています。アウトカメラのセンサーには、Xperia arcやXperia acro、Xperia rayなどでも採用されているソニーの裏面照射型CMOS「Exmor R for mobile」を採用し、暗い場所でもノイズの少ない写真が撮影できるようになっています。最大25600相当のISO感度まで撮影可能。画像処理エンジン「Milbeaut Mobile」も搭載されています。

カメラ機能には、「ソフトフォーカス」や「ビビッド」などの効果をつけられる「アートカメラ」や露出の違う写真を合成してダイナミックレンジを広げる「HDR撮影」、「ベストショットセレクト」、「マイコレクション」、「自動シーン認識」などに対応しています。

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ボディーカラーは、ファインホワイト/ストリームブルー/ライブピンク/ネオブラックの4色が用意されています。サイズは、大きさが約64×128×10.1(検討中)、質量が約131g(検討中)となっています。

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防水応なので、バッテリーカバーには、パッキンが付いています。バッテリーは、3.7V/1460mAhのリチウムイオン電池パックが採用されています。連続待受時間が約200時間(検討中)、続通話時間が約330分(検討中)となっています。また、ワンセグ連続視聴時間は、暫定値ながら約3時間30分となっています。

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左側面には、カメラ/シャッターキーや音量上下キーが配置、右側面には、なにも配置されていません。無線LAN(802.11b/g/g)、Bluetooth 2.1+EDR、GPS、照度センサー、モーションセンサー(加速度センサー+地磁気センサー/6軸)、グローバルパスポート CDMA/GSM、DLNA(DTCP-IP対応)、HDMI出力、FMトランスミッターなどに対応しています。

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下部には、マイク穴が配置、上部には、microUSB端子やmicroHDMI端子(タイプD)、3.5mmイヤホンマイクジャックが配置されています。

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防水端末ということもあり、卓上ホルダが用意されています。

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本体メモリは、保存領域として未確定となっていますが、展示機では、本体メモリ容量の合計が504MB、空き容量が361MBとなっていました。少ない感じがしますが、これは、アプリケーションなどを保存できるシステム領域としてで、それ以外にデータ保存領域として4.33GB(空き容量4.30GB)が用意されていて、本体ストレージ(ROM)としては、合計8GBが搭載されています。作業用メモリ(RAM)は、1GBとなっています。外部メモリには、microSD/microSDHCカード(最大32GB)に対応しています。

プラットフォームには、展示機では、Android 2.3.4となっていましたが、製品版ではAndroid 2.3.5を搭載するということです。ソフトウェア面では、文字入力には、ATOKをさらにカスタマイズした「NX!input」を搭載し、ソフトウェアキーボード部分で手書き文字が入力できるほか、カナや英数が混在した文字でも文字種を切り替えずに入力できるようになっています。パソコンと連携できる「F-LINK」にも対応。

ホームアプリは、Ocean Observationsを利用した「auホーム」のほか、富士通独自の「NX!comfort UI」やAndroid標準のものも搭載されていて、ホーム切替アプリで手軽に変更することが可能です。このうちNX!comfort UIでは、特定のアプリを非表示にしておける「アプリケーションシークレット機能」を搭載し、秘密にしたいアプリなどを隠しておけるようになっています。さらに、富士通得意のノイズキャンセリング機能やスーパーはっきりボイス3、ゆっくりボイス、ぴったりボイス、あわせるボイス2、スーパーダブルマイクといった通話補助機能にも対応しています。

メインターゲットは、25~40歳の男性で、ITリテラシーの高いデジタルガジェットが好きな人ということで、非常にハイスペックかつ多機能なモデルに仕上がっています。

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記事執筆:S-MAX編集部/写真撮影:mi2_303せう(井上翔)


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