正面には約4.3インチHD(1280×720ドット)液晶を配しています。いわゆる”720p”解像度の動画・静止画をそのままま表示することができます。模型ではNECカシオオリジナルのホーム画面がイメージ表示されていましたが、NTTドコモ独自の「docomo Pallet UI」も搭載されます。メニュー、ホーム、戻るの各ボタンは、タッチセンサーとなっています。


本体左側面には、卓上ホルダ用の充電接点が付いています。防水・防塵端末は端子の開け閉めを極力さけることが、その性能をより長く維持するために重要です。そう考えるとこのような配慮は嬉しいものです。卓上ホルダの展示はありませんでしたが、発売時には標準キットの一部として添付される予定です。


本体右側面にはマイクロUSB端子と音量ボタンが配されています。下部をよく見ると、ストラップホールがあります。


本体上部には電源・スリープボタンとワンセグ用のホイップアンテナが配されています。この模型ではアンテナの伸縮はできませんでしたが、本体にアンテナを埋め込むよりは、感度面では優位であると思われます。


本体下部には先ほど右側面で触れたとおり、ストラップホールが配されています。電池カバーははめこむ方式になっており、外すための溝も入っています。


本体背面にはHD動画撮影にも対応した約800万画素CMOSカメラ、おサイフケータイ(モバイルFeliCa)、赤外線ポートを配しています。

機能面では、Bluetooth 4.0に対応していることが注目ポイントです。この規格では、「Bluetooth low energy」と呼ばれる省電力通信機能が用意されていて、本機もそれに対応しています。カシオ計算機のG-SHOCK「GB-6900」は、この通信機能に対応していて、電話やメールの着信を時計側で確認したり、逆に電話機を時計側の操作で検索する機能が使えます。

実機の展示がなく、ソフトウェア面でのレビューができなかったのは残念ですが、「現在、鋭意制作中」ということで、期待して待ちたいと思います。



■関連リンク
・エスマックス（S-MAX）
・エスマックス（S-MAX） smaxjp on Twitter