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ARROWS X LTE F-05Dの実力をチェック!

NTTドコモは、10月18日に開催した「2011-2012冬春モデル 新商品・新サービス発表会」においてより先進的なモデルとなる「docomo NEXT series」としてAndroidスマートフォン「ARROWS X LTE F-05D」(富士通製)を発表しています。前回のレポートでは、3つのUIについて紹介しました。

今回はお借りできた評価機を用いてベンチマークテストを行いましたので、その結果をご報告します。もちろん評価機ですので、製品版では若干パフォーマンスが異なる場合もあります。

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ベンチマークアプリ「Quadrant Advanced Edition」を利用して行いました。OMAP4430 Dual Core 1.2GHzのCPUのARROWS X LTE F-05Dのベンチマークの結果は上の画面の通りで、3回測定したトータルスコアは

3172、3423、3166

となり、平均値は3254となりました。

GALAXY S II SC-02Cが3100程度のスコアなので大体同じくらいか少し高い程度です。さすがデュアルコアCPUということで、シングルコアのスマートフォンよりは高いスコアを出しており、スムーズな操作が可能になっているとお考えいただければ良いでしょう。

なお、このベンチマークは解像度が影響し、特に棒グラフの一番右2つ2D・3Dの値は解像度に大きく依存します。720×1280ピクセルの高解像度液晶を備えるARROWS X LTE F-05Dは2D・3D画像表示にマシンパワーが必要なことから、2D・3Dの値が他のシングルコアのスマートフォンと比べてもそれほど高くなっていない印象です。

とはいえ、デュアルコアの威力を発揮し、非常に高いトータルスコアを出しています。相当なマシンパワーを持ったスマートフォンと言えるでしょう。

次回は、いよいよXiエリアでの通信速度のチェックを行います。



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2011-2012冬春モデルに24機種を開発(NTTドコモ)
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