そういえばmemn0ck編集長からのお題は「今年気に入った＆気になったスマートフォン」だったのですが、とりあえず今後購入したいなと考えている端末は「BlackBerry Bold 9900」と「Windows Phone IS12T」です。詳しくは割愛します。




auのIS01とソフトバンクモバイルのHTC Desire X06HTまずは、昨年購入した端末をおさらい。画像奥の「IS01」(シャープ製)と手前の「HTC Desire X06HT」(HTC製)です。IS01は今年のはじめまでBluetoothレシーバーを接続してミュージックプレーヤーとして使っていました。今は目覚ましになっていますｗ

HTC Desire X06HT(以下、X06HT)は未だにメイン機で使っています。もはや私の中ではネ申機です。よくできたコでこの次にメインにしたい機種が思い当たらないです。本体保存用のROM容量が少ないのが最大の弱点ですが、安定感やサクサクした動作などは使っていて非常に心地良いです。アプリの強制終了なども滅多にないので安心して使えます。




WiMAXに対応したモバイルWi-Fiルータ URoad-8000今年前半は特に何も購入していなかったのですが、5月末にWiMAXのモバイルWi-Fiルータ「URoad-8000(ユーロード･ハッセン)」(シンセイコーポレーション製)を購入しました。Wi-Fiルータが非常に便利でスマートフォンを利用するにも必須だと思っていたのですが、これに手を出してしまうとスマートフォンやタブレット、PCなど無線LAN搭載デバイスにどしどし手を出してしまうのが目に見えていたので自重の意味でずっと見送っていました。

が、とうとう手を出してしまいました。Uroad-8000は連続利用9時間の長時間バッテリー、重量98gの軽量小型とそれまでのルータの常識を変えたモデルで、連続利用時の発熱緩和、WiMAXのルータの中でも電波の掴みが良い、旧モデルに比べても通信速度が向上しているといった点も購入のポイントでした。さらに購入時期については、年間パスポートの解除料金が現在の9,975円になる前の5,250円である時期に購入したかったというのもあります。解約前提ではないですが、高いよりは安い方がいいですからね。

契約はUQコミュニケーションズのMVNOであるBIC WiMAX SERVIESです。実はBIC WiMAX SERVIESで取り扱っている「URoad-9000」(シンセイコーポレーション製)と相当悩んだのですが、標準バッテリー1つで連続利用9時間が決め手となりました。ちなみにURoad-9000は大容量バッテリー装着時で連続利用が7.5時間、重量がおよそ140gとURoad-8000の方が軽くて長持ちということになります。

実際に利用してみての感想ですが、バッテリーが本当に9時間持つんですよね。もちろん移動して利用するため圏外や弱電界エリアもあるのでMAXで9時間弱となるのですが、仕事に行って帰ってくる程度なら電源入れっ放しでも持ちます。朝早く出て夜遅く帰ってくる場合でも、途中で外部バッテリから2時間程度充電してしまえば結構余裕で持ちます。

さらにスマートフォンをルータのみで通信するとスマートフォン側のバッテリーの持ちが相当良くなることも利用してから気付きました。よく考えれば当たり前の話ですが、わざわざ速度の遅い3G回線で通信するよりWiMAXルータで通信したほうが圧倒的に速度が速いうえにスマートフォンのバッテリーも持つ訳です。

そのため、URoad-8000を利用し始めてからは、スマートフォンのバッテリーよりURoad-8000のバッテリだけ注意しています。気分的にもかなり楽になりました。



日本エイサー製のICONIA TAB A500-10S166月末に発売されたエイサー製の「ICONIA TAB(アイコニア･タブ) A500-10S16」(以下、ICONIA TAB)を7月のはじめに購入しました。一足先に発売されていたASUSTeK Computer(アスース･テック･コンピュータ)製の「Eee Pad Transformer TF101」が本命だったのですが、当時39,800円で最安値タブレットだったICONIA TABにしました。

なぜタブレットデバイスを導入したかというとAndroidバージョンが1.6(Donut)のIS01、2.2(Froyo)のX06HTを使っていたので、3.x(Honeycomb)を試したいという理由です。デザインもお気に入りなのですが、スマートフォンほどメーカーによるカスタマイズが施されていないのが実情のHoneycombなので、結局値段で決めました。

なかなかにドヂッ子なのですが、かわいいデバイスですｗ　サイズが10.1インチと両手利用が基本のため利用シーンを選びますが、スマートフォンと比較すると動画再生やゲーム系アプリなどは大画面で楽しめるのが良いですね。"画面が大きく見やすい"というのは誰にでも分かる理屈ですが、実際に体感してはじめて良さが分かる部分でもあります。



NTTドコモのXi対応モバイルWi-Fiルータ L-09CドコモのXi対応モバイルWi-Fiルータ「L-09C」(LG電子製)は、ICONIA Tabと同時に購入するとICONIA Tabの本体代金が30,000円引きになるという理由で購入ｗ　実は今年1年Xiの本命はこのL-09Cと「L-02C」(LG電子製)で、PCやタブレットデバイスと同時購入で30,000円～50,000円引きという施策を量販店で長期間実施していました。

10月頃までは新規事務手数料も無料という身の削りようでドコモがXiの加入者数をかなり伸ばしていたのですが、それに私も便乗した訳です。ルータ2台目となるのですが、こちらは全く使っていませんｗ




NTTドコモのGALAXY S SC-02Bドコモの2010年度冬モデルが8月に料金改定され、本体代金が大幅に安くなったのを見計らってサムスン製の「GALAXY S SC-02B」(以下、GALAXY S)を購入。購入時のコラムにも書きましたが、それまで利用していたX06HTの弱点でもある本体の保存容量の少なさを補うべくGALAXY Sを導入しました。

これでたくさんのアプリを容量気にせずインストールし放題になったのですが、たくさんのアプリをインストールすると、しょっちゅうアップデート(更新)の通知がきて結構めんどうだなーという贅沢な悩みも出てきましたｗ

使ってみての感想ですが、薄くて軽くて保存し放題！ですが、アプリの強制終了や再起動がちょっと多いかなというのが気になります。同じような条件で特定のアプリを複数起動させた際にX06HTでは問題なく動作しているのにGALAXY Sだと動かなくなる場合があります。そのためちょっと挙動が不安定という印象なのですが、逆にX06HTの完成度の高さを再確認することにもなりました。

今はミュージックプレーヤーとして使いながら、Twitterやfacebook、Webを利用し、アプリのインストールはまずこのGALAXY Sで行っています。あと、端末単体でスクリーンショットを撮れるのも便利で、ちょくちょく使っています。現在はホームアプリを「ICS Launcher」にしてGALAXY NEXUSっぽくしてﾆﾔﾆﾔしてますｗ

もちろん3G回線は使わずURoad-8000で接続しているので、spモードは解除してパケットの請求もきていません。




アップル製のiPod touch 8GBスマートフォンでもタブレットでもないミュージックプレーヤーですが、無線LAN搭載のデバイスとして「iPod touch」を購入しました。iOS5を搭載したホワイトモデルは、iPhone 4Sの1日前に発売されたデバイスで、個人的にジョブズ氏への追悼の意をこめて初のアップル製デバイスを手に取ってみました。

未だに一曲も入れてませんｗ　1,500円のiTunes Cardも購入したのですが、チャージすらしていませんｗ　無料アプリでAndroidにはないコナミの音ゲーを楽しんでますが、正直なところiPod touchではなくiPad 2を買えば良かったと猛反省しましたｗ




NTTドコモのL-03Cドコモのiモード機も買いました。コンデジケータイ「L-03C」(LG電子製)が量販店で新規契約一括0円で売られていたので衝動買い。このL-03Cはdocomo PRO seriesで、元々はかなり高価格モデルだったため、これが0円になったら即買いだよねーなんて言ってたら0円になっちゃってたので即買いしましたｗ　




背面のタッチパネルで操作通話、メール、iモードなど操作は基本的にタッチパネルで行います。文字入力だってタッチ操作でできるんですよ！フリック入力はできないけど。




通話している様子まぁこれがやりたかっただけって話もありますがｗ　ちなみに沈胴式のレンズはカメラモードを起動するとレンズが前に出て、カメラモードを終了するとレンズが引っ込みます。カメラモード起動中に着信があった場合は、受話した時点で一旦レンズが引っ込み、終話するとレンズが再び出てきてカメラモードが復帰します。つまりレンズが出たまま通話はできないので画像は擬似ですｗ




auのhtc EVO WiMAX ISW11HT


SMT-i9100L-03Cの本体はプレゼントしたため、回線は解約するかMNPでお得な契約がないかを検討していたところ、ある併売店でHTC製の「htc EVO WiMAX ISW11HT」(以下、EVO)とサムスン製の7インチタブレット「SMT-i9100」がセットで一括0円、さらに30,000円キャッシュバックのキャンペーンを行っていたのでサクッとMNPしました。買わない方がおかしいんじゃないの？っていうくらいの好条件なのでそりゃサクッといっちゃいますよね！

一般的にはSMT-i9100はおまけで付いてくる感じですが、私の場合むしろSMT-i9100が発表された頃から欲しかったのでEVOの方がおまけですｗ　と言っても、やはりHTC製スマートフォンの触り心地はとても良く安心して使えるため、X06HTが使えなくなった時の事を考えメイン機の予備として最近ではEVOもちょくちょく使っています。

7インチタブレットのSMT-i9100は若干重さを感じますが、サイズ感がとてもいいです。10インチクラスのタブレットに比べ、片手で取り出せて気軽に持ち運びができるので、常にバッグの中に入れて持ち歩いてます。


新旧入り混じった感じですが、全部で8つのデバイスとルータを購入しました。これら全ての本体代金をまとめてみると…
・URoad-8000：5,800円
・ICONIA Tab：8,500円
・L-09C：0円
・GALAXY S SC-02B：9,800円
・iPod touch 8GB：16,800円
・L-03C：0円
・htc EVO WiMAX ISW11HT：0円
・SMT-i9100：0円
合計：40,900円

となります。1台あたり5,000円強で購入している計算です。もちろん事務手数料、基本料、解約時の手数料などかかっていますが、パケット通信の定額制や不要なオプションサービスは解除してますし30,000円のキャッシュバックもあるので、全体としてはかなり安価に抑えています。

スマートフォンに関しては最新モデルはほぼ見送り安価な端末ばかりですが、逆に言うと今年たくさんのスマートフォンが出ましたが購入したい！と強く思えるものはありませんでした。そんな私がおすすめする今年2011年のベストバイ端末はこれです！







ベストバイはWiMAX Wi-Fi ルータ「URoad-8000」今年のベストバイはシンセイコーポレーション製のルータURoad-8000です！スマートフォン、タブレット、iPod touchがこの1台で全てインターネットに接続でき、さらに一日使えるバッテリー容量は素晴らしいの一言！最大10台までのデバイスをWi-Fiで接続できるのですが、複数のデバイスを毎月3,880円でインターネットに接続し放題できる点もモバイラーにとっては嬉しいです。

このルータを利用し始めたことで、デバイスの購入方法や利用方法も広がりました。一般的に、スマートフォン購入時の検討材料として注目される"バッテリー容量"や"テザリング機能"は全く考慮せず購入できるようになりました。

自分で使って、また人にもすすめることができる端末って実は非常に少ないのですが、このURoad-8000は購入以来ずっと使い続けていますし、自信を持っておすすめもできます！

ただし、WiMAXの利用できないエリアの方には全く論外な製品ではあるので、そういった方に向けたベストバイルータは正直ない現状が非常に残念です。各社からもっとシンプルでしっかり接続できるルータがもっと増えて欲しいですし、WiMAXも都市圏以外のエリア拡大に期待したいです。


長くなりましたが、最後にスマートフォンやルータをこれから購入しようと考えている方に、ここだけはおさえておきたいというポイントをお伝えして締めたいと思います。

・スマートフォン(特にAndroid機)
本体保存容量の多いものを選べ！

・モバイルルータ
連続利用時間が長いものを選べ！




■関連リンク
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