Windows 8の10インチタブレット「ASUS VivoTab Smart」 |
マイクロソフトの新OS「Windows 8」の発売とともに注目され始めたWindows 8搭載のタブレットですが、以前紹介したデル製の「Dell Latitude 10」に続いて今回はASUS(エイスース)製の「ASUS VivoTab Smart ME400C」(以下、ME400C)を紹介します。
■まずは開封
パッケージの中身は極めてシンプル、スクリーンクロスとUSB-ACアダプタ、ケーブルのみです。総じて没個性的になりがちなClover Trail搭載のWindows 8タブレットですが、本機はその中でもさらにインターフェース等に特別なものがありません。
しかし、ME400Cのもっとも魅力的な点はその重量にあります。なんと公称580g(手元の機材では574g)であり、これはアップル製の「iPad」(第四世代)の652g(WiFiモデル)と比べても大幅に軽く仕上がっています。
また、質感もiPadほどではありませんが、そこまでチープな感じはしない、シンプルなものとなっています。軽さとあいまって非常に魅力的な筐体となっています。
背面には800万画素のアウトカメラと、その右にNFC(Near Field Communication)が搭載されています。残念ながら現時点でこれを活用できるソフトウェアがプリインストールされているわけではありませんが、NFCの普及が進んでいることもあり、今後の活用が期待できる機能ではあります。
インカメラ、アウトカメラとも、残念ながら画素数に見合った写真は撮れず、シャープさに欠ける印象です。iPadのように活用できるレベルのカメラを搭載した機種も多いので、もう少し頑張ってほしいところです。
本体右側面には、ヘッドホン/マイク用端子、ボリュームボタン
本体上部側面の電源ボタンは、LED搭載で充電状態が確認できる
本体左側面には、MiniHDMI端子、ダミーカード方式のmicroSDスロット、
MicroUSB端子を搭載
■ソフトウェアとバッテリの持ち
プリインストールのソフトも考えられており、WindowsストアアプリではSuper Note 、ASUS Camera、ASUS WebStorage、asus@vibe Fun Center、Guide、My Library、MyDictonary、そのほかXBOXソフト系などがインストールされています。未だラインナップが多いとは言えないWindowsストアアプリですので、これだけの数がプレインストールされているとお得感があります。
一方でデスクトップアプリはLiveUpdateとWebStrageのみと、ほぼ“素のWindows 8”と言える状態です。互換性のあるデスクトップアプリはユーザーにインストールさせ、メーカーとしてはストアアプリをタッチパネルで利用する体験をしてほしい、との方向性が表れているのではないでしょうか。
バッテリについては、BBench 1.01(海人氏・作)を利用して測定しました。。無線LANで常時接続し、Bluetoothはオン、GPSとNFC、画面輝度の自動調整オフ、電源プランはデフォルトの「バランス」(ディスプレイの輝度は40%)を利用しました。「60秒間隔でのWeb巡回(10サイト)」で、3%到達まで10時間32分でした。
■残念ながら発売が見送られたオプション、使用後まとめ
本機のレビューでもっとも目玉となるべきであった2013年2月発売予定だったオプションのトランスリーブおよびトランスリーブ/Bluetoothキーボードセットですが、残念ながら2013年3月19日、製造工程での問題を理由に発売中止となってしまいました。
非常に残念ではありますが、予約していた方には無償で別途ケースを提供してくれるサービスも(2013年4月30日まで)行っていますので、筆者のように予約取り消しとなった方は是非忘れずに申し込んでおきましょう。
ほぼ1か月強利用しましたが、他のWindows8タブレットに比べ、bluetoothなどの安定感が高く、本体が軽い、癖のない本機は非常に使いやすいものがありました。トランスリーブが現時点で入手できないのは残念ですが、値段の安さも含め、まず一度Windows8タブレットを試してみるにはおすすめの一台です。
ASUS ME400-BK64 ブラック ( 10.1 inch / Atom 2760 / eMMC 64GB / メインメモリ2GB / 802.11BGN BT4.0 / Win8 ) ME400-BK64
ASUS ME400-WH64 ホワイト ( 10.1 inch / Atom 2760 / eMMC 64GB / メインメモリ2GB / 802.11BGN BT4.0 / Win8 ) ME400-WH64
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パッケージの中身は極めてシンプル、スクリーンクロスとUSB-ACアダプタ、ケーブルのみです。総じて没個性的になりがちなClover Trail搭載のWindows 8タブレットですが、本機はその中でもさらにインターフェース等に特別なものがありません。
しかし、ME400Cのもっとも魅力的な点はその重量にあります。なんと公称580g(手元の機材では574g)であり、これはアップル製の「iPad」(第四世代)の652g(WiFiモデル)と比べても大幅に軽く仕上がっています。
また、質感もiPadほどではありませんが、そこまでチープな感じはしない、シンプルなものとなっています。軽さとあいまって非常に魅力的な筐体となっています。
背面には800万画素のアウトカメラと、その右にNFC(Near Field Communication)が搭載されています。残念ながら現時点でこれを活用できるソフトウェアがプリインストールされているわけではありませんが、NFCの普及が進んでいることもあり、今後の活用が期待できる機能ではあります。
インカメラ、アウトカメラとも、残念ながら画素数に見合った写真は撮れず、シャープさに欠ける印象です。iPadのように活用できるレベルのカメラを搭載した機種も多いので、もう少し頑張ってほしいところです。
本体右側面には、ヘッドホン/マイク用端子、ボリュームボタン
本体上部側面の電源ボタンは、LED搭載で充電状態が確認できる
本体左側面には、MiniHDMI端子、ダミーカード方式のmicroSDスロット、
MicroUSB端子を搭載
■ソフトウェアとバッテリの持ち
プリインストールのソフトも考えられており、WindowsストアアプリではSuper Note 、ASUS Camera、ASUS WebStorage、asus@vibe Fun Center、Guide、My Library、MyDictonary、そのほかXBOXソフト系などがインストールされています。未だラインナップが多いとは言えないWindowsストアアプリですので、これだけの数がプレインストールされているとお得感があります。
一方でデスクトップアプリはLiveUpdateとWebStrageのみと、ほぼ“素のWindows 8”と言える状態です。互換性のあるデスクトップアプリはユーザーにインストールさせ、メーカーとしてはストアアプリをタッチパネルで利用する体験をしてほしい、との方向性が表れているのではないでしょうか。
バッテリについては、BBench 1.01(海人氏・作)を利用して測定しました。。無線LANで常時接続し、Bluetoothはオン、GPSとNFC、画面輝度の自動調整オフ、電源プランはデフォルトの「バランス」(ディスプレイの輝度は40%)を利用しました。「60秒間隔でのWeb巡回(10サイト)」で、3%到達まで10時間32分でした。
■残念ながら発売が見送られたオプション、使用後まとめ
本機のレビューでもっとも目玉となるべきであった2013年2月発売予定だったオプションのトランスリーブおよびトランスリーブ/Bluetoothキーボードセットですが、残念ながら2013年3月19日、製造工程での問題を理由に発売中止となってしまいました。
非常に残念ではありますが、予約していた方には無償で別途ケースを提供してくれるサービスも(2013年4月30日まで)行っていますので、筆者のように予約取り消しとなった方は是非忘れずに申し込んでおきましょう。
ほぼ1か月強利用しましたが、他のWindows8タブレットに比べ、bluetoothなどの安定感が高く、本体が軽い、癖のない本機は非常に使いやすいものがありました。トランスリーブが現時点で入手できないのは残念ですが、値段の安さも含め、まず一度Windows8タブレットを試してみるにはおすすめの一台です。
ASUS ME400-BK64 ブラック ( 10.1 inch / Atom 2760 / eMMC 64GB / メインメモリ2GB / 802.11BGN BT4.0 / Win8 ) ME400-BK64
ASUS ME400-WH64 ホワイト ( 10.1 inch / Atom 2760 / eMMC 64GB / メインメモリ2GB / 802.11BGN BT4.0 / Win8 ) ME400-WH64
プロセッサ | Atom Z2760(2コア/4スレッド、 最大1.8GHz、キャッシュ512KB×2) |
OS | Windows 8 32ビット |
メモリ | LPDDR2-800メモリ 2GB |
ストレージ | 64GB |
ディスプレイ | IPS方式パネル10.1型液晶ディスプレイ(光沢)、 1,366×768ドット、5点タッチ対応 |
グラフィックス | Intel Graphics Media Accelerator (PowerVR SGX 545) |
ネットワーク | IEEE 802.11b/g/n、Bluetooth 4.0 |
その他 | Micro USB 2.0×1、前面200万画素/背面800万画素カメラ(LEDフラッシュ付き)、microSDカードスロット、 音声入出力、NFC |
センサー | GPS、電子コンパス、光センサ、加速度センサ、ジャイロスコープ、磁気センサ、NFC |
サイズ/重量 | 幅262.5mm×奥行き171mm×高さ9.7mm / 約580g |
バッテリ | リチウムポリマー/最大約9.5時間 |
直販価格 | 54,980円 |
記事執筆:wakitakun
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